新撰組顛末記 の商品レビュー
『沖田総司』と同じく、中学~高校生の頃云々の懐かし本。 昔は一冊1000円以上の本を買うのには本当に覚悟がいったものです。図書館で何度も借りたり読んだりして、迷って迷って買ったのを思い出します。 永倉新八は新撰組の中で中核となった試衛館一門のひとりで、斉藤一と同じく明治まで生き...
『沖田総司』と同じく、中学~高校生の頃云々の懐かし本。 昔は一冊1000円以上の本を買うのには本当に覚悟がいったものです。図書館で何度も借りたり読んだりして、迷って迷って買ったのを思い出します。 永倉新八は新撰組の中で中核となった試衛館一門のひとりで、斉藤一と同じく明治まで生き残った人。なので、生々しい話や裏話的なエピソードがある一方、若干美化しすぎと思わないでもない。 それも含めて、幕末好きならやっぱり一読したい本。
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小説? というかリアルです。斉藤一が腹痛になったとかいう行がいつも笑える……。そんなナマっぽい話が現代につながって読めるのがすごいです。ありがとう、永倉新八!
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文庫サイズになり、更に読みやすくなりました。 やはり、実際に体験された方の言葉には重みがあります。 ただ、帯に唯一の生き残りと書いてありますが、他にもいらっしゃいますよね?
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新撰組を知る為の書籍入門です。 新撰組隊士・永倉新八さんが語った本。 色々と美化されたりしている部分があるだろう、といわれていますが、 勝てば官軍であって、官軍側が美化している中でこれくらいは…と思いますし、 なによりも本人が話しているので、憶測だけの読み物よりは当然真実です。...
新撰組を知る為の書籍入門です。 新撰組隊士・永倉新八さんが語った本。 色々と美化されたりしている部分があるだろう、といわれていますが、 勝てば官軍であって、官軍側が美化している中でこれくらいは…と思いますし、 なによりも本人が話しているので、憶測だけの読み物よりは当然真実です。 文庫になったんだなー、とおもいながら本棚に入れました
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新撰組二番隊組長永倉新八が語る内容を、記者がまとめて記事にし、それをさらに一冊にまとめた本です。新撰組の中核にいた人物の語る新撰組の内情は非常に興味深いです。文体も少々古い文体ではあるのですが、どういうわけかかなり読みやすい。分かりやすい平易な文章を心がけて作れたのかも知れませ...
新撰組二番隊組長永倉新八が語る内容を、記者がまとめて記事にし、それをさらに一冊にまとめた本です。新撰組の中核にいた人物の語る新撰組の内情は非常に興味深いです。文体も少々古い文体ではあるのですが、どういうわけかかなり読みやすい。分かりやすい平易な文章を心がけて作れたのかも知れません。 新撰組ファンには是非ともオススメの逸品。
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浪士文久報国記事に比べると、時間の経過故か新聞記者を介した故か多分に物語風ではありますが。 当事者にか語ることの出来ない臨場感がヒシヒシ伝わってきます。 文庫化で手軽に読めるのも嬉しいです。 僅かですが、禁門の変の件で伏見奉行林忠交の名前も出てきて吃驚。 卒論前に読んでおきたかっ...
浪士文久報国記事に比べると、時間の経過故か新聞記者を介した故か多分に物語風ではありますが。 当事者にか語ることの出来ない臨場感がヒシヒシ伝わってきます。 文庫化で手軽に読めるのも嬉しいです。 僅かですが、禁門の変の件で伏見奉行林忠交の名前も出てきて吃驚。 卒論前に読んでおきたかった…。(2009年7月9日読了)
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