スペース の商品レビュー
駒子シリーズ第3作だったのね〜。 何も考えず図書館で借りる。が、第1作目の『ななつのこ』は読んでるんだよなぁ、覚えてないけど。 「バック・スペース」の寮の話のあたりは学生時代を思い出して懐かしかった。縁があったのね春一と。すごい偶然で会うところはゾゾーっとした。男女の仲に限らず、...
駒子シリーズ第3作だったのね〜。 何も考えず図書館で借りる。が、第1作目の『ななつのこ』は読んでるんだよなぁ、覚えてないけど。 「バック・スペース」の寮の話のあたりは学生時代を思い出して懐かしかった。縁があったのね春一と。すごい偶然で会うところはゾゾーっとした。男女の仲に限らず、巡りあわされるということはあると思うな。
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駒子シリーズ第三弾です。 前二作を読んでから大分間が空いてしまったので、 (10年以上経っていると思う) 細かい所は覚えていない。 もう一度読み返してからとも思ったが、 今回の主人公は駒子ではないので問題なかった。 花巻で暮らしているまどか。 あの地震の時はきっと大変だった...
駒子シリーズ第三弾です。 前二作を読んでから大分間が空いてしまったので、 (10年以上経っていると思う) 細かい所は覚えていない。 もう一度読み返してからとも思ったが、 今回の主人公は駒子ではないので問題なかった。 花巻で暮らしているまどか。 あの地震の時はきっと大変だったのだろうなと思ってしまった。
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再読。一番最初に読んだときはなんとなく分かった。ただし何かに気付いたのではなく直感で。伏線を見つけることと温かい内容で再読を楽しめました。
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ご存じだろうか。<魔が差す>という瞬間は、たぶんどんな人にも1度や2度は訪れるものなのだ。そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいかけ離れている駒子にさえ、その瞬間は突然やってきたのだから。クリスマスにひいた風邪が軽快し、空はすこんと晴れあがった大晦日、出かけたデパート...
ご存じだろうか。<魔が差す>という瞬間は、たぶんどんな人にも1度や2度は訪れるものなのだ。そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいかけ離れている駒子にさえ、その瞬間は突然やってきたのだから。クリスマスにひいた風邪が軽快し、空はすこんと晴れあがった大晦日、出かけたデパートであるものに目を奪われたばかりに、息が止まりそうな思いをした駒子は・・・。(紹介文参照) --------------------------------
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「スペース」と「バックスペース」の2作で裏表の物語になっています。手紙に綴られた楽しい学生生活と、そこでは語られなかった想い。この物語の主人公に共感して涙が止まりませんでした。
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いつもとはちょっと違う感じがした. 前半はいつものとおり駒子の話だけど,手紙が中心. そして,後半は本当の手紙の主の物語. いつも駒子目線の物語だったけど,違う人から駒子やそのまわりの人物の描写があるのが新鮮だった.
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ご存じだろうか。“魔が差す”という瞬間は、たぶんどんな人にも一度や二度は訪れるものなのだ。そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいにかけ離れている駒子にさえ、その瞬間は突然やってきたのだから。クリスマスにひいた風邪が軽快し、空はすこんと晴れ上がった大晦日、出かけたデパー...
ご存じだろうか。“魔が差す”という瞬間は、たぶんどんな人にも一度や二度は訪れるものなのだ。そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいにかけ離れている駒子にさえ、その瞬間は突然やってきたのだから。クリスマスにひいた風邪が軽快し、空はすこんと晴れ上がった大晦日、出かけたデパートであるものに目を奪われたばかりに、息が止まりそうな思いをした駒子は…。 駒子シリーズ第3弾であり、現行最新作。 このシリーズ、書評サイトで見るにつけ「良い」と、 好評率がかなり高く、気になっていたけれど、 そもそも新刊本にばかり気がいく性質のわたし、 なかなか手に取れずにいた。 3作通じて、期待以上に好みだ。 日常のちょっとした謎を孕みつつ、 女の子独特の思いや成長、恋物語と、 内容満載で、主人公たる駒子の「天然」っぷり、 けれども人を惹きつけずにはいられない 「天真爛漫」で、「素直」で、 すっかり大人になったわたしには、 その何もかもが可愛いのだ。 解説でも触れられているが、 このシリーズ、少なくともあと1作は構想されていると・・・ うん、そうでなくちゃ、肝心の駒子の恋の行方が、 個人的な夢想で終わるもの。 ああ、早く読みたいっ♪ 《2010年1月17日 読了》
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初・加納朋子だった。 はるかちゃんに宛てた手紙が長くて滅入り、何度も放置したため読むのに半年かかった。 でもそれ以外はあっさり読めましたし面白かった。 手紙のところは、ざっと目を通せば良いのではないだろうか。
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駒子シリーズの第3弾。これまでの連作短編とは形式が違っていたけど、シリーズのまとめのようなところもあり、楽しめました。
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駒子シリーズ第3弾。 2007年に『ななつのこ』『魔法飛行』に出会い大好きになり、『スペース』の文庫化を心待ちにしていました。本屋さんで見つけた時は嬉しくて嬉しくて、迷うことなく即購入。私にしては珍しい行為でした。 前作と今作の出版の期間はかなり空いていますが、話の中ではほんの...
駒子シリーズ第3弾。 2007年に『ななつのこ』『魔法飛行』に出会い大好きになり、『スペース』の文庫化を心待ちにしていました。本屋さんで見つけた時は嬉しくて嬉しくて、迷うことなく即購入。私にしては珍しい行為でした。 前作と今作の出版の期間はかなり空いていますが、話の中ではほんの数日の間です。それでも「お久しぶり、最近見ないうちに変わったね」という感じではなく、「一週間ぶりだね」と言えるほどの違和感の無さは不思議で素晴らしく思いました。 毎回そうなのですが、話の作り方に驚かされます。こんな読み方、今までしたことない!と。 スペース、バックスペース。まどかさんの話、駒子と瀬尾さんの話。 これからの人生、自分の居場所に不安を感じる女子大生という少女達(私も含め)の代弁をしてくれているような、憧れを表してくれているような、そんな物語でした。 そう。ずっと明かされていなかった瀬尾さんの名前も明らかに! 実は以前こんな名前だったらいいな、なんて私が勝手に妄想していたのと全く同じで驚いたり。 あと、これを読んで、とても岩手に行きたくなりました。 宮沢賢治記念館とひっつみ定食に興味津々です。
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