トワイライト・ミュージアム の商品レビュー
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主人公を含む人物造形とか博物館の設定とか養護施設からオーナーになるまでの展開とかは、まるっきりラノベ。でも「タイムトラベル」するから、SF になるのか?でも、魔女狩り将軍達のイリュージョン紛いの仕掛けを見破る考察は、ほとんど新本格の謎解き。そしてなんとも珍妙な参考文献…なんですか、このラインナップは??
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もう少しメルヘンチックなのを想像してたので、過酷だった…でもすごくのめり込んで一気に読んでしまいました。 続編とかシリーズとかあるのかな… 本棚でタイトルと装丁に惹かれてふらっと借りたので
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伯父が見つかった、と思ったら、亡くなった。 どうすればいいのかと思っていたら、遺産が残った。 売却もできない遺産をどうするのか、と思っていたら 話はそこではなく、脳死が問題でした。 心だけがタイムトリップなら、一体どこで何を? から 確かに、と頷ける仮説まで。 しかも冒険するの...
伯父が見つかった、と思ったら、亡くなった。 どうすればいいのかと思っていたら、遺産が残った。 売却もできない遺産をどうするのか、と思っていたら 話はそこではなく、脳死が問題でした。 心だけがタイムトリップなら、一体どこで何を? から 確かに、と頷ける仮説まで。 しかも冒険するのではなく、見守るかかりとは ものすごくじれったいです。 異端審問の正体に、なるほど、というのはありますが それをするために、そこまで場を作るとは…。 そこまでして快楽に酔いたいか? と聞きたいものが。 まぁ人間、一度手を染めればもう抜け出せませんが。 傷ついて、大変な彼女を支えるだけ。 見ているだけの彼がこれだけ辛いのなら 背後にいる大人たちはどうなのでしょう? 記録をとるため、と割り切っているのか それさえもなく記録し続けるのか。 大人、なのか。
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一度書店で見かけて気になっていて、図書館で見つけたので借りてきました。 自分が思っていたのとは方向性が違いましたが、まぁ面白かったです。 もっと博物館の中で冒険的な要素が勝手にあると思ってました(苦笑)。 タイムトラベル物であることはあらすじにも書いてありましたが、その飛び方もユニークな感じ。 主人公がのっけから不幸の連続。 タイムトラベル中もツライことが多くて、読んでて楽しくなる系ではないですが、中世ヨーロッパの魔女狩りの話や、魔女裁判のトリックを見破るという謎解きという趣向は面白いと思いました。 最後が中途半端とまでは言わないけど、余韻があまりなく終わってしまうのが勿体ない感じがしました。
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初めての作家さん。 とても不思議な話だった。 意識が過去で彷徨っている、そしてその意識を 勇介と枇杷が奮闘し、連れ戻すという話。
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おもしろかった。 「ミステリ」というけど、殺人事件が起こるわけではないし、名探偵も登場しない。 魔女裁判の仕掛けを暴く、ということでミステリ要素がないわけではないけど。どっちかっていうとファンタジーかな? でもストーリーが良かったので良し。 続編があってもおかしくなさそうだけどど...
おもしろかった。 「ミステリ」というけど、殺人事件が起こるわけではないし、名探偵も登場しない。 魔女裁判の仕掛けを暴く、ということでミステリ要素がないわけではないけど。どっちかっていうとファンタジーかな? でもストーリーが良かったので良し。 続編があってもおかしくなさそうだけどどうなんだろう?
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設定は面白いけど、行った先の時代背景があまり魅力的でなくて飛ばし読み。ラストがどうなるかだけ気になって、途中の出来事はどうでもよくなってしまった。残念。
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タイムトリップの理由を科学的に?説明しつつ大切な子を助けるために過去に飛ぶ男の子のお話。 主人公にとって大事な女の子のエピソードがもうちょっと欲しかったなと思います。 主人公よりは、脇役たちのキャラクターの方に好感が持てました。現実というものを主人公に見せつつも、主人公のために希望を見出そうとする大人たちがかっこいいです。 西洋史や当時の社会状況なんかも丁寧に描かれていたし、ストーリーもうくまくいくかと思わせて・・・・・・みたいな展開もあったので、読んでて飽きなかったです。 ただ、ノベルスから出すのではなく児童書から出したほうが良かったのではないかなと個人的に思います。「魔女狩り」の表現等で,難しいのかもしれませんが。。 この方の著者では私はこれが一番好きです。
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ミステリーとファンタジー。おもしろいのだけど、説明される謎(トリック)と、説明されない謎(非科学)の組み合わせに、ちょっと違和感を感じるところがいくらかあった。前者は"理解"の対象となるものであるのに対して、後者は端から"理解"の対象外。人...
ミステリーとファンタジー。おもしろいのだけど、説明される謎(トリック)と、説明されない謎(非科学)の組み合わせに、ちょっと違和感を感じるところがいくらかあった。前者は"理解"の対象となるものであるのに対して、後者は端から"理解"の対象外。人の行動と事件の原因結果を"理解"することに帰着するミステリーの基本的文脈のなかで、非科学的なものが浮いてしまっている、そんな印象。
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ううううーん。初野晴に限らず、ファンタジーって苦手だ。ああ、もうっ(自分を叱責)。 あらすじ: 児童養護施設で育った身寄りがない片岡勇介のもとに、突然大叔父が表れ身柄を引き取った。養護施設の小さな少女・ナナのことが気がかりだが、これで人生安泰か、と一安心したところ、大叔父が事故...
ううううーん。初野晴に限らず、ファンタジーって苦手だ。ああ、もうっ(自分を叱責)。 あらすじ: 児童養護施設で育った身寄りがない片岡勇介のもとに、突然大叔父が表れ身柄を引き取った。養護施設の小さな少女・ナナのことが気がかりだが、これで人生安泰か、と一安心したところ、大叔父が事故で死んだ。それから彼は大叔父所有の博物館で暮らすことになる。学芸員の牧村とその他五人の学芸員、謎の女性・枇杷に囲まれている中、事件の一方が入った。養護施設で勇介になついていた少女・ナナが交通事故にあい、脳死状態に――。病院のベッドで見た小さな身体は祈るような格好をしていた。彼女を助けたい、そう願う勇介に牧村は驚愕の事実を口にする。 ――彼女の意識は遥かかなた、中世のイングランドへ飛んでいる、と。 ナナを助けるため勇介は枇杷の力をかりて、僅かな手がかりをもとに、タイムトラベルに出かけた。しかし待ち受けていたのは、想像を絶する残酷な世界だった。 また、難しい問題に手を出したなあ初野晴。脳死なら初野さんの「水の時計」の方が切れ味がイイ。同じくファンタジーだけど、社会派として「与える自由と受け取らない自由」という新しい視点を提供してくれたのだから。 今回は脳死者の中には意識が別の時代のどこかほかの場所にとばされてしまった者がいる、助けたければタイムトラベルして宿主を探さなければならない、という設定だ。ファンタジーにリアリティは求めないけど、あまりにも突拍子で「んんん?」と語尾上げ状態になったぞ。 「水の時計」では脳死の問題が中心となっていたが、「トワイライトミュージアム」ではナナの意識が飛ばされた中世イングランドの魔女裁判にスポットがあてられている。いかに巧妙に言い逃れができない罠が仕掛けられていたか、という点は興味深い。一度疑われれば逃れる道はない、そういう仕組みが出来上がっていた。中でも悪名高い魔女狩りを行ったマシュー・ホブキンスの使った仕掛けを見破ろうとする勇介だけれど、この「脳死と魔女裁判」が自分の中でうまく融合が出来なくて、ついていけなかった。そして根底にある、宿主の命は助からない、という前提もついていけない要素だった。魔女裁判のデタラメを暴くなら、もっと真っ向から向かってヒロイックな話にしたほうが、収まりがいいんじゃないか。 うーん、なんかちぐはぐな印象を受けた作品だった。
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