リファクタリング・ウェットウェア の商品レビュー
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p116 世代傾向 p125 性格分類 自分が INTJ 性格だとわかった。 内向、直感、思考、判断的態度 まさに「達人プログラマー」になるための個人向けCMMみたいなものだ。 初心者/中級者/上級者/熟達者/達人の5段階がある。 引用されている「ベナー看護論」はぜひ読んでみたい一冊だ。 印象に残ったところで、 初心者クラスのプログラマーが学んだばかりデザインパターンのほとんどを、 小さなコードにつめこんだ話が出てくるが、あまりにありがちで笑うに笑えない。 初心者はあらゆる可能性を検討してしまうが、 達人クラスは、直感を使って必要にして十分な最適解をいきなり出してしまう。ということを書いている。
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個人としては思考方法のバイブルとなり得た。 自分が培ってきたものた重なる部分もあり、全てにおいて論理的な説明がなされていると感じた。 実践したくなることが豊富。 序盤を読んで信じられない人にとっては全てが信じられないだろう。
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「リファクタリング」ではなくて、副題の「達人プログラマーの思考法と学習法」に関する本。 ちょいちょい「ハッ」とさせられる内容あり。
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論理的思考と直感・関連性の思考における脳の働きを理解し、学習や仕事方法のレベルアップに。 byジョイマン
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研究等でさらなる生産性・効率の向上の必要性を感じ手に取る。 この本では、特定の問題解決を行う任意の技能の達人になるための実用的な方法を、技能の修練度のモデルとその修練度に応じた能力の要件を決め、その能力が人間の脳の機能・学習方法とどう関連づき、鍛えていくかを述べている。 特定の技能の達人になるには、直感、知識を組み合わせるパターンマッチング、コンテキストを考え問題全体を俯瞰してみることができる必要があるという。 これらの要件を満たす上で重要なことは、我々の脳はそれぞれ問題によって処理の仕方が異なることに注目し、自分がいま現在取り組んでいる問題をどう処理しているかを理解しコントロールすることであるという。 具体的には2種類の状態に分けて処理を行っている。 言語や論理的思考を得意とする状態をLモード、全体的な視点、直感、物事の関連性を発見するRモードである。 Rモードはその処理を担当する能力の性質上、実際の問題解決に必要であるにもかかわらず、あまりうまく鍛えられていないことを述べ、意識的にRモードに移行する方法を紹介している。 自分が印象に残ったことをあげるならば、 Rモードへの移行方法 ・文章は清書を気にせずとりあえず全部書いてみる ・具体的なゴールを決めずに情報と戯れる ・モーニングページ(朝いちばんに思いついたことを書きなぐる) ・比喩表現やユーモアを意識的に使う などなどである。 特に学びが多かったのは第5章「意識的な学び」、第6章「経験の積み重ね」、第7章「集中のコントロール」について。 ・読書をする際は章ごとに質問を作る ・プレッシャーは創造力や好奇心を失わせる ・単純なフィードバックの繰り返しが最も効率のよい学習方法 ・取り組んでいる問題に対してコンテキストの切り替えをできるだけ少なくする ・作業における割り込みを意識的に減らす この本を読んで得られた意識付けは以下の3つ。 ・新しい知識を得る場合は質問を考えてから情報収集を行う ・コンテキストの切り替えを意図的に減らすこと ・遊びや自由な戯れから効率的な学びと問題解決のアイディアを得られる とりわけ新しいものではないが、特に近年はコミュニケーションコスト、情報探索コストが極端に下がる中で自身が目にする情報を意図的に制御することは注目されている。 複数のタスクに取り組んだり、作業中に割り込みが発生することが現代の企業人には多いだろうが、それらを意識的に減らすことはまだまだ改善の余地があることを感じた。 この本では情報端末を上手に活用することでそれらの生産性の向上の方法を掲示している。 全体的に実用的な内容が多く、問題解決に従事するすべての人が参考になる点を見出すことができるように感じた。
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読み終わったけど、これと言ってやってみようと思ったことがなかった。。散歩するとインスピレーションが得られる的な話は同意。 ドレイファスモデルについて、もう少し詳しく知りたかったけど、日本語の書籍には無さそうだった。
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「リファクタリング」という言葉が使われてはいますが、プログラミング本ではなく、「ウェットウェア=脳」の整理して最大限の能力を発揮させましょう、という、ちょっと珍しい題材の書籍。IT関連書籍ですが他分野でも共通して言えることが多く、学習法としてもオススメ。高校とかの一番最初に、こう...
「リファクタリング」という言葉が使われてはいますが、プログラミング本ではなく、「ウェットウェア=脳」の整理して最大限の能力を発揮させましょう、という、ちょっと珍しい題材の書籍。IT関連書籍ですが他分野でも共通して言えることが多く、学習法としてもオススメ。高校とかの一番最初に、こういう講義やったらいいんじゃないのかな。 「ああ、そういえば実践してるなあ」ということが詰まっている書籍なのですが、漠然とイイと思ってやっていたことが整理されて理解でき、なかなかの良書だと思います。 以下は、個人的な備忘録メモです。 前半は、左脳・右脳の役割と、その能力の発揮のさせ方を、具体例をもって説明。特に右脳(本書ではRモードという言葉で表現)を如何に働かせ、アイデアやヒラメキを出させるか、を重要視。直感を信じる。ただし後から検証すること。 無意識から生み出されるものを、とどめておく方法など面白い。例えば、「酔って書き、素面でリライトせよ」とか「モーニングページ」とか。自分も、この効果に気づいていて、会社の朝礼などでも紹介したことがあるのを思い出した。 経験することの重要性。ロッククライミングの授業で、何も知らない生徒に、まず先に登らせてから、その後に講義することで、納得性しやすくする、なんてのは部下やメンバーに仕事を教える時にも大事なこと。敵は過ちではなく無為無策。失敗を恐れず、とにかく経験して振り返って学ぶこと。 時間は有限。時間は作り出したり、破棄したりすることはできない。配分できるだけである。だから、どのように時間を使うか計画する。達成可能な目標を具体的に定め、期限を設けて取り組むことが大事。 集中力。脳をリラックスさせることが重要。瞑想が興味深い。 ただし脳にも限界あり。GTDなど使って、今、要らないものは、一旦、脳から追い出す。必要な時にはすぐ取り出せるように。
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達人プログラマーAndy Huntの著書。学習の仕方、考え方に関する書籍のため、各種の学習の前に読んでおくと効果的。
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プログラマだけのための本ではなかった。学生、社会人全ての人が読んで意味のある本だと思います。もう一度読み返します。
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技術書かと思ったら、どちらかというと自己啓発本に近い感じでした。 ただ、自己啓発本によくある「俺つえー」という内容ではなく、考え方とか勉強の意識の仕方とか、目的に至る手段を詳しく紹介してくれる内容でしたが、途中途中でナナメ読みに…… まだ自分がこの本を読める域に達していないという...
技術書かと思ったら、どちらかというと自己啓発本に近い感じでした。 ただ、自己啓発本によくある「俺つえー」という内容ではなく、考え方とか勉強の意識の仕方とか、目的に至る手段を詳しく紹介してくれる内容でしたが、途中途中でナナメ読みに…… まだ自分がこの本を読める域に達していないということなんでしょうけど。
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