少年少女飛行倶楽部 の商品レビュー
爽快な青春小説! 海月と書いてみづき、海星と書いてかいせい、樹絵里、朋と書いてるなるな、球児、神、ととにかく変わった名前の奴らが集まり、あろうことか空を飛ぶクラブを立ち上げる。 これはあれかな、設定の面白さで空回りして中身はつまらないパターンかな、と危惧したのがバカだった。 登場...
爽快な青春小説! 海月と書いてみづき、海星と書いてかいせい、樹絵里、朋と書いてるなるな、球児、神、ととにかく変わった名前の奴らが集まり、あろうことか空を飛ぶクラブを立ち上げる。 これはあれかな、設定の面白さで空回りして中身はつまらないパターンかな、と危惧したのがバカだった。 登場人物は決して少なくないのに、一人一人がとてもいい個性が出ている。 主人公、海月の母やスーパー星川の店主といった大人たちも暖かく面白く彼らを見守ってくれている。 ぶっきらぼうな部長、神のキャラが私としては一番魅力的。 大人になったらなかなかない、夏休み。もう戻らない学生時代の夏休みを、追体験したような気持ち。 読むなら断然、夏がいい。
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中学生になった海月は幼馴染のジュジュに引きずられるように飛行クラブに入部してしまう シスコンで癖のある部長、野球部と掛け持ちの中村先輩、野球好き両親に歯向かえない運動音痴の餅田、金持ちお嬢様のルナルナ 部活のメンバーで熱気球での飛行実施を目指し、資金を作り文化祭の朝、気球を上げる...
中学生になった海月は幼馴染のジュジュに引きずられるように飛行クラブに入部してしまう シスコンで癖のある部長、野球部と掛け持ちの中村先輩、野球好き両親に歯向かえない運動音痴の餅田、金持ちお嬢様のルナルナ 部活のメンバーで熱気球での飛行実施を目指し、資金を作り文化祭の朝、気球を上げることに成功 ただ、マンションのベランダへルナルナを助けに行くところは別になくてもよかったかな
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とってもさわやかな青春小説です。 海月の一人称で書かれていますが、部長のカミサマ、好青年の海星くん、甘えん坊のようで実はいろいろな思いを抱えていた樹絵里、ユニークなるなるなに球児くん、イライザ。 海月のひとり突っ込みもおもしろいし、個性のある友達も生き生きと魅力的に描かれていま...
とってもさわやかな青春小説です。 海月の一人称で書かれていますが、部長のカミサマ、好青年の海星くん、甘えん坊のようで実はいろいろな思いを抱えていた樹絵里、ユニークなるなるなに球児くん、イライザ。 海月のひとり突っ込みもおもしろいし、個性のある友達も生き生きと魅力的に描かれています。 中学生のクラブ活動をテーマにほんとにさわやかに、明るくおもしろく、でも、中学生の頃って、そんな風に考えたりしてたかなぁとちょっと懐かしいような気分にさせてくれる1冊でした。
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加納作品にしては珍しいタイプの作品だなあと思いました。爽やかな中学生の青春を描いた作品。 なりゆきで突拍子もない部活に入る羽目になったものの、そんな状況下でも頑張るくーちゃんがとてもしっかりしていて健気だった。中学入ったばかりの子ってこんなにしっかりしてないような気もするけど。苦...
加納作品にしては珍しいタイプの作品だなあと思いました。爽やかな中学生の青春を描いた作品。 なりゆきで突拍子もない部活に入る羽目になったものの、そんな状況下でも頑張るくーちゃんがとてもしっかりしていて健気だった。中学入ったばかりの子ってこんなにしっかりしてないような気もするけど。苦労性だとこうなるのか…。だけど、あのまっすぐさ、好きだなあ…時々お節介が過ぎるのが玉に瑕だけど。 どのキャラもキャラが濃いです。名前も濃いです(笑)DQNていうかDQNだよなあ…(笑) そして、夏休みのシーンなんかはいっそ陳腐といっていいくらいだったけれど、その発想の陳腐さが逆に中学生らしいような気もした。 最後のカミサマのあの発言は本当青春だなあって感じがしたなあ…あれは彼の唯一のデレな気が(笑) そうして、苦労の日々が続いていくのであろうくーちゃんに幸あれ…^^;
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楽しく明るい中学生ストーリー。いやいや、中学生は中学生としてちゃんと悩んでいるのです。 頭がくらくらするような登場人物の名前は、なるほどそういう意図があったのですね。でも、最近はそういう名前、割と普通ですよね。さすがにるなるなはないでしょうが。 無自覚の恋心がとても可愛い。先...
楽しく明るい中学生ストーリー。いやいや、中学生は中学生としてちゃんと悩んでいるのです。 頭がくらくらするような登場人物の名前は、なるほどそういう意図があったのですね。でも、最近はそういう名前、割と普通ですよね。さすがにるなるなはないでしょうが。 無自覚の恋心がとても可愛い。先輩は、ラストのセリフで全部もっていきましたね!「その方がいい」んだね!
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女同士の友情あるあるみたいな、ライトなだけでない部分もあるのですが、全体的にはからっとしていて面白かったです。先輩はラストの一言だけで良いところを全部持っていった気がする。
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2012/6/4 913.6||カノ (3階日本の小説類) 中学1年生の海月(みづき)は幼なじみの樹絵里(じゅえり)に誘われて入部したのは「飛行クラブ」。 メンバーは2年生の変人部長・神(じん)ことカミサマ、野球部兼部の海星、不登校で高所平気症のるなるな、運動神経はないけど気...
2012/6/4 913.6||カノ (3階日本の小説類) 中学1年生の海月(みづき)は幼なじみの樹絵里(じゅえり)に誘われて入部したのは「飛行クラブ」。 メンバーは2年生の変人部長・神(じん)ことカミサマ、野球部兼部の海星、不登校で高所平気症のるなるな、運動神経はないけど気は優しい球児、驚くほどいじわるな戸倉良子。 果たして彼らは空に舞い上がれるか!? 私たちは空が飛べる。きっと飛べる。かならず飛べる。空飛ぶ青春小説。
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るなるな、じゅえり、神、など、目がチカチカしそうな名前に挫折しそうになったけど、読み進めるうちに、これは必要不可欠なネーミングだったのだと、深く反省。。。 「名付け」は親の支配の象徴だったんですね~! 海月がお気楽な天然キャラだと思っていた樹絵里が語る『二人組』の怖さや、強烈な...
るなるな、じゅえり、神、など、目がチカチカしそうな名前に挫折しそうになったけど、読み進めるうちに、これは必要不可欠なネーミングだったのだと、深く反省。。。 「名付け」は親の支配の象徴だったんですね~! 海月がお気楽な天然キャラだと思っていた樹絵里が語る『二人組』の怖さや、強烈な悪口陰口を仲良くなるための『花束』として差し出すイライザなど、はるか昔の中学時代をくっきりと思い出してしまうほどのリアリティでした。 親だけじゃなく、いろんな支配やしがらみから、力がまだ足りないことを思い知らされながらも不器用に飛び立とうとする少年少女たちがけなげで、全力で応援したくなります。 ラストはちょっと「魔女の宅急便」ぽいし、文体も「これが加納さん?!」と思うくらいの変貌ぶりですが、この作品あたりから、加納さんは「リリカルで繊細な作風の加納朋子」からの脱却を図っているのかも。。。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりに加納さん読みました。なんか。。図書館戦争っぽいな~って印象。。。失礼かもしれませんが。。 最初に、心得を書いてあるとことか。。読ますとことか。。なんだかな。。障害を持ってるキャラクターも出てくるし。。 最初、いがみ合ってた主人公と神さまが仲良くなるとことか。。 う~ん。。。面白かったのですが。。。図書館戦争を読んでなかったらもっと面白かったかも。(笑)またまた失礼ですが。。。 あ、加納さん好きです。ただこの話はちょっと残念。
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大好きな作家さんの一人です。 今回のお話は『海月』『神』『樹絵里』『海星』『球児』。名前も性格も癖のある中学1・2年生が『空を飛ぶ』ことを目標とした『飛行倶楽部』で活動する青春小説。 読んでいると中学生のひたむきな感じにむず痒さを感じます。
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