少年少女飛行倶楽部 の商品レビュー

加納朋子【著】

2009/10/12

かわいいおはなし。みんなの名前がすごい。中学生のころに読んだらはまるかも・・・？唐突にぎんたまの銀さんとか出てきてびっくりした笑。

2009/10/04

著者後書きにもあるように、底抜けに明るい青春物語です。これはこれで文句なしに楽しいんですが、本作で息抜きもできたことでしょうから、次なる加納ワールドを目指して欲しいですね。

2009/10/04

最初はなんだ？この話…と少しついていけなかった。
主人公の海月(みづき)が突然ほうり込まれた状況にも登場人物にも。
まあ中学生が主人公のお話に感情移入できる年齢でもないけど。

でも海月が所属するクラブの活動である"飛行"の内容が具体化してくると、どんどん先が気になった。
海月自身にも心の変化が見えたし、変人部長、斎藤神(さいとうじん)も少しずつ丸くなっていく。
有川作品の甘さを少し抑え目にしたような恋も…？

で、気付けばさくさくと最後まで一気読みでした。
肩肘張らずに楽しめる、爽やか青春小説です。

2009/10/08

文体は口語調でとてもライト、内容もいかにも王道！な青春小説。
展開は簡単に予想がつくが、文章が軽く笑いの要素も多いのでそれほど気にならない。
だが、主人公の性格や周りからの評価、クラブ部長の姉の設定などが
あまり掘り下げられずポンと出てきたので、ご都合主義だと感じさせられてしまった。
暇で元気のあるときに読むにはうってつけの本だろう。
ラストが今までの流れをぶち壊すようなものだったのが非常に残念。

2009/10/04

■内容紹介■
中学1年の海月（みづき）が入部したのは「飛行クラブ」。ところが変人部長にワケあり部員。果して空に舞い上がれるか。空飛ぶ青春小説！

公立中学1年生の海月（みづき）は、幼馴染に誘われて「飛行クラブ」に入部する。メンバーは、変人部長・神（じん）と野球部を兼部する海星のみ。そのうち、高所平気症の朋（るなるな）、野球嫌いの元野球部員・球児、驚くほどいじわるな戸倉良子という、問題を抱えた部員が集まる。果たして、このでこぼこ部員たちは大空に舞い上がれるのか――。今回はミステリーなしです。でも、現代のシリアスさは、ちゃんと内包しつつ、大人も子供も楽しめる“空飛ぶ”青春小説に仕上がりました。
著者の新境地です！（YN）