犬たち の商品レビュー
寓話のよう。「犬」が何を表わすのか、読む人によって変わる。以前の読んだこの作者の話と違って、病的で破壊的もある。「犬」と表現することで、憎みきれないものになってる。
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レベッカ・ブラウンがこんなものを書くのか!と驚くと同時にこの人にはこんな部分も秘められている気がするなあと妙に納得。レベッカ・ブラウンは「自分の話は異性愛でも同性愛でもありえることだから、簡単にレズビアンの話だと思ってほしくない。」とよく言っていますが、やっぱり彼女の小説には男性...
レベッカ・ブラウンがこんなものを書くのか!と驚くと同時にこの人にはこんな部分も秘められている気がするなあと妙に納得。レベッカ・ブラウンは「自分の話は異性愛でも同性愛でもありえることだから、簡単にレズビアンの話だと思ってほしくない。」とよく言っていますが、やっぱり彼女の小説には男性性が欠けているなあと思うことがあります。でもそんな感性がすき。それにしてもどうしてこの人が書く愛の話はこんなに自分の身を削るようなものなんだろうと考えてしまいます。
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まさかレベッカ・ブラウンの小説でクランプスを見かけるとは…音楽ファンとして驚愕した。っていうのはまあいいんだけど、不思議な本だったなあ。けっこうグロイというか薄気味悪い部分があるのになぜか美しい。幻想的。外側から傷つけられてるのかと思いきや内側から病んでってた。
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