田尻智 の商品レビュー
ポケモン第一世代とも言える私にとって、衝撃的な一冊。裏側にこんな人の、こんな思想があったとは。コンテンツ発想のヒントとしても、ゲーム文化史としても、学びの多い一冊。
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実績に勝る経験談はないですね。キャラを動かす時の絵コンテなんてサンプルを見たけど、アイデアが詰まっていて本当によく考えられている。
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ゲームフリークとはなんなのかが分かり、またすきなことが仕事になるというのはどういうことか考えさせられる本でした
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ポケモンを創った男。また、ゲームフリークを創った男の、バックグラウンドストーリーをインタビューの様子から知ることが出来る本です。田尻さんにとって、いかにインベーダーが大切な存在なのか。いかに幼少期の生活環境がポケモンのアイディアとして役に立っているのか。あまり表に出るかたではな...
ポケモンを創った男。また、ゲームフリークを創った男の、バックグラウンドストーリーをインタビューの様子から知ることが出来る本です。田尻さんにとって、いかにインベーダーが大切な存在なのか。いかに幼少期の生活環境がポケモンのアイディアとして役に立っているのか。あまり表に出るかたではないようなので、貴重なお話を聞けた気がします。ちょっとしたゲーム史の資料にもなるのかもしれないです。 最後の方におまけとして、ゲームフリーク創刊号が収録されており、当時の雰囲気が伝わってきます。もうひとつのおまけである、羽海野チカさんとの対談は短くも面白いものでした。いくつかの共通点があるものの、力を出す方向勝ちがうと、こういった違った作品になるのだな、と感じました。 ただ、もっとポケモンに直接的に関連付けられた話を期待して読んでいたので、田尻さんの紹介本だということに気付かされました。経営者として、若い女性を会社に入れた失敗談は、ゲームフリークもまた徐々に大きくなってきた会社なのだと実感させてくれました。 ちょっと残念だったのは、あまり驚きや新鮮なところが、自分には見つけられませんでした。ただ、田尻さんのことを知るには最適な本です。
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ゲームの歴史についてはさらっと読むにとどめて、田尻さんの生い立ち~ゲームフリーク設立~株式会社ポケモン の流れはすごく面白く読めた。杉森さんとの出会いから現在に至るまでの話は、ただ純粋に羨ましいと思ってしまうくらい。
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田尻さんへのインタビューをまとめた本。 インタビューの元記事も読んでるし、過去に田尻さん関連の本も読んでいるので新鮮味はなかったが、こういうインタビューは製作者側の考え方がわかって面白い。
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私は、クリエイター田尻智がこうして作られたという観点で興味深く読みました。 この人に限らず、魅力的な作品を作るクリエイターは、確固たるバックボーンを持っているものだと思います。 同時に、田尻さんなど、この世代の作り手は概して懐が広く、物事を広く貪欲に吸収しているなと再認識しました...
私は、クリエイター田尻智がこうして作られたという観点で興味深く読みました。 この人に限らず、魅力的な作品を作るクリエイターは、確固たるバックボーンを持っているものだと思います。 同時に、田尻さんなど、この世代の作り手は概して懐が広く、物事を広く貪欲に吸収しているなと再認識しました。 で、昔は良かったと言えるほど、この業界に精通しているわけではないのですが、やはり創造に対する熱量が今とは違うなと感じました。 例えば、好きなものに関して語れる語彙の量や内容の濃さ、引き出しの量、咀嚼して生かす力でしょうか。 クリエイターから、いわゆるオタクと呼ばれる裾野まで拡大して、その中身を比較するに、時代を経て、全く異なってきているのではないかと思います。 以下、偏見も多く含むことを承知の主観で恐縮なのですが、好きなものを、ただ「好き」だと言っているだけでは優秀な作り手とは言えず、何故好きかという理解から、その「好き」を自分の作品で作り出せるかどうかというのが、クリエイター的な感性の分岐点の一つではないかと思います。 現在において、プロアマ問わず、「好き」と口にはする割に、その好きな物事に対して、語れる内容が乏しく、また同時にそれ以外のことをほぼ知らない人が増えているという傾向があるような気がしています。 その辺を深く掘り下げるのはまたの機会にするとして、田尻さんの話に戻すと、やはり時代を作った人の話には力があるなと、そう感じたのでした。 上記の話題に通じることですが、インターネットも普及しておらず、ハードの性能にも、まだ壁あったという時代だったということは、逆にポケモンという新たな遊びを創造できる情熱や工夫に繋がったのではないかと思います。 そして、田尻さん達の生み出したのその功績は言うまでも無くすごく大きいものです。 例えば記憶を頼りに述べさせていただくと、ポケモンが登場した当時、携帯ゲーム市場は終局に向かいつつありました。 それがポケモンのヒットで息を吹き返し、再びソフトも充実し、後継機も登場したわけです。 大げさではなく、ポケモンが無かったら、現在DSもPSPも無かったかもしれないと思います。 そして、ポケモンは現在も世代を超えて楽しさを提供し続けているのですね。 他、この書籍ではゲーム開発や業界の生々しい話や、ポケモンのグラフィックデザイナー、杉森健氏との対談、ポケモンの開発段階での資料なども収録されています。 開発の段階では、今とポケモンの名前が異なっているものがあったり、杉森氏のイメージイラストなどが見られるのは良かったですね。 また、文庫版では、田尻さんと、ハチクロの羽海野チカさんの対談が追加されているのもうれしいです。 インタビューの内容はルビサファ当時のもので、最近露出が少ない方ですが、コレやコレなんかでダイパ以降も雑誌に登場したりしていました。 こちらもなかなか面白かったですよ。
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あれだけの規模にまで広がったポケモンを創った人は、一体どんな人なんだろう、といつも気になっていた。この本は対談形式で書かれていて内容も面白いのだが、脚注がなんと159個もある。私には知らない単語が多かったために、少し読みづらかった。しかし私の知らないことがたくさん書かれているとい...
あれだけの規模にまで広がったポケモンを創った人は、一体どんな人なんだろう、といつも気になっていた。この本は対談形式で書かれていて内容も面白いのだが、脚注がなんと159個もある。私には知らない単語が多かったために、少し読みづらかった。しかし私の知らないことがたくさん書かれているということでやはりとても面白いし興味がある。面白いものを創るには、やはり創る人がまず楽しまなければならないのだと感じた。自分と比べるのはどうかと思うが、私には少なくともここまで楽しんで、最後までやり遂げる勢いというか、情熱もしくは根性がとても足りない。私もこんなふうに全力で楽しめる人になりたいと思う。
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本屋で偶然見かけ、ポケモンにどっぷりはまった自分としては買わずにはいられませんでした。 ポケモンの生みの親、田尻智さんのインタビュー本です。 田尻さんが「ゲームフリーク」を作り、仲間を集め、そしてポケモンを作るまでの道程が語られています。 個人的には、「ポケモン」に至る道程だ...
本屋で偶然見かけ、ポケモンにどっぷりはまった自分としては買わずにはいられませんでした。 ポケモンの生みの親、田尻智さんのインタビュー本です。 田尻さんが「ゲームフリーク」を作り、仲間を集め、そしてポケモンを作るまでの道程が語られています。 個人的には、「ポケモン」に至る道程だけでなく、「ポケモン」というゲームがどのように作成されていったかをもう少し知りたかったです。
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ゲームフリークというゲーム会社を興してポケモンを作り出した田尻智の対談インタビュー本.ゲームの同人誌を高専時代から制作・販売していた話や超小規模でゲームを作成していた話,会社を興してからの経営の話など刺激的な話が満載です.さすがポケモンを創った男だけあってちょっとそこらへんで聞け...
ゲームフリークというゲーム会社を興してポケモンを作り出した田尻智の対談インタビュー本.ゲームの同人誌を高専時代から制作・販売していた話や超小規模でゲームを作成していた話,会社を興してからの経営の話など刺激的な話が満載です.さすがポケモンを創った男だけあってちょっとそこらへんで聞ける内容ではないので,自己啓発系の刺激たっぷりの本を探している人にはお薦め.
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