ピピンとトムトム の商品レビュー
教育図書国語教科書で紹介されている本なので読んでみたのですが、シリーズの何冊目かだったかも。 9歳のピピンとトムトムは親友だ。二人にとってのヒーローはテレビドラマの『怪盗ダンダン』の主人公であるダンダン。怪盗だけど格好良いい。 ピピンの住むドレミファ荘というアパートの大家さんは...
教育図書国語教科書で紹介されている本なので読んでみたのですが、シリーズの何冊目かだったかも。 9歳のピピンとトムトムは親友だ。二人にとってのヒーローはテレビドラマの『怪盗ダンダン』の主人公であるダンダン。怪盗だけど格好良いい。 ピピンの住むドレミファ荘というアパートの大家さんはドラさん、レミさん、ミンミさんのドッソラ姉妹。ドラさんは推理小説家志望、ミンミさんは花瓶を見ると買わずにはいられない「神経花瓶症(しんけいかびんしょう)」、そしてミンミさんは現実のようなそうではないような男の人に恋している。 説明する ある日ピピンのアパート最上階に住む100歳のおばあちゃんのチェントさんから相談を持ちかけられる。毎週土曜日の真夜中に、隣の空き家から叫び声が聞こえるのだ。さつじん?ごうとう?ピピンとトムトムは空き家に張り込むことにした。 ピピンとトムトムが帰ったあと、チェントさんはノートにある点数をつけた。実はチェントさん、今までしてきた悪事はマイナス、それに気がついてからした良いことにはプラスの点数をつけている。今のところマイナス。このままではじごくに落ちちゃうかもしれない。だからちょっとずつでも良いことをしなくちゃね。 そして土曜日の真夜中。ピピンとトムトムが見た男の人とは…。 === 西洋地方都市っぽい町もよく、個性的な登場人物もおもしろいんだけど、若干話しが細かく広がりすぎというか、登場人物のことを「作者が説明」する形なのでちょいと読みづらい感じも(^_^;) 語り口は柔らかいしみんな楽しくハッピー。こんな町に住みたいなあと思えるようなお話ではあります。
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お花屋さんや靴屋さんの並ぶ石畳の通りを歩いて学校から帰る、ピピンとトムトム、二人の少年の会話シーンから物語は始まる。先生の出す宿題のことや、将来の夢のこと、人気テレビ番組『怪盗ダンダン』のことなどについて、ピピンの住むオレンジ色の五階建てのマンション「ドレミファ荘」をぐるりと囲...
お花屋さんや靴屋さんの並ぶ石畳の通りを歩いて学校から帰る、ピピンとトムトム、二人の少年の会話シーンから物語は始まる。先生の出す宿題のことや、将来の夢のこと、人気テレビ番組『怪盗ダンダン』のことなどについて、ピピンの住むオレンジ色の五階建てのマンション「ドレミファ荘」をぐるりと囲む鉄柵にもたれながら語り合うのが、二人の日課だ。 すると突然、ピピンの頭が急に「爽やかになった」。何が起きたのかというと、ドレミファ荘の三階の窓からにょきっと飛び出した釣り竿が、ピピンのベレー帽を釣り上げたのだ。こりゃこりゃ、大家さんであるドラさんの仕業だなとピンときたピピンは、トムトムと一緒にドラさんの部屋を訪ねる。 ドラさんは、何やら機嫌が悪く、体つきもどっしりとしたいかにも“怖いおばさん”といった感じの登場。ここでたいていの大人の読者は(というか私は)、この恐ろしげで偏屈そうなおばさんが、二人の少年との交流を通して優しくなったり、実は優しい人だとわかったりして、少年たちも何らかの成長を遂げる、的なストーリーを勝手に思い浮かべて「はいはい」みたいな気持ちになってしまうのだが、ところがどっこい、そうはいかないのが高楼方子さんの児童書の面白いところ。(だいたい、通りの人の帽子を上の階から釣り上げる大人が登場する時点で、ありふれた教訓的な物語とは考えにくい。) このあとすぐに、ドラさんの意外な一面が明らかになり、また次から次へと新しい人物たちが登場してはそれぞれ予想外のふるまいを見せる。この人ここまで掘り下げちゃってこのあとどうまとまるの?ここからまたそんなエピソード始まるの?と、つい余計な心配までしてしまいながらも、彼らの大小様々な心配事があまりに「わかるわかる、そういうことってあるよなあ」という共感を呼ぶので、物語の続きが気になってたまらない。また、ちょっとした言葉の言い回しも可笑しくて、つい吹き出してしまう。例えば、とある女性は花瓶を見ると買わずにはいられない『神経花瓶症』にかかっているとか。 今回は、娘(八)と一緒に寝る前に少しずつ読んだ。どこでゲラゲラ笑ったとか泣いたとかそういうことはなかったが、毎晩熱心に読みたがる様子などから、それなりにお気に召したものと思われる。私は、「たかどのほうこさんの本、面白いよね」とすり込みのための台詞をこまめにかけている。
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怪盗ダンダンの正体が、映画の主役の俳優のダンダン ダリューさんだったからびっくりした。 一番最後は、ダリューさんとおとなりのお姉さんミンミさんが結婚したのがびっくりした。 僕も会ってみたいなと思った。
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名前を見ると翻訳物かと思うのだけど、たかどのほうこさんの作品。 描写もところどころの言葉遊びも展開も面白く一気に読めました。 自信を持って、中学年以上の子どもにオススメしたいです。
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函館生まれ、札幌在住の作家。 塩パンや神経花瓶症など、名前の付け方など、笑いもちりばめられていておもしろかった。子供には、少し難しい気がする。子どもの心を忘れない楽しい感じした。
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個性豊かな登場人物と、予想外の展開があるが、たかどのほうこさんのものとしては、もう一発インパクトがあることを期待した。
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予想以上にけっこうおもしろかったので★4つ! 3つでもいいんだけど ハッピーエンドがなんかよかったので・・ たかどのほおこさんて けっこう読んでる気がするんだけど これは面白かったな~ キャラがよかった 60すぎて、今までにした悪事に点数をつけて(ひどいやつは10点とか、さ...
予想以上にけっこうおもしろかったので★4つ! 3つでもいいんだけど ハッピーエンドがなんかよかったので・・ たかどのほおこさんて けっこう読んでる気がするんだけど これは面白かったな~ キャラがよかった 60すぎて、今までにした悪事に点数をつけて(ひどいやつは10点とか、ささいなのは1点とか)600何点とかで、 今からいいことをして赤字を黒字にするまで死ねない(天国に行きたいから)おばあさんもうすぐ101歳とか ドレミ三姉妹の次女 神経花瓶症(笑) 花瓶を買わずにはいられない病気ww おもしろすぎる 三女かわいい ドラマの怪盗ダンダンがすきで他の男性とは結婚できない ダンダンさんもかっこいいイケメン 花屋でのやりとりが><たまらん>< 男の子ふたりの将来の夢が、「怪盗ダンダン」ってのもかわいくていいけど 「しあわせな結婚」ってのが、 そのとおりだよな~ってのと、 子どものくせにわかってるじゃん! ってかんじで なんかいいなあ^^ 絵もかわいい 「ネコのタクシー」とかのひと はなよめかわいい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子供による探偵活動とおばあちゃん.. 幸せな二人の出会いと結婚パーティ. 心温まるお話が、 お話にあった絵と一緒に楽しめます. 多色刷りと白黒のどちらの絵も素敵です.
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男の子2人組 3姉妹 探偵 作家花瓶 花屋 人気俳優の秘密 ダジャレ 将来の夢 100歳のおちゃめなおばあちゃん
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すべてが良い。 ピピンとトムトムの会話も、チェントさんも、ドレミ三姉妹も。 お話も楽しいし、言葉遊びもおもしろい。
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