秘本三国志(二) の商品レビュー
序盤で吉川三国志との違いが出てきた。 まず、劉備の物語では無い。 さらに儒教的善悪は強調されず、道教に関わる人物を物語中のエピソードに絡めて、陳舜臣三国志の特色を出している。 エピソードごとの終わりに「作者曰く」として、史実に対する解説を加えているところなど、作者の誠実さを垣間...
序盤で吉川三国志との違いが出てきた。 まず、劉備の物語では無い。 さらに儒教的善悪は強調されず、道教に関わる人物を物語中のエピソードに絡めて、陳舜臣三国志の特色を出している。 エピソードごとの終わりに「作者曰く」として、史実に対する解説を加えているところなど、作者の誠実さを垣間見ることができる。 さあ、第三巻へ。
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「私の夢です。夢が、星のように飛びます。そして墜ちるのです、この五丈原に」 2022/9/15読了。 同じ『三国志』をベースにした物語である『諸葛孔明』、『曹操 魏の曹一族』とでも、出来事の解釈、人物の人となり、言動は全く異なっていたが、殊に本作では、大概の戦闘が、八百長というか、出来レースのような扱いになっていた(途中まで曹操と劉備が共謀して、他の英雄を潰して回っていたのだ)。作品が異なれば、世界観の設定もまた異なるということなのだろう。引用したのは、孔明の最期の言葉だが、『諸葛孔明』のそれ(「旗を、反せ。……鼓を、鳴らせ。……」)とは、やっぱり別物だし、臨終の状況も違っていた。
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2巻も読了。印の話はドキドキしたー! 呂布のような嗅覚派に憧れるけど、私はごちゃごちゃ考え込んでその動きを鈍らせてしまいそう。前に進むには側近のように相槌を打つ役になってついていくしかないねー
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