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抒情的恐怖群 の商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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2024/08/26

ホラー短編集としてはまあまあ、といったところ。恐怖よりも日常の中で「何かが、少し変」から異様な世界へと足を踏み入れる、という展開が多い。一つ、二つぐらいはそれなりに「おお」と思える作品があったが、パッと目立った作品がなく自分とは合わなかった。

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2018/09/09

日本独特の、じめっとしていて、不可解、はっきりとしない恐怖の短編集。 『呪い田』『樹下譚』『緋の間』が好み。 でも、『緋の間』は怖すぎた… この作家さんを知らなかったけど、図書館に他の作品もあったから読んでみたい。

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2015/06/09

暗くてじわっとした短編集。 ホラーというよりダークファンタジーに近い印象。 好みには合わなかったが、好きな人は好きな作風だと思う。

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2014/08/27

怖いというより不気味。暗い。こういうホラー好きだな。 帰省録が一番気になった。あの結果になったということは一体なに書いたんだ?

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2014/01/12

なじ■ まさしく叙情的な恐怖の群れと言うほかない7つの怪談。 少しオチが腑に落ちないと感じたものが数篇ありましたが… 文章が独特で最初は戸惑ったものの、 読み進める内にしめやかな描写に惹かれていきました。 恐怖的な意味では「町の底」「呪い田」、 ストーリーとしては「グレー・グ...

なじ■ まさしく叙情的な恐怖の群れと言うほかない7つの怪談。 少しオチが腑に落ちないと感じたものが数篇ありましたが… 文章が独特で最初は戸惑ったものの、 読み進める内にしめやかな描写に惹かれていきました。 恐怖的な意味では「町の底」「呪い田」、 ストーリーとしては「グレー・グレー」「「影女抄」が特に印象的でした。

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2012/12/21

日本の怪談・ホラーは怖い。土着とか呪いとか暗ーいじめじめっとしたのがぞわぞわする。淡々とした語り口がまた怖い。怖すぎて2話目で挫折・・・。

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2011/09/17

内容は 短篇集7編掲載。どれもこれも確かに抒情的恐怖。 中でも、昔どこかの座敷牢に囚われていたアルビノ少女と 夢のなかで逢瀬を繰り返す為に樹の下に行くという『樹下譚』と お屋敷に2週間ほど寝泊まりするだけの好条件バイトで 体中に小さい手足が群生するようになってしまう『緋の間』が ...

内容は 短篇集7編掲載。どれもこれも確かに抒情的恐怖。 中でも、昔どこかの座敷牢に囚われていたアルビノ少女と 夢のなかで逢瀬を繰り返す為に樹の下に行くという『樹下譚』と お屋敷に2週間ほど寝泊まりするだけの好条件バイトで 体中に小さい手足が群生するようになってしまう『緋の間』が とてもよろしかった。

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2010/12/22

始めの顔半分に興味を惹かれ借りた。 短編集だったのね。 それぞれなんとなく謎解きしてくれるので比較的すっと読めた。 でも気持ちは悪い。表紙も怖いw

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2010/01/18

こちらに書きました。 http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2009-06-11

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2010/01/15

フォークロアの雰囲気が溢れる、幻想的なホラー短編集。タイトルのとおり、実にしっとりとした恐怖が味わえます。まさしく抒情的。 お気に入りは「呪い田」。こういうじわじわと来る話は怖いなあ。ついでにいうと、このルールだと私も呪われてしまいそうなので。さらに怖い。 「グレー・グレー」も好...

フォークロアの雰囲気が溢れる、幻想的なホラー短編集。タイトルのとおり、実にしっとりとした恐怖が味わえます。まさしく抒情的。 お気に入りは「呪い田」。こういうじわじわと来る話は怖いなあ。ついでにいうと、このルールだと私も呪われてしまいそうなので。さらに怖い。 「グレー・グレー」も好き。これもまあ怖いといえば怖いのだけれど。雰囲気はなんとなくユーモラスでポップな部分があるなあ。どこかしらほんわかしてしまう物語。

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