メルロ=ポンティ 触発する思想 の商品レビュー
メルロ=ポンティの各著作について、彼の生涯や交友関係も踏まえつつ、その概要を解説している。 特に同時代の哲学者(特にサルトル)との関係性に関して生き生きと書かれている点が面白い。
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著者は、「本シリーズ「哲学の現代を読む』は、哲学者の瑣末な生涯など、きれいサッパリ切り捨てて、直接、テクストの「読み」から出発するところに本領があるという」といいながらも、本書ではメルロ=ポンティの謎の多い生涯に迫り、初期論稿から遺稿『見えるものと見えないもの』に至るまでのメルロ...
著者は、「本シリーズ「哲学の現代を読む』は、哲学者の瑣末な生涯など、きれいサッパリ切り捨てて、直接、テクストの「読み」から出発するところに本領があるという」といいながらも、本書ではメルロ=ポンティの謎の多い生涯に迫り、初期論稿から遺稿『見えるものと見えないもの』に至るまでのメルロ=ポンティの思索をたどりつつ、そのなかに一貫して流れているものに迫ろうとしています。 哲学者の中でもとびきり柔軟なメルロ=ポンティの思想は、それぞれの論者がみずからの関心に応じてアプローチすることを誘うようなところがあるのではないかと思うのですが、あえて正面からメルロ=ポンティの思想を受け止め、それを噛み砕いて解説しており、好感がもてます。
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