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「理工系離れ」が経済力を奪う の商品レビュー

3.3

15件のお客様レビュー

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2019/10/25

・進振り オペレーションズ・リサーチ(線形計画法) ・金融自由化によって金融機関が理工系学生を獲得し出す ・大学のレジャーランド化→独立法人化 過激かつ過度?な経済学部叩き。少し古い本なので、きっと著者は流行りの学際学部など大嫌いだろう。人文科学についてはどう感じているか知りた...

・進振り オペレーションズ・リサーチ(線形計画法) ・金融自由化によって金融機関が理工系学生を獲得し出す ・大学のレジャーランド化→独立法人化 過激かつ過度?な経済学部叩き。少し古い本なので、きっと著者は流行りの学際学部など大嫌いだろう。人文科学についてはどう感じているか知りたい。

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2017/05/07

理工系の著者から視た理工系離れに対する嘆きと、理工系の経済学への流出と工学部の実態と課題提起がされています。 確かに公務員を始めとした「文高理低」の傾向があります。 自分も工学系でしたから、そのように主張したいお気持ちはよく理解できます。

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2015/03/03

 久々に面白い本を読んだ。読書の楽しみの一つには「知らない世界を知る」ことがあるが、本書で取り扱う「学問の世界」の裏側と本音は実に興味深い。  現実世界にも大きな影響を持つ「大学」という「象牙の塔」が現在どのようなものなのかがよくわかる本書は、必読の一書だと思った。

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2012/11/27

内容は題名を表現しているかは分からないが、文高理低の風習はあるかもしれないとは思った。あとがきに書いてある言葉に著者の魂を感じる。僕は理でも文でも納得いくぐらい働いて幸せになれる世ならいいとは思う

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2012/07/08

今は文系の部署で仕事をしていますが、理工系を卒業した身として、大学での勉学を目指す若い人たちには、できる限り理系を目指して欲しいと思っています。とは言うものの、最終的に昇進する人も文系が多く、生涯給料も文系のほうがかなり多いという現実の前では、理工系離れが進んでしまうのも仕方が無...

今は文系の部署で仕事をしていますが、理工系を卒業した身として、大学での勉学を目指す若い人たちには、できる限り理系を目指して欲しいと思っています。とは言うものの、最終的に昇進する人も文系が多く、生涯給料も文系のほうがかなり多いという現実の前では、理工系離れが進んでしまうのも仕方が無いのかもしれません。 そのような中で、日本が経済大国になったのは理系の人間が頑張ってきたという趣旨の本は読んでいて気持ちよかったです。 以下は気になったポイントです。 ・最近の東大理科一類の新振り(2008年度)では、かつて花形であった電気・電子工学が定員割れし、機械・化学・土木も同様、そして長らく不人気であった、船舶・原子力・精密・資源を改組して作られた「システム創成学科」の人気が上がった(p50) ・理系の教授会は時間通りに始まるが、経済学部では時間通りに始まることはない(p55) ・理系の学生のエースが経済学部に移る理由として、1)文高理低の構図(理系は文系に比較して不利)、2)新聞雑誌で「製造業立国は古い」とされていること、がある(p82) ・理系の人が経営者になるためには、文系知識を吸収して「文転」することが必要である(p72) ・最近の理系の考え方が変化したかもしれないという事件として、1)青色発光ダイオード事件、2)2003年発行の理系白書、がある(p78) ・専門以外の本を読まない大多数のエンジニアは、毎日自らの専門に打ち込んでいて、バブルに浮かれることなく製造業で働いている(p87) ・日本の大学レベルは低いと言われるが、理工系大学は遜色ない、足りないのは、研究費とスペースである(p174) ・ハーバード大学は、3.5兆円の金融資産をもち、その運用益のなかから毎年800億円を運営資金として大学に提供している、その額は東工大の2倍の予算である(p181) ・日本では自分の出身大学に愛着を持つ人はアメリカよりずっと少ない、例外は慶応、早稲田、一橋大学など(p185) ・東大、東工大では募金で目標の半額しか集まらなかったが、アメリカでは目標に対して6割増しの寄付が集まる(p210)

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2012/01/14

金融どういうものか、どのような仕組みか それがどのように数学や統計と分析に関わりがあるのかどこの研究が有名かロジットモデルはどのようにして扱われるかという簡単な認識をさせてくれます。

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2011/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーんイマイチ結論で何が言いたいのかわからなかったな、学生の理工系離れを東大理一の例を扱って説明しているのだが結局具体的な今後何をすべきなのか?という主張が弱い気がした。

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2010/07/11

[ 内容 ] 技術力があれば日本(経済)は生き残ることができる。 その逆もまた真である。 そのことに異を唱える人は少ないだろう。 では、それを支えるエンジニアの存在は正当に評価されてきただろうか? (金融)経済学の勃興と理工学の地位低下の現実から、我々が直面する問題の本質を描く。...

[ 内容 ] 技術力があれば日本(経済)は生き残ることができる。 その逆もまた真である。 そのことに異を唱える人は少ないだろう。 では、それを支えるエンジニアの存在は正当に評価されてきただろうか? (金融)経済学の勃興と理工学の地位低下の現実から、我々が直面する問題の本質を描く。 [ 目次 ] 第1章 理工学部離れ 第2章 進振り異変 第3章 工学部VS経済学部 第4章 なぜ経済学部か 第5章 経済学部金融学科 第6章 工学部理財工学科 第7章 巨大化した工学部 第8章 保守化した工学部 第9章 飛翔する工学部 第10章 私立大学工学部の戦い [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/07/06

 僕は経済学部に籍をおくものですが自分のやっている学問に価値を見いだせていません。経済学というのはミクロ経済では横軸に水の数量、縦軸にビールの数量をとりそこに予算制約式を引き効用水準をあらわす無差別曲線との接点で行動の最適化を目指すのですが、果たしてこれがなんの役にたつのでしょう...

 僕は経済学部に籍をおくものですが自分のやっている学問に価値を見いだせていません。経済学というのはミクロ経済では横軸に水の数量、縦軸にビールの数量をとりそこに予算制約式を引き効用水準をあらわす無差別曲線との接点で行動の最適化を目指すのですが、果たしてこれがなんの役にたつのでしょうか?それがGDPの算出のしかただろうがゲーム理論だろうが何のために勉強しているのかわかりませんでした。ノーベル経済学賞が批判される理由もそこにあります。世の中のために最大限貢献した人に授けるノーベル賞で、2008年のクルーグマンの貿易論に収穫逓増をとりいれ貿易国は双方経済成長することができるという理論を知っている人はいないでしょう。また経済学という学問がそもそもなんなのかよくわからず、TVタックルのような口のうまい人が議論の勝者というようなものでもないことを知っている人は多くはないでしょう。  今著は東工大という理系単科大の雄を卒業し線形計画法などを学んだ後スタンフォードに留学し筑波などで教授職をしてきた典型的な理系人間の視点から日本にはびこる「文高理低」を痛烈に批判し、またそこから日本はこれからどのような方向に進むべきかを筆者の意見が示されています。  冒頭では母校の東工大の卒業生が証券会社や銀行にスカウトされる現状を記述しそれから同校が経済学やゲーム理論や金融工学を講義にとりいれていく様、また周辺の東大や一橋大の変化も描かれています。今野氏によれば工学部卒の証券会社への就職は企業が理系学生の数学力を重視し、また物理学や化学などをみにつけていることで人間の構成要素のマンネリ化を防ぐ目的であるようです。経済学部卒の学生ではせいぜいが統計学程度の数学力でしょうから納得。筆者はこの現状を憂いているようです、これまでの日本の経済成長は製造業あってのものだ、財テクなんてくだらないと。しかし反面経済学をある種評価しているところもあり、筆者はこれからは金融工学も理系は身につけるべきだというのです。数学というのはあくまで古典でありそれだけでは価値は生み出せない。物理学や化学などもそうだ。そこから航空物理学や土木や量子力学などを学んでやっとものづくりに活かせるのである。座学で満足する経済学ではなく実践(実験)を重視するエンジニア的感覚こそこれからの日本のGDPの下支えになると筆者は言います。サブプライムローンなどで金融工学の価値やそもそもの妥当性が疑われていますが高度なリスク計算を放棄し目先の利益に走った証券マンが悪いのでありあまねく人を救うためにはエンジニアも会計や金融の知識をつけることが大事だと僕自身もそう思う。それが今現在のエンジニアへの不当に低い報酬の改善にもなると思います。  なんだか言葉になっていませんが面白かったです、筆者自身典型的な理系人間で論文もさぞたくさんかかれてきたことでしょう。章の最後に出展や引用した論文も掲載してあり、なんらかの客観性を他社の論文で与えているという点で最近話題のなんちゃって経済学者の勝間和代とはやはり違うなと思いました。  僕は文系で経済学を学んでいますが此の本を読み文系はやはり馬鹿なのかと意気消沈するどころかもっと頑張ろうと思いました。もともと数学は好きですがなんとなく理系に来ただけで得意科目が数学なのは変わりありません。統計だろうが解析学だろうが偏微分だろうがそれでGDPがあがるならなんだってやってやろうと思います。  しかし今回は文章にあまりにまとまりがなくてすみません、少々夏バテ気味かな。

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2010/03/17

金融工学の第一人者の今野さんの著作。理工系のアピールが熱い。 理工系でよかったな。 文系だったら多分今頃本当にどうしようもない人間になっていたような気がする。。

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