特別法第001条 DUST の商品レビュー
衝撃的でした。山田悠介ワールド。いつもの無残な感じだけでなく、人との関わり合いなどが様々描かれていてグングン読める。面白かったです。
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すごい。 すごいとしか言い表せられない。 さすが。 悲しかったり、壮絶すぎたり、 絶望を鮮明に書くもんだから、いつも惹かれる。 最後の再会シーンは、間違った家族だと思ってしまうから 私は大人になったんだなと切なく思う。
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若者のニート化が社会現象となってから日はまだ浅い昨今。大学生の就職率は悪化の一途を辿った一時期に比べると改善されたはものの、未だに就職してからすぐに離職する割合は一定の水準で増え続けており、「ニート」や「フリーター」となっている若者はある程度は存在している。 そんな若者に対する社...
若者のニート化が社会現象となってから日はまだ浅い昨今。大学生の就職率は悪化の一途を辿った一時期に比べると改善されたはものの、未だに就職してからすぐに離職する割合は一定の水準で増え続けており、「ニート」や「フリーター」となっている若者はある程度は存在している。 そんな若者に対する社会的な評価は低い。言葉は悪いが、中には彼らをゴミだと思う人だっているだろう。 そんな彼らを撲滅するにはどうしたらいいか?それをテーマで考えたとき、無茶苦茶なことだとはわかっているが、こんなことを実現したらどうだろう、と一度は頭に思い浮かべそうなことがいくつかある。その1つのアイデアを小説したのがこれである。 この小説の国は、「ニート」と呼ばれる若者たちを「世の中のごみ」として流罪にする法律を制定した。そのために、「DEO」という特別機関を設置した。 主人公はニートである。そんな彼は国から棄民と認定されて島流しにあう。刑期は500日。彼は仲間と協力をしたり裏切ったりしながら、とにかく「生き残る」ために「生きていた」。その中で愛する人を見つける主人公。そして恋人との間には子供が宿る。 一見するとサバイバル的な要素が強いのかなって思っていたのだが、案外そうでもなかった。物語の中盤で主人公はあっさり刑期を終えて島からの帰還を果たす。そして後半はテーマが変わる。 しかし、山田作品に安堵の展開なんてない。 この作品を読んでるとコブクロの「ここにしか咲かない花」が頭の中で再生される。無いとは思うが、もし映画化なんてされた暁には主題歌に採用してほしいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 二〇一一年、国はニートと呼ばれる若者たちを“世の中のゴミ”として流罪にする法律を制定した。ある日突然、孤島に“棄民”された章弘と五人の若者たち。刑期は五〇〇日。絶えず襲いかかる敵の襲撃と飢餓の恐怖。生死を賭けたサバイバルの中で、仲間同士の裏切り、殺し合い、そして友情と恋愛。この島から、いったい何人が生きて出られるのか。 【感想】
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二〇一一年、国はニートと呼ばれる若者たちを“世の中のゴミ”として流罪にする法律を制定した。ある日突然、孤島に“棄民”された章弘と五人の若者たち。刑期は五〇〇日。絶えず襲いかかる敵の襲撃と飢餓の恐怖。生死を賭けたサバイバルの中で、仲間同士の裏切り、殺し合い、そして友情と恋愛。この島...
二〇一一年、国はニートと呼ばれる若者たちを“世の中のゴミ”として流罪にする法律を制定した。ある日突然、孤島に“棄民”された章弘と五人の若者たち。刑期は五〇〇日。絶えず襲いかかる敵の襲撃と飢餓の恐怖。生死を賭けたサバイバルの中で、仲間同士の裏切り、殺し合い、そして友情と恋愛。この島から、いったい何人が生きて出られるのか。
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ニートが増えすぎて困ったので、日本が「特別法第001条」(通称・ダスト法)によって、ニートを孤島に流し、500日間サバイバルさせるお話。 こういう興味深い物語設定は山田さんの好きなところ。問題はその面白いアイデアを作品に生かし切れていないところですが・・・。 DUSTは山田小...
ニートが増えすぎて困ったので、日本が「特別法第001条」(通称・ダスト法)によって、ニートを孤島に流し、500日間サバイバルさせるお話。 こういう興味深い物語設定は山田さんの好きなところ。問題はその面白いアイデアを作品に生かし切れていないところですが・・・。 DUSTは山田小説の中では良作だと思う。たまにある「うわ…時間もったいない…」という後味の悪い読了感は今回はなく、スラスラよめました。 もう一度読もうとかは感じませんでしたが、山田小説好きな方は必見かと。
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とにかくこの人の作品は読みやすい。 悪く言えばかなり浅い。 展開がかなりよめよめです。 ダスト法はおそろしいのぉ~。
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Kに借りて。世の中のニートはゴミとして配流される。終わり方も希望があると言えばあるのかもしれないけど、陳腐に思えてあんまり納得できなかった。
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【衝撃の芋】 生きるために他人の命を踏み台にするのは善か悪か。 葛藤しながら生きていく姿が印象的でした。 福岡国際大学:まりこ
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久々な山田さん。 残念が続いてあまり読む気にならず でもつい買ってしまい積ん読が増えるばかりでした。 期待してなかったからか わりと良かったかな。 生存競争をするでなく 皆で農業をすれば生きていけたかもですよ。
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