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プロフェッショナルたちの脳活用法 の商品レビュー

3.8

36件のお客様レビュー

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2021/06/27
  • ネタバレ

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NHK「プロフェッショナル」に登場した人たちのコメントを基に脳科学者の茂木健一郎さんが解説。これを読むとひらめきは天才だけのものではないとわかります。 【瞬読アウトプット65冊目 毎分4500文字(初読)】 ひらめきはオフィスで起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ(茂木さんはそんなこと書いてません。浮かんだイメージです(笑)) 現場はその人たちの日常、それも閉鎖空間がひらめくとのこと。お風呂やトイレなど。脳は何もやることがないと、寂しくなってやることを探し始める。プロフェッショナルは四六時中考えていて、答えを出す素養が出来ている。そして、閉鎖空間で脳が答えを導き出す。 「若い時の苦労は買ってでもせよ」脳が鍛えられて打たれ強い脳、精神が手に入ることを先達はわかっていた。 脳は余白がないとあたらしい考えは生まれてこない。トップは暇なほうがいい。その余白で先を見据える。トラブルに対処が出来る。 【仕事モード】仕事に入る前のルーティンを決める。運動、音楽など。出来るかどうかわからない仕事で成長する。劣等感で自分の弱みを客観視する→それをばねに努力ができる。落ち込まなくていい。個性を伸ばす。 【モチベーション】金銭より仕事を楽しいと思えるかどうか。主体性を持つ。あこがれを持つ。小さな喜びを見つける。自分に自信を持つ。心のよりどころを持つ。確実な物が10あれば脳は不確実なものを10受け入れられる。 真剣度は、相手にも伝わる。動物にはどのくらい真剣か察する本能がある。世に出すものは手を抜かない。 【自分に合った仕事】ちょっとやるくらいでは見つからない。就いた仕事に自分を合わせ、習熟していく中で見えてくる。楽しくなっていく。 発想は閉鎖空間で、創造はコミュニケーションで生まれやすい。発想、創造も意欲と経験から生まれる。脳は終わりのない学習システム。やれることはやること。人任せにしないことで脳は鍛えていける。若々しい脳を保ことが出来る。 【コミュニケーション】自然体で生きる。オープンにするとコミュニケーションも円滑になる。受け入れてもらえる。リーダーとして俯瞰的ビジョンと現場を共有する。

Posted byブクログ

2018/11/23

とにかく考え続けること。そして多くの情報を入れる。 睡眠は大切。煮詰まったら眠る。 眠る前はできるだけポジティブなことを考える。笑って眠るのは良いこと。 現場主義 迷ったら現場に立つ。 脳内にあるのは整理済みの情報。整理前の原石のような情報は脳内ではなく、現場に行かなければ手...

とにかく考え続けること。そして多くの情報を入れる。 睡眠は大切。煮詰まったら眠る。 眠る前はできるだけポジティブなことを考える。笑って眠るのは良いこと。 現場主義 迷ったら現場に立つ。 脳内にあるのは整理済みの情報。整理前の原石のような情報は脳内ではなく、現場に行かなければ手に入らない。 更に生身の人間を相手にすることにも意味がある。 言語化 頭に描いたものはまず口に出してみる。 とりあえず話すことで頭の中が整理され、自分の言いたかったことが分かる。 行き詰まったらじたばたする。 劣等感。負の要素を利用して飛躍する。 他人と比較し、他人に追いつくことだけを目指していては自分らしさが失われる。むしろ劣等感を受け入れ、自分の存在を磨き上げる。 オーバーロード。成長するためにあえて困難に挑む。 二つの道があったら困難な方を選べ。アインシュタイン。 苦しいときこそ笑って脳を活性化させる。 やる気を出すには憧れを持つ。 自信。自分を褒めて自信をつける。 主体性。やらされる。のではなくやる。 ネオフィリア 自分の中の子どもを探す。子どもっぽさを押し殺さない。 ビジョン 自分の中に揺るぎない座標軸を持つ。 習慣化。反復練習で脳に技術を焼き付ける。 自然体。自分の弱さをさらけ出し、その弱さを冷静に受け止めることが強さである。 失敗体験を成功の糧にする。 制約条件のある中で精一杯の力を発揮すること。 体験に基づく言葉は参考になる。

Posted byブクログ

2018/10/09

プロとして仕事をしていくとはどういったことか。そしてそれはどのような脳の働きを使っているのかというのを脳科学からアプローチ。 ビジネスマンの悩みへの答えが満載。

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2018/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いつもの軽いタッチで読みやすい。 脳にひたすら悩ませておくと、悩んでいる瞬間は出なくても、ふと脳を弛緩させたとき(お風呂、散歩・・・)ひらめきが! 心の拠り所を持つ(パートナー、矜持、座右の銘、信念)=脳にとっての報奨

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2017/04/14

「ひらめき」のためには脳が暇である必要があるというのはなんとも矛盾した話のように聞こえます。 でも経験的に頭が情報の洪水になっている時よりもお風呂とか寝る時電気消したあととかスマホや本を見るのをやめた時に降ってくることが多いと思います。 「感覚遮断」とか「無意識」といった状態なん...

「ひらめき」のためには脳が暇である必要があるというのはなんとも矛盾した話のように聞こえます。 でも経験的に頭が情報の洪水になっている時よりもお風呂とか寝る時電気消したあととかスマホや本を見るのをやめた時に降ってくることが多いと思います。 「感覚遮断」とか「無意識」といった状態なんでしょうね。 「偶然力」 僕は「幸運の女神様には後ろ髪はない」と子供達に常々言い聞かせています。 19C仏の数学者アンリ・ポアンカレも仰ってますが「偶然はそれを受け入れる準備ができた精神にのみ訪れる」も同じことやと思います。 セレンディピティというんでしょうか偶然力を味方につけた人が成功するんですよね。 「オーバーロード(過負荷)理論」 成長のためにあえて困難に挑むのはよくあります。 過負荷状態に身を置くことで普段の思考や行動に余裕が生まれます。 僕が司法試験を受けてた時はエスカレーターを逆に登っていくようなものと言われてました。 立ち止まってたらあっという間に下に戻ります。 一定のスピードで登ってても下がる時もあります。 人の能力はカラダだけでなく脳も衰えるので常にオーバーロード気味に動かさないといけないということやと思います。 人間は脳だけでなくまだまだ活用できるんやと思います。 それを知らないということは人生遠回りなのかもしれません。

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2017/02/07

脳科学が良い生活習慣を生むのは分かっているが、実際に脳科学を知らない人がその方法に行き着いていると言う事実がやる気を出させてくれる。

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2015/12/21

インタビュー形式で脳を上手く活用している人達が出てくるが、あまりにも多くの人の話を載せることに力点があり、物足りなさを感じた。

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2015/11/12

著書の中でネオリフィア 「自分の中の”子供”を探せ」という 章は非常に面白く納得できる事が 多くありました。 絵本作家の荒井良二さんの言葉で 「子供は”天才スイッチ”を皆持っている」 「大人も子供の頃があったので、 捨て去ってしまったという人も この”天才スイッチ”を忘れている...

著書の中でネオリフィア 「自分の中の”子供”を探せ」という 章は非常に面白く納得できる事が 多くありました。 絵本作家の荒井良二さんの言葉で 「子供は”天才スイッチ”を皆持っている」 「大人も子供の頃があったので、 捨て去ってしまったという人も この”天才スイッチ”を忘れているだけ」 私も子供と遊ぶのが楽しいのは、 「単純に子供の頃の遊びが楽しかったから なのだと思います。」 子供の世話するというと「重荷」にもなりますが、 一緒に”天才ごっこ”をすると面白いです。 娘と一緒にぬり絵、お絵描き、工作、粘土、折り紙 楽器演奏など感性を使う遊びは楽しいです。 大人になってしなくなたことを再びするというのは 新鮮です。 当時は難しいなって思っていたお絵描き も少しはまともに描けるようになって一緒にお世話を しているふりをして楽しんでします。 「面倒見がいいですね〜」とまで言われるので 儲けもの(笑)、自由に遊ばせてもらっています。

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2014/07/12

〈本から〉 【セレンディピティ】  幸運を見逃さない心の準備をせよ。 アンリ・ポアンカレ 「偶然はそれを受け入れる準備ができた精神のみ  訪れる」  実際には、脳は自分が見たいものしか見ていない。  (略)我々の脳の中にはあらかじめ「世界はこう  なっている」という仮説が出来上...

〈本から〉 【セレンディピティ】  幸運を見逃さない心の準備をせよ。 アンリ・ポアンカレ 「偶然はそれを受け入れる準備ができた精神のみ  訪れる」  実際には、脳は自分が見たいものしか見ていない。  (略)我々の脳の中にはあらかじめ「世界はこう  なっている」という仮説が出来上がっている。  脳は、仮説に合った素材だけを選んで集めて、  像を結ぶ。そのため、いらないものは見ていない。  見えているのは、欲しい情報だけといっても過言  ではない。 【言語化】  頭に描いたものはまず口に出してみる 【エンボディメント】  苦しいときこそ笑って脳を活性化させよ 「修羅場で笑えなきゃ、プロじゃない」  口角を上げて笑った表情をつくるだけで脳は  影響を受け、考え方がよりポジティヴになる。  エンボディメント(身体性)の効果と呼ぶ。 「教わるのではなく、見て盗め」と話す指導者が  昔からいる。(略)ミラーニューロンの働き。 仕事を心の底から楽しんでいるプロフェッショナル たちの言動を分析していると、心の中に、 ”ネオフィリア=子どもらしさ”を残している人が 何人もいることに気がつく。 自分を外から見ているという状況を、脳科学では ”メタ認知”という。 人間の脳の中でひとつの”型”で出来上がるためには、 およそ2週間の期間が必要だとおいうことが、 遺伝子発現などのデータから示唆される。

Posted byブクログ

2014/01/05

番組の総集編として、数々のプロフェッショナルの言葉を用いつつ、脳科学分野のトピック別に整理されており、新書の紙幅でありながら濃密なヒントに溢れている。

Posted byブクログ