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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(7) の商品レビュー

3.8

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2012/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前巻で完結したと思ったら、しっかり続いていた本作。 作者の思う壺だった模様です(あとがきより)。 今回は「僕」ではなく、湯女が語り部で進んでいきます。 最後に「僕」に戻りますけども。 で、事件そのものはゲーム的に殺人をやって、ゲーム的に犯人推理をしようとした連中に割り込んでいってしっちゃかめっちゃかにしてしまいます。 そもそもマユが一人を拉致監禁したのがしっちゃかめっちゃかの原因でしょうが。 そして結局のところ、ほぼ全滅なのですが、そのあたりの描写は無し。 こうなるだろうって予測と、そうなったという結果が語られます。 「僕」が事件に関わった部分が少ないのと、湯女の言動パターンがちょっとアレなので、若干読みにくく、若干つまらなかったです。 最終章の「僕」のハーレム展開については楽しかったですが、それはこのシリーズの本質と違うし、そもそもマユもろくに出てきてないのはちょっとさみしかったですね。 ハーレム展開部分はほんと楽しかったですが、こういうのはスピンオフや外伝的なところでやっていただけると楽しいかなと。 前はワクワクしながら読めたのに、この7巻は湯女が語り部やってるからなのか、どうにも読書速度が遅かったです。 「僕」に変わってからさっくり読み終わりましたが。 語り部の変更は違和感がありますね。 事件についても、リセットしちゃった子がアレだったのがなんだかなぁという感じ。 なんというか、消化不良。

Posted byブクログ

2012/03/16
  • ネタバレ

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#novel 過去の凄惨な事件で、タイトル通りの狂気の精神状態にされてしまった二人が主人公。ダークサイコバカポーデテクティブラノベ(どんなだ)続編。 前巻の引きを継いで、ストーリーテラーが擬似まーくんこと湯女さんに。本家よりはちょっと軽い目の嘘つきさん。でも同等にイッちゃってます。そして、やっぱりアレでした。6巻ラストは嘘でした。嘘というかミスリードでした。 さて、イッちゃった犯人という意味では今巻がこれまでで最強じゃなくて最狂かもしれません。食いしん坊の菜種さんに匹敵するかも。無垢な狂気という意味では、より恐ろしい。 うん、ここでそろそろ本当のことを書こうと思います。 ここまで読んでおいてなんですが、個人的にはこの作品、あと作者さんも…あんまり好きではありません。面白いんですけども。 狂気と暴力=猟奇。この主題はいいんですけども。と申しますか、狂気と怪異の元祖たる、H.P.ラヴクラフト御大。狂気と猟奇の元祖、江戸川乱歩御大の作品。この二柱は当方にとってほとんど聖書となっているわけです。 今作品もその系譜につらなる猟奇作なわけですが…やはりあまりにふざけている。娯楽作中とは言え、生命を現実を軽視しすぎているような。 上述したラヴ御大と乱歩御大は、むしろよりドログチャイアイアな猟奇中の猟奇。つうかそれこそ元祖じゃねーかよ。というご指摘もあろうかと思われます。 しかし、個人的には、その二者は猟奇や怪奇という現象を、あくまで「異質」なものとして、現実と一線を引いて描いているのではなかろうかと。いわば、狂気は狂気でも、真面目な狂気ということで。 まあなんだかよくわからなくなって参りましたが。結論としては、今作も面白いんだけども、もちょっと真面目に頼むよ。ということでしょうか。嘘だけど。 ラノベに何求めてやがる、と自分でも思わなくもないのですが。狂気de猟奇という大好きなジャンルで、しかも凡百の萌ラノベとは一線を画す本格派であるだけに、もうちょっと…と思わなくも。半分嘘ですが。 ・入間人間「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈7〉死後の影響は生前 (電撃文庫)」読了。

Posted byブクログ

2011/10/07

みーくんもまーちゃんもこの物騙りでは××になっている。in stead 湯女が××になっている。それでもいい。どうでもいい。嘘だって破壊だってあるのだから。愛だって死だって存在しているんだから。うん。結局なんでも××のね。嘘だけど。8巻は探偵・花咲太郎だ出てきます。これはほんと。

Posted byブクログ

2011/09/27

 誰も断罪せず、誰も救済してくれない見えない罪を被る覚悟があるから、ここに来て。 (P.198)  ……早く、人外になりたい。この気持ちが、嘘にならない内に。  人間妖怪のままで、行き続けていくのが辛くなっているから。  自分の醜悪に爛れた傷跡を、別の観点から嫌悪してしまいかね...

 誰も断罪せず、誰も救済してくれない見えない罪を被る覚悟があるから、ここに来て。 (P.198)  ……早く、人外になりたい。この気持ちが、嘘にならない内に。  人間妖怪のままで、行き続けていくのが辛くなっているから。  自分の醜悪に爛れた傷跡を、別の観点から嫌悪してしまいかねない。 (P.199)

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2011/07/06
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2011 7/6読了。有隣堂で購入。 前回の流れから絶対みーくん生きてるだろうなあ・・・と思いつつどう登場するのかと思ったらこうもあっさり出てくるか、という巻。 後半になるまで語り部が湯女さんなのがなかなかに辛い・・・みーくんの語りはうざいけど、湯女さんもうざいので慣れない分だけまだみーくんのが。 そしてまーちゃんが全然出てこないのも厳しい。みーまーがひたすらちゅっちゅしてるシーンのこのシリーズにおける重要性を痛感するような巻、ってそれ4-5巻全否定だけどあれはゆずゆずがいたから問題ないってことで。 そしてしれっとにもうと生きてるし。なんだあのハーレム。

Posted byブクログ

2011/06/01
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語り部がみーくんから『大江湯女』になっております。 そして、やっぱりまーちゃんは『誘拐犯』となっております。 前回の『大江家脱出後の話』。 湯女の住処としているアパートは以前殺人があった部屋。(枇杷島一家が住んでいた) そしてそのアパートでは 悪ガキ共 がある遊び をしていた。 其処に参加する事になった湯女。 ある遊び とは 殺人及び死体損壊 である。この遊びは『いつ始まって誰が犯人かを突きとめる』という常軌を逸した遊び。 既に住人が一人殺され、仲間である『吹上有香』(ふきがみゆか)ユカが殺された。 残るはイマキこと『今池利基』(いまいけとしき)と『野並絵梨奈』(のなみえりな)、誘拐されている『久屋白田』(ひさやしろた)。 そして湯女はイマキが殺されてバスルームに転がる頭を見つける。 犯人はエリナしかいない状況。 何がどうなっているのか判らないまま物語は進行していく。 裏を返せば、前回の『学校襲撃事件』でまーちゃんがぶっ飛んじゃった事。 しかしみーくんは入院していてフォロー出来ない。 そこをフォローしたのが湯女。 まーちゃんは『誰かを誘拐、監禁する=みーくんが登場』という思考。 最終的にまーちゃんを守るために、再度ボロボロになりながらもみーくんは頑張る。 なのでみーくんは最終で登場。 入院中に、伏見、長瀬、妹の三竦みと湯女&まーちゃんの図。 結構コレが笑える状況・・・。 そして。 相変わらずのバカップルとなりこの巻は終了。 どう締めくくるのか謎めいた作品。 思った以上に面白かった。解りづらかったけど。

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2011/04/15
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湯女がみーくんの代理で物騙りをします。 6巻では何の関係もなさそうな海老原香奈恵が実は結構重要なキャラ(みーくん生還の理由)になったわけで。 吹上有香がすっごく僕好みのキャラだったのにあっさり殺されて無念な気持ちでいっぱい(´・ω・`)

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2011/04/08
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湯女回でしたね。みーくんとはまたちょっと違った視点からの進行がとても好みでした。 AさんとBさんとCさんの話が好き

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2012/03/29

うーんやっぱり主人公はみーきゅんじゃなきゃ、ね?まーちゃん。とりあえず2人の世界が平和ならば他の事件なんざどーだっていいのですわ。すわすわ。見事な丸投げでした。その後あの人達どうなったんだろーね。まあどうだっていいけど。死人にまで縋らないと生きていけないのーなみーきゅんは本当に可...

うーんやっぱり主人公はみーきゅんじゃなきゃ、ね?まーちゃん。とりあえず2人の世界が平和ならば他の事件なんざどーだっていいのですわ。すわすわ。見事な丸投げでした。その後あの人達どうなったんだろーね。まあどうだっていいけど。死人にまで縋らないと生きていけないのーなみーきゅんは本当に可哀想ね。嘘だけどー

Posted byブクログ

2010/12/05

大江湯女のターン!はじめは戸惑ったけど、最終的にすごい読み心地よかった(笑)茜可愛いよ茜!きゅーん。 みーくんとまーちゃんの絡みはバカップルで相変わらずきゅんきゅーん\(^^)/

Posted byブクログ