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風に舞いあがるビニールシート の商品レビュー

3.9

680件のお客様レビュー

  1. 5つ

    185

  2. 4つ

    256

  3. 3つ

    157

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/11/14

ライトに読めるかつ同じ著者だと思えないくらいジャンルが異なる作品。表題にもある風に舞い上がるビニールシートと、鐘の音が個人的に好みでした。

Posted byブクログ

2024/11/01

どの作品も素敵な表現、言葉遣い。 ザワザワと忙しない心を一瞬にして落ち着かせてくれる一冊です。 日々のちょっとした瞬間によぎる、自分の価値観や大事にしてることってなんだろうっていう感覚を研ぎ澄ましてくれたようなきがする。

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2024/10/13

カラフルがかなり刺さって期待値マックスの森さん2冊目の作品。 登場人物があまり立ってなくて、入ってこなかったなぁ。一つ一つの作品も掴まれるものがこれといってなかった。

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2024/10/08

短編6作品 軽快に読めたのは 『ジェネレーションX』 聞き耳を立てて聞く話というのは実に面白い!と言うお話です。 『鐘の音』もなかなか面白い。 お寺に祀ってある御本尊も元を辿れば…と言うお話です。

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2024/10/06

『大切な何かのために懸命にいきるひとたちの、 6つの物語』 その通りで主人公たちはみんな「大切な何か」のために「懸命に生きている」。ただのその「大切な何か」は、人それぞれ違うもの。違うけれど、みんなその何かのために、日々過ごす日常を強く生きている。 どのお話も好きだけど、わたしは...

『大切な何かのために懸命にいきるひとたちの、 6つの物語』 その通りで主人公たちはみんな「大切な何か」のために「懸命に生きている」。ただのその「大切な何か」は、人それぞれ違うもの。違うけれど、みんなその何かのために、日々過ごす日常を強く生きている。 どのお話も好きだけど、わたしは『犬の散歩』と『風に舞いあがるビニールシート』に惹かれた。 犬の散歩は、専業主婦だけど水商売のバイトを犬のボランティアのためにする主人公。「独身時代は両親に守られて、結婚してからは夫に守られ、家庭という王国でふんぞり返っていられた。」こういう女がいちばん嫌いだ〜と読んでたけど、義父母と保護犬との絆にうるりときた。 風に舞いあがるビニールシートは、愛情小説。 感動と衝撃と、わたしには表現できない読んだ後のじーんと感。嫌な気持ちではなく清々しい。涙もろいのでうるりともきた。 森絵都さんは「カラフル」しか読んだことないのだけど、こんな深い(語彙力皆無)お話かける方なんだな、他も読んでみたい。1日1つずつと読みやすいのでおすすめしやすい本でした。

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2024/09/26

直木賞受賞作。 予想を覆された!良い意味で。 著者はKindleでショートストーリー2作と「カラフル」を既読。いずれも10代から読める軽やかで爽やかな文体だった。 本書6話はガラッと変わり、それぞれスパイスが効いた大人の短篇集。そして各々特色が異なる話だった。 仕事と恋愛で...

直木賞受賞作。 予想を覆された!良い意味で。 著者はKindleでショートストーリー2作と「カラフル」を既読。いずれも10代から読める軽やかで爽やかな文体だった。 本書6話はガラッと変わり、それぞれスパイスが効いた大人の短篇集。そして各々特色が異なる話だった。 仕事と恋愛で悩む女性、保護犬の活動費のために水商売をしている主婦、大学の2部で学ぶフリーター、元仏像修復師の拘り、新人類会社員と客先に向かう中堅社員の心境、元夫の死から立ち直れない難民支援の国際公務員女性。 主人公たちの探し物を、一緒に見つけたような気持ちで読了♡

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2024/07/19

風に舞いあがるビニールシートの意味。6つの話どれもいい話だった。ジェネレーションXの最後爽快で好き。

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2024/06/24

森絵都さんらしい作品から、同じ作者の作品とは思えないほど重厚感のある作品まで、この世界のどこかで懸命に暮らす人々の、日常に起こった人生の転換点を、丁寧に切り取り、それを鮮やかに紡いだ1冊でした。

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2024/06/24

どのお話しも途中から惹きつけられすぎて苦しくさえなる! 「野田さんの言う意味もわかるけどでも結局年よりもやっぱり個人差じゃないっすか?」 石津の素朴な言葉がグッときた! 何かのために懸命に生きる人々の物語。その通りでした。

Posted byブクログ

2024/06/22

短編集でどれも設定は全然違うのに すごく考えさせられる作品ばかりでした。 自分だけの価値観って、、 お金より大事なものって、、 物語の世界に入り込むことで自分自身にも問いかけたくなる一冊でした。

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