れんげ荘 の商品レビュー
◼ひさびさすぎる群ようこ。 45歳独身女性が母から自立して1人暮らし奮闘する話。奮闘というより堪能、かな。母との関係とか、新しい環境開拓とかつつましく生きるとかすっと入ってきた作品
Posted by
最初の10ページがおもしろかったなぁ リアリティあって、ボリュームあって・・・ れんげ荘に引っ越してからは、穏やかにおもしろかったね。「おぎやはぎ」みたいな、ゆるい(?)感じで。 キョウコみたいな人が近くにいたらなぁ 仲良くしてもらって、れんげ荘にお邪魔させてもらって...
最初の10ページがおもしろかったなぁ リアリティあって、ボリュームあって・・・ れんげ荘に引っ越してからは、穏やかにおもしろかったね。「おぎやはぎ」みたいな、ゆるい(?)感じで。 キョウコみたいな人が近くにいたらなぁ 仲良くしてもらって、れんげ荘にお邪魔させてもらって、大福頂きたい! 家になめくじ出てきて、雪も降る れんげ荘 世間でいうおかしな立場でも許される(というか誰も気にしてない)れんげ荘 なんじゃかんじゃで、キョウコはあーだこーだ思いながら、自分らしくはなさそうやけど、自分の思うように生きるんやろうなぁ。
Posted by
会社を辞めて実家を出て古びたアパートで一人暮らしをする中で、自分を見つめ直しながら時には周りの人と助け合いながら生活していくお話。 夏には蚊の大量発生、冬には雪が降るれんげ荘にはちょっと住めないけど、でも覗いてみたいな。 ふんわりしながらも自分の芯を見つけていくような、ちょっとだ...
会社を辞めて実家を出て古びたアパートで一人暮らしをする中で、自分を見つめ直しながら時には周りの人と助け合いながら生活していくお話。 夏には蚊の大量発生、冬には雪が降るれんげ荘にはちょっと住めないけど、でも覗いてみたいな。 ふんわりしながらも自分の芯を見つけていくような、ちょっとだけ心に芽が生えたような、そんな気がした。
Posted by
40代独身、風呂なしボロいアパートで、忙しい仕事を辞め貯金だけで暮らしていくことを決意。それだけでなんて面白いそうなんだろうと思った。出てくる世間体ばかり気にして娘のやることを認めようとしないおかあさんが本当にムカつく。わたしだったら親子の縁切りたいとおもうけど、それでも広い視点...
40代独身、風呂なしボロいアパートで、忙しい仕事を辞め貯金だけで暮らしていくことを決意。それだけでなんて面白いそうなんだろうと思った。出てくる世間体ばかり気にして娘のやることを認めようとしないおかあさんが本当にムカつく。わたしだったら親子の縁切りたいとおもうけど、それでも広い視点でみていてえらいというかすごいなあと思う。人生エンジョイ系の小説かと思いきや、大変そうで容赦ない書き方でよかった。
Posted by
45歳までバリバリ働いていた独身女性が、働かない暮らしを始める物語。 1か月10万円で生活するために、れんげ荘という名前のとても古い木造アパートに住み始めるのですが、夏は蚊の大群に襲撃され、冬は部屋の中に雪が降る有り様。それでも、いいことを見つけていきます。 主人公は働かないと決...
45歳までバリバリ働いていた独身女性が、働かない暮らしを始める物語。 1か月10万円で生活するために、れんげ荘という名前のとても古い木造アパートに住み始めるのですが、夏は蚊の大群に襲撃され、冬は部屋の中に雪が降る有り様。それでも、いいことを見つけていきます。 主人公は働かないと決めたにも関わらず、働かないことに後ろめたさを感じたり、他人にどう思われるかを気にしたりします。 「健康だけど働かない」状態にもしなったらどうするか、あるいは健康であるかぎり働いていたいのか、考えてみるのもいいと思いました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
群ようこさんの著作は2作目。(前作はパンとスープ) 誰もが嫌ってしまうキャラとして登場するのが、主人公キョウコの母。益田ミリさんの「どうしても嫌いな人」に出てくる嫌われキャラと似ている。「人の悪口」が日々の肥やしみたいな人だ。 45歳のキョウコは大手の会社で働き続けていたが、そこでのハードで楽しめない生活を定年まで続けたくない。 ある日、母との暮らしと会社を捨てて、オンボロ「れんげ荘」へ移り住む。 そんな彼女の一人暮らしの話。 ーーーー 最初は「母親」にイライラさせられっぱなし。 キョウコの一人暮らしは「ひとり」だけど「ひとりじゃない」なぁと思いました。 親友やお隣さんのクマガイさん、お兄さん、姪のレイナ。 コーヒーショップの店員や大家さん、その他のお隣さん。 キョウコは悩みつつも色々な人に直接助けてもらったり、間接的に助けてもらったりしながら、あまり悲観的になりすぎずに生きている。 嫌なことは最後までなくならないけれど、最後の最後すごくほんわかした気持ちで読み終われた。 大切だなぁと思う人とつながっていくためには、「嫌な人」も時には必要不可欠だったりするのかもなぁ。 「嫌な人」は排除できないけど、ある程度の距離感を持ちつつ生きていく。それでいいんだなぁ。って思わされた。 色んな人がいて、それでいいんだなぁ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
華やかなマスコミの世界を抜け、家賃三万円のボロアパートで暮らし始めたキョウコの日常話。非現実的な所が多々あるものも、奮闘するキョウコの姿は好感がもてた。 クマガイさんを始めとする、れんげ荘の住人もくどくなくて良い。個性的な隣人達とドタバタ過ごす、といったよくある感じではなく、皆がほどよく大人。近すぎず遠すぎずの距離感。私が実際に住むなら、これぐらいの近所付き合いが気楽だわ~(^-^) マユちゃんの「結局、あなたはまじめなのよ」「会社にいるときもまじめに仕事やって、それがいやになって、無職になったときもまじめに無職をやろうとする」これにはほとんどの人が当てはまるのでは。
Posted by
ほんわりしている内容なので仕方ないんだけど、ちょっと読みたりない。でもまた読みたくなりそう。 かもめ食堂が好きな人なら好きだと思う。
Posted by
自分が望んでしたとこでも 起こる心の葛藤など、リアルで良かった。ハッピーで はなまるな毎日を描くとして キラキラしたものだけでは、出来上がらないんだと知りました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
猫の声に鳥のさえずり自然の色って人の心を穏やかにしてくれるものなのかも。 暑さ寒さがきびしければ春秋が嬉しいし。 今の時代ってそういう事忘れちゃってる気がする。 きょうこのように極端な生活は出来ないけれど、人として忘れちゃいけない何かを群さんの本はいつも再確認させてくれる。
Posted by