黒猫・アッシャー家の崩壊 の商品レビュー
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再読はほぼしない私だが、エドガー・アラン・ポーはお話について行くだけで精一杯なので2周するくらいがちょうど良い。巽孝之氏の解説を読んで結構満足。 『黒猫』は何度でも読める犯罪小説。 『赤き死の仮面』は初読時には雰囲気に惑わされていたが、7つの部屋は一体何を表しているのでしょうかね。最後が「死」を表しているのだとして、人生におけるターニングポイントのようなもの?それともすべて死にまつわる何か?うーんわからん。「仮面の人物に実体がなかった」というのも不思議だ。実体を伴わない方が恐怖が増大するというだけの理由でそうしたとは思えない。うーんわからん。結論:再読してもわからん。 『ライジーア』は意志は肉体を超越するということについてだけど。最後の"奇跡"については、ライジーアの意志なのか語り手の意志なのか、対象が謎ですよね。ポーの詩集も読んでみるかな。 『落とし穴と振り子』は幻想風味はなく、リアリティと臨場感溢れる脱出ホラー。まあまあ。 『ウィリアム・ウィルソン』はドッペルゲンガーを扱った恐怖小説。今読むとよくある話だなあと思ってしまいますが、やはりポーがこのジャンルの先駆者なのでしょう。
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ミステリー、ミステリ、ホラーの源流のゴシック小説を味わえた。推理小説(ミステリー)の祖ポーの代表作ということで、読んだ。城、幽霊、病、狂人、これらの要素に感じる不気味さ怖さは今のミステリーにも共通するものがある。3つ好きな順に並べるとしたら、黒猫=赤仮面>アッシャー。
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思っていたよりも暗い話が多くて驚いた! もっとファンタジックかなぁと思っていたが、 重め&暗めの展開が続いていた……。 今回の作品の雰囲気&内容としては 個人的に好みではなかったが、 ともあれポーの作品に触れられて光栄だ。 心理描写が特に印象的だった。 もう少し暗くないポーの作品を 読んでみたいなぁと感じたのであった。
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昔の本だから多少古さを感じたけれど、文学作品として残すべき本。ちょっと怖い感じはあったかも。 ポーの作品で初めて読みました。
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じっとり暗くて不気味、過剰なくらい装飾的で、美しい。まさにゴシック!という感じ。 「黒猫」の虐待描写でやや読み進めるのを躊躇ったけれど、それ以外は意外とさっくり読めた。 表される情景と同じくらい、文章自体も装飾的で読みやすいとは言えないが、独特の魅力と読み応えがある。 「ウィリアム・ウィルソン」の展開は、なるほどまさしくダブル。 「ライジーア」の妖しさが特に気に入った。
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推理小説の祖であるエドガー・アラン・ポーの代表作『黒猫』を始めとした6編が収録されたゴシックホラーで、ペストが大流行した中世ヨーロッパをモチーフにした『赤き死の仮面』や自分と瓜二つの存在に苦しめられる『ウィリアム・ウィルソン』などゴシック色が強く古典的名作とは思えない外連味の強...
推理小説の祖であるエドガー・アラン・ポーの代表作『黒猫』を始めとした6編が収録されたゴシックホラーで、ペストが大流行した中世ヨーロッパをモチーフにした『赤き死の仮面』や自分と瓜二つの存在に苦しめられる『ウィリアム・ウィルソン』などゴシック色が強く古典的名作とは思えない外連味の強さもあった。
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エドガー・アラン・ポーの代表作の黒猫、アッシャー家の崩壊が収録されているホラー系の短編集。 この2つよりも僕は、赤き死の仮面と落とし穴と振り子が面白かったです。 赤き死は、疫病が蔓延した世界で、王様が様々な人々を城に招待し、外界から隔離し王達は仮面舞踏会を開催される。 その舞踏...
エドガー・アラン・ポーの代表作の黒猫、アッシャー家の崩壊が収録されているホラー系の短編集。 この2つよりも僕は、赤き死の仮面と落とし穴と振り子が面白かったです。 赤き死は、疫病が蔓延した世界で、王様が様々な人々を城に招待し、外界から隔離し王達は仮面舞踏会を開催される。 その舞踏会に血まみれの衣装を着て、死後硬直の顔になっている仮面を付けた道化師が現れて事件が起きていく所が怖かったです。 赤き死の設定が、コロナ禍で生きている僕達みたいで、道化師がコロナウィルスな感じがして不気味に感じました。 道化師の仮面も犬神家の一族に出てくるスケキヨに似ているなーと感じました。 落とし穴と振り子は、ある所に幽閉された犯罪者が、落とし穴に落ちそうになり、貼り付けにされそこに近づいていく振り子に斬られそうになるストーリーがスリリングで怖いと思いました。 この短編集もゴシック風で、アランポーらしいかんじの文体で怖さが凄く伝わってきた作品だと思います。
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暗い作品すぎて捨てるか迷った。 個人的に動物虐待が許せなすぎていい小説かどうか判断するどころではなくなってしまうため、前半は不快感が拭えなかった。 後半想像力が掻き立てられる文章に圧倒されやむなく保存。
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2009年に生誕200年記念として発行された全6篇の短編集。自分にとって初ポー。一言で表すとしたらやっぱり「ゴシック」!冷たく湿っている印象。
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恐怖感が鮮明に伝わってくる小説。 はじめてエドガーアランポーを読んだが、少ないページ数でストーリー展開がサクサク進む感じが読みやすかった。
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