累犯障害者 の商品レビュー
刑法を学ぶ者なら絶対に読むべき書です。 普通なら刑務所に送られる人間が送られてくる現実が書いてあります。 刑事事件ではよく「精神鑑定」ってありますよね。 その重要さや、事件の裏側に知的障害者が関わると、 世間がここまで引くんだ、と実感してしまう本です。
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累犯を重ねる障害者をどうサポートしていくか。 この世に方法はあるのだろうか? 巷によく見られる、 「金出さない、支援しない、でも口は出す」ようなことだけはしたくない。 とすれば、事実を受け止め、口を閉ざすしかないのか。
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うーん。世の中にはいろいろな問題があります。完璧を目指すのが理想だけど、それは無理な話で。 なにを優先すべきか、の問題になると思うのですが。私には何を優先すべきでなにを後回しにすればいいのか、まだ分かりません。
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友人との話で出てきた1冊。文庫化されたばかり。 早速読んでみた。 累犯とは、以前罪を犯した者が再び罪を犯すことを言う。 何度も繰り返し罪を犯し刑務所に入る障害者達。 「俺ね、これまで生きてきたなかで、 ここが一番暮らしやすかったと思っているんだよ」 過去に政策秘書給与の流用事...
友人との話で出てきた1冊。文庫化されたばかり。 早速読んでみた。 累犯とは、以前罪を犯した者が再び罪を犯すことを言う。 何度も繰り返し罪を犯し刑務所に入る障害者達。 「俺ね、これまで生きてきたなかで、 ここが一番暮らしやすかったと思っているんだよ」 過去に政策秘書給与の流用事件を起こして実刑判決を受け 433日間牢獄で過ごした著者が忘れられなかった障害者の言葉。 出生の2〜3%が知的障害者の出生率と言われている。 それに対して日本の知的障害者の人数は45万人と言われている。 つまり、45万人というのは障害者手帳保持者の数であって、 実際保護を受けていない人が240万人から360万人いておかしくないのだそう。 障害者が事件を犯してもタブーとされて報道規制がかかるメディア。 そのメディアを通してしか社会を知れない人が多い中、 このような本は人の社会に対する目というのを少しでも真実に近づけてくれる。 どれほどの売れ行きかは知らないが、もっとあらゆるところで フィーチャーされていい本だと思う。
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「獄窓記」に続き読んでみる。 これまで障害をお持ちの方々の身の上に実際に起こっていた問題点を浮き彫りにした作品。 なにやら考えさせられる内容だった。
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いささか思い入れは強いが、隠されてきた現実を直視しているので衝撃。 新聞テレビからは全く見えないことが大きな問題。 17冊。
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