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人生問題集 の商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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2011/08/29

へー・・・!という感じ。 面白かったです。こういう感じ方もあるんだなと。 性差みたいなことを、結構考えてしまった。 2人の奥さん好きっぷりとか信頼感とかが滲み出ていて、私もそういう奥さんになりたいと思ったり。して。 それにしても変な人たちだなー 手元に置いて何度も読み返したい...

へー・・・!という感じ。 面白かったです。こういう感じ方もあるんだなと。 性差みたいなことを、結構考えてしまった。 2人の奥さん好きっぷりとか信頼感とかが滲み出ていて、私もそういう奥さんになりたいと思ったり。して。 それにしても変な人たちだなー 手元に置いて何度も読み返したい本。

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2011/02/24

精神科医と短歌の詠い人(作家でもある)の言葉についての対談。一般常識から少しずれてるとこがなんとも面白い。春日さんの患者や奥様に対する考えや穂村さんの恋愛についての考え方を読むと、道徳的じゃなくて、なんだかほっとする。

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2011/09/18

歌人・穂村弘と精神科医・春日武彦の対談集です。途中、どっちが精神科医なんだかわからないような感じがしなくもなく・・・、理路整然と茶々をいれる穂村さん。人生の問題に関してはよく松本清張を引き合い出します。---------------------------------------...

歌人・穂村弘と精神科医・春日武彦の対談集です。途中、どっちが精神科医なんだかわからないような感じがしなくもなく・・・、理路整然と茶々をいれる穂村さん。人生の問題に関してはよく松本清張を引き合い出します。----------------------------------------------「取るに足るか足らないか、とっさに判断つかない時あるじゃん。その判断を誤って地獄に堕ちるというのが松本清張の世界でしょ」----------------------------------------------なるほど。もっと端的にいうと?----------------------------------------------「そこから深みにはまると松本清張」----------------------------------------------

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2010/10/06

<屈託と疎外感をチャーミングの域に押し上げ、全国の女子に絶大な支持を得てしまった歌人、自慢じゃないが私も充分おかしいと胸を張る辣腕(本当)精神科医。異色のコンビが真っ向から挑むのは、白樺派的理想の世界はたして現代日本に“新しき村”は生まれるのか!?愛、孤独、友情、家族…ぬきさしな...

<屈託と疎外感をチャーミングの域に押し上げ、全国の女子に絶大な支持を得てしまった歌人、自慢じゃないが私も充分おかしいと胸を張る辣腕(本当)精神科医。異色のコンビが真っ向から挑むのは、白樺派的理想の世界はたして現代日本に“新しき村”は生まれるのか!?愛、孤独、友情、家族…ぬきさしならない人生問題の数々を、現役“文学青年”たちがとことん考えすぎてみた、ただならない2人のままならない人生論。 >簡単にいうと変人×変人の対談集(笑)まあまあ面白かった。

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2010/03/28

こんなに自分の人生観というか、 生活観をたっぷり話し続けて、 全く相容れないところもあるのに、 じっくりひとつのことについて話し続けるって楽しいだろうなー。 自分だったら酒飲まない限り、こんなにじっくりした話はしないだろうな。

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2010/02/18

春日武彦と穂村弘が友情とか秘密とか努力とか家族とかお金とか愛とかについて対談した本。もともと二人とも結構好きだからか、すごく楽しめた。子供の頃の思い出話が多かったような気がする。装丁も好き。

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2015/09/29

期待に違わず、脱力とひらめきが絶妙なさじ加減で交錯する対談。一番印象的だったのは(お二人には申し訳ないが)問題7「仕事」のゲストでノンフィクション作家高橋秀実氏の言葉だった。 「組織というのは、必ずカラオケやラジオ体操的なものを用意して、それが一種のガス抜きというか、仕事や組織...

期待に違わず、脱力とひらめきが絶妙なさじ加減で交錯する対談。一番印象的だったのは(お二人には申し訳ないが)問題7「仕事」のゲストでノンフィクション作家高橋秀実氏の言葉だった。 「組織というのは、必ずカラオケやラジオ体操的なものを用意して、それが一種のガス抜きというか、仕事や組織本来が持っているもっと嫌なことから目をそらす役割を果たす」「(世界への違和感という話題の中で)春日先生の”目標”や穂村さんの”カラオケ”のように、それだけは耐え難いというふうには私は思わないですね。全部耐え難いからあきらめる、というか」 そうだなあ。すでにルールの決まっている(ように見える)人生という場にいきなり放り込まれて、ぶっつけ本番で人生をわたっていく身にしてみれば、理不尽さはすべてのことに張り付いていて、あきらめてやり過ごす以上のことをするにはとてつもないエネルギーがいる。表現者とはそういうエネルギーの持ち主なんだろう。 もうひとつ、これは穂村氏の嘆きで妙に心に響いたもの。「歌や詩の言葉は本来、世界や神との垂直の関係性のツール」であって、日常の完璧な実用品である水平方向の言葉とは違う。垂直方向の関係に思いをいたしてしまう人たちは「水平方向の重力」に取り巻かれて生きざるを得ない苦しみがあるのに、「彼らは垂直性なんかなくても生きていけるわけだからかなわないよね」いやおっしゃる通り。日々水平方向の言葉にやれやれと思いながら、本を片手に遠い目のワタクシです。

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2009/11/19

結構難しかったです でも、自分がなんとなく思っていたことが、言葉に表されていて、納得する部分がたくさんありました。 二人の表現力と、頭の良さに感服しました。 やっぱり自分とは違うのか。

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2009/11/01

「穂村弘」の名前にひかれて、手に取った。 ちょうど就職活動の本を買ったときだったので、 レジの彼にはなんだかとても人生に迷った女に見えただろう。 身の回りにある、ときには自分と一体化しているようなテーマについて 穂村弘と春日武彦が延々語っているだけの本なんだけれども。 二人の...

「穂村弘」の名前にひかれて、手に取った。 ちょうど就職活動の本を買ったときだったので、 レジの彼にはなんだかとても人生に迷った女に見えただろう。 身の回りにある、ときには自分と一体化しているようなテーマについて 穂村弘と春日武彦が延々語っているだけの本なんだけれども。 二人のちょっと世間ずれした対談は、エッセイ以上で自伝未満という感じ。 私も生きてて大丈夫なんだ、って思わせられる これって私以外の誰かも感じてたズレなのか、私以上にずれてるやつなんていっぱいいるんだな、って思い知らされる そしてやっぱり穂村弘、好きだなぁとうなづいてしまった そんな一冊。

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2011/08/06

ついに気になる二人のコラボが実現。常識の枠にとらわれない、どちらかというと社会性に若干不安がある二人というノリで対談は進みますが、やっぱ二人とも色んなことをすごく考えていて、何より博識だよね。かっこいい。

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