RINGO FILE 1998-2008 の商品レビュー
’98のデビューは’75井上陽水の出現にも匹敵すると思うが、デビュー後十年頃、カラオケで演歌ばかり歌う人のなかで『歌舞伎町…』を歌ったら誰も知らず「いい曲ですね」と言われたのも思い出 これは思想書と言っていい。少女アイドル歌手が怪獣映画とするなら、椎名林檎はブレードランナーに代表...
’98のデビューは’75井上陽水の出現にも匹敵すると思うが、デビュー後十年頃、カラオケで演歌ばかり歌う人のなかで『歌舞伎町…』を歌ったら誰も知らず「いい曲ですね」と言われたのも思い出 これは思想書と言っていい。少女アイドル歌手が怪獣映画とするなら、椎名林檎はブレードランナーに代表されるSF映画ではないか。思えば前者の“カワイイ”は対米戦敗北の怨念・屈辱と白人帝国への憧れで「私は無害です」表示を引き摺っていたが、SFは小説より映画が社会的影響力が強く、デビュー直後、地元レコード店の壁に「何卒よろしく」と書いた「世知辛い」現実世界に女史は音楽で立ち向かう(生計を立てる) 勇気を誇りを与える音楽
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これまでの対談やライヴの様子の記録。 自分が普通の価値観だからこそ、人に響く作品を作れる……みたいな発言が印象的だった。ちょっとずれたようなことをやってるものの、根は真面目で謙虚なのだと改めて感じさせられる内容だった。 でも客観的に見て、やはり椎名林檎の発想力はずば抜けている。誰...
これまでの対談やライヴの様子の記録。 自分が普通の価値観だからこそ、人に響く作品を作れる……みたいな発言が印象的だった。ちょっとずれたようなことをやってるものの、根は真面目で謙虚なのだと改めて感じさせられる内容だった。 でも客観的に見て、やはり椎名林檎の発想力はずば抜けている。誰が歌舞伎座で音楽のコンサートをやろうと考えるのか。しかもそれを「ありかも……」と思わせてしまうところがすごい。
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2年前くらいに買って、表紙や写真だけで一満足してたのを、やっと読み始めた。”無罪~”、”勝訴~”、”冥利~”、”加爾基~”そして東京事変へ。ずっと好きで聴き続けてたけど、その間、林檎様にはいろいろなコトや想いがあったんだなーって初めて知った。 10年間の雑誌対談をそのまま(?)イ...
2年前くらいに買って、表紙や写真だけで一満足してたのを、やっと読み始めた。”無罪~”、”勝訴~”、”冥利~”、”加爾基~”そして東京事変へ。ずっと好きで聴き続けてたけど、その間、林檎様にはいろいろなコトや想いがあったんだなーって初めて知った。 10年間の雑誌対談をそのまま(?)インタビュー形式で。
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椎名林檎様の10年をつづった本。 インタビュー、写真、CD&DVDレビューから成っている。 写真でやはり彼女の美しさに惹かれる。素晴らしい。 それから読んだインタビュー。 衝撃だった。 今までもそういう感じはあったが、彼女は普通じゃない。 そして今...
椎名林檎様の10年をつづった本。 インタビュー、写真、CD&DVDレビューから成っている。 写真でやはり彼女の美しさに惹かれる。素晴らしい。 それから読んだインタビュー。 衝撃だった。 今までもそういう感じはあったが、彼女は普通じゃない。 そして今までも恐れていたのだが、俺は彼女を全く理解できていない。 彼女の音楽は「カッコいい」とか「ヤバい」とか「いい」とか、そういった言葉で表せるものではなく というより音楽よりも深層に入ろうとしなかった自分がアホみたいで 歌詞はわからないなー、みたいに思ってた俺は本当にダメ。 今も林檎様の音楽を聞いているのだが、やっぱり「いい」ぐらいにしか思えない。 そのレベルで楽しんでいた前までの方が幸せだったかも。 彼女を理解できない自分にあきれ、彼女の「凄さ」を改めて感じさせてくれた本です。 冷静に見てこれで10年の振り返りになるかと言ったら微妙だと思いますので、★は3つとさせていただきます。
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自分では買わない系の本。プレゼントで頂く。 椎名林檎が椎名林檎をプロデュースするためになんでも使うしなんでもやる、という能力が凄まじいと思う。本当の彼女はどんだけ好きでもこの本全部読んでもわからないけど、掌でいつまでも転がり続けたい!
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「椎名林檎、10年の記録 膨大な写真、インタビュー、ライブ&ディスクレビューで綴る林檎クロニクル、全350ページ!激動の季節を生きた表現者・椎名林檎の音楽への愛とピュアネスに貫かれた10年間の活動記録」 雑誌「rockin'on JAPAN」や「BUZZ」での大きく4...
「椎名林檎、10年の記録 膨大な写真、インタビュー、ライブ&ディスクレビューで綴る林檎クロニクル、全350ページ!激動の季節を生きた表現者・椎名林檎の音楽への愛とピュアネスに貫かれた10年間の活動記録」 雑誌「rockin'on JAPAN」や「BUZZ」での大きく4編のインタビュー収録。 今読むととても初々しい発言に感じられる1stの頃のもの、 僅か1年足らずで身の回りの変化に疲弊しまくっている2ndの頃のもの、 出産などを経て再び音楽界への覚悟をし始めた3rdの頃のもの、 そして、10年の活動の振り返りとなる10周年のときのもの。 当時読んでいても正直よく分からなかった発言などが、 10周年の振り返りインタビューもあることで漸く理解できた。
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椎名林檎の本がついにでたっ! と期待したのに、蓋を開けてみればただのインタビュー本。がっかり。 ただし、ポートレートは文句なく美しい。
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写真ページの林檎嬢に魅惑されて購入。ポニーテール×横顔がたまらん。 しかし、好きでずっと聴いてきたのに、この方のこと微塵も知らなかったんだな。まぁ好きって言ってもほんとに音楽が好きなだけで、がっつりファンしていたわけじゃないから、当然っちゃ当然かもしれないんだけど…それでも...
写真ページの林檎嬢に魅惑されて購入。ポニーテール×横顔がたまらん。 しかし、好きでずっと聴いてきたのに、この方のこと微塵も知らなかったんだな。まぁ好きって言ってもほんとに音楽が好きなだけで、がっつりファンしていたわけじゃないから、当然っちゃ当然かもしれないんだけど…それでも結構なギャップにびっくり。林檎嬢ってこんなに繊細なんだね。音楽に対する熱意や、結婚観なんかは純粋で真っ直ぐで、ほんとに少女のよう。 UAより自分の方が普通っぽいって公言してはばからないところがびっくりしたけど。笑 確かに、UAの方が人間を超越した存在のように感じなくもないけれども。
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美しすぎる…☆ インタビューとかいろいろ盛り込まれてて◎ ただ、読み物としては向かないかも。。
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無論、椎名林檎が書いた本ではない。 雑誌に掲載した林檎特集時のインタビューやレポートを一冊にまとめた物である。 今まで、雑誌のインタビューとか、今思えば、たまたま、読む事がなかった。 本当に、読まなくて良かった。 私が、林檎の作った音楽を聴いて、感じて、愛した事 説明なん...
無論、椎名林檎が書いた本ではない。 雑誌に掲載した林檎特集時のインタビューやレポートを一冊にまとめた物である。 今まで、雑誌のインタビューとか、今思えば、たまたま、読む事がなかった。 本当に、読まなくて良かった。 私が、林檎の作った音楽を聴いて、感じて、愛した事 説明なんか要らない。 それだけで、本当に十分だった。 っていう再確認 インタビューも形式の問題なのか、結局インタビュアーも社会的な「林檎のキャラクター」に目がやられすぎている用に感じる。 その問題が当時それ以上ない問題だった事は理解できるが、 もっと、「他人から見た林檎vs林檎」とか、そう言う事じゃない 「林檎と林檎から生まれた世界」とかね、例えば、 もっと向き合い方って無かったんだろうか。 私は椎名林檎の音楽を聴いた時、もっと、それ以上の部分で、 心を震わせたんだけどなぁ。 自分の力で林檎と向き合っていた事にほっとした。
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