図書館の女王を捜して の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は「どうなのかなー」と思いつつ読んでいき、途中で展開が読めちゃったりもしたけど でもなんか、ほっこりというか、暖かい話。 涙ホロリ そして私も図書館にしおりを置いてきたくなりました(笑)
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探偵ものなのかと思って読み始めたら全然違った笑。霊とか出てくるけれど、結局は人の心で最後は寂しくもあるし温かでもある。こうなるかなと思った展開とは違う方向に話が進んで面白い。
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2010/06/30 好きだ。本を開いて読み始めるだけで、一文字一文字がすいすい中に入ってくる。なんていうか、ことばを吸収してるように集中して読める。相性というか好みだっていうのも大きいと思うけど、このパワーはすごい。 やっぱり帯のうたい文句とはどこかずれた、優しすぎる夫婦のお...
2010/06/30 好きだ。本を開いて読み始めるだけで、一文字一文字がすいすい中に入ってくる。なんていうか、ことばを吸収してるように集中して読める。相性というか好みだっていうのも大きいと思うけど、このパワーはすごい。 やっぱり帯のうたい文句とはどこかずれた、優しすぎる夫婦のお話。女王と道しるべのような白い蝶。淡い薔薇の香り。なんだか耽美なロマンチシズムかと思いきや、ピュアであったかいお話。やっぱり新井さんだ。難しくなる前に手に入れてしまおうかしら。 今回あとがきで、なんだか初めて新井さんという人物に触れた。まさにこちらこそ、新井さんが実在する人物なんだっていうのをようやく理解した感じ。過去っていうのがほんとにその人を形成してるんだな。 「小説を書くことは、水の底へ潜り、きらめく言葉を見つけ、すくい上げてくる作業に似ている」っていうところで、やっぱりこの人凄いと思った。このお話も、はんぱない、じっくり選ばれたことばたちの美しいオンパレードでした。ごちそうさま。
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オカルトな出来事が取り上げられているが、前に読んだ宮部みゆきの「小暮写真館」よりもよほど「自然」な感じがする。 加えて、エロティックな雰囲気も相まって、読了後、少しく不思議な気分にさせてくれる。 ふとしたきっかけで、作者(というより本作)を知ったが、残りの作品、読むのが楽しみ。
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蝶のしおりを図書館の本に止まらせる ところの記述が最高。 しおりに香りをつけ、消えてしまうことを防ぐためにまた持ち帰り付け直す。 この作者は、本がすきなのだなぁ 有名所ではあるものの、知っている本が出てくると嬉しい。 黒田清輝の読書を出してくるとは、教養があるね。 あとがきが...
蝶のしおりを図書館の本に止まらせる ところの記述が最高。 しおりに香りをつけ、消えてしまうことを防ぐためにまた持ち帰り付け直す。 この作者は、本がすきなのだなぁ 有名所ではあるものの、知っている本が出てくると嬉しい。 黒田清輝の読書を出してくるとは、教養があるね。 あとがきが、短編なみにあって、内容も素晴らしい。
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主人公の状況とか考えると、重くなってもいいはずなのに、 全体的にライトな印象。 決して悲観的ではなく、くすっと笑い、ほっこりと温まる。 あっさり読める文体と分量だからなのかな? カバーの絵が好き。
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初めて新井さんの本を読んだけど、すごくよかった! 最後は切なくて、でも後味は良かった。 新井さんの違う本も読んでみたい☆という気持ちになった。
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図書館 久々のヒット! 笑えて文章がきれいで内容も好きだった。 この人のほかの本も読む!
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亡くなった奥さんは読書がお好き。図書館に通って漱石全集を借りてはホワイトローズの香水をつけた栞を挟んでおく。 いろんな亡くなった人たちが守護霊的に憑依して残された人を見守ったり・・・。 レビュー書くとなんのこっちゃわからなくなる。 でも読みやすい面白い本だった。 旦那のイイ時...
亡くなった奥さんは読書がお好き。図書館に通って漱石全集を借りてはホワイトローズの香水をつけた栞を挟んでおく。 いろんな亡くなった人たちが守護霊的に憑依して残された人を見守ったり・・・。 レビュー書くとなんのこっちゃわからなくなる。 でも読みやすい面白い本だった。 旦那のイイ時に、ペットの犬にとり憑いた奥さんが邪魔するところが可愛いかった。
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