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っぽい の商品レビュー

4.3

17件のお客様レビュー

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2024/08/11

おお、これは多くの子どもを救うことのできる絵本かもしれないぞ。本人が読むといいのはもちろんだが、親が読むことの方がより重要かも。先生もだな。評価の仕方によって、子どもの将来が大きく変わることもあるのだから。

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2024/03/04

図画工作や美術でいい点をもらえる「じょうず」な絵は確かに素晴らしい。でも、絵を描く楽しみは、上手でなくても、ラモンの妹マリソルが好きな「きもちが する」「なにかが つたわってくる」絵を思いのままに描きまくることなのですね。「好きこそものの上手なれ」という諺に言う「ものの上手」とは...

図画工作や美術でいい点をもらえる「じょうず」な絵は確かに素晴らしい。でも、絵を描く楽しみは、上手でなくても、ラモンの妹マリソルが好きな「きもちが する」「なにかが つたわってくる」絵を思いのままに描きまくることなのですね。「好きこそものの上手なれ」という諺に言う「ものの上手」とは、「世界を丸ごと味わって、いい気持ちで生きられるよ!」ということではないでしょうか。

Posted byブクログ

2023/04/21

「っぽい」ってそれだけですごい事だと思うんだよね。 それっぽいなにかが人の心を震わせる。 本物だけじゃない。 そんな事に気付けるような絵本。

Posted byブクログ

2022/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読友さんの感想を読んで、読まないといけない!と思い図書館に直行。ラモンは絵を描くのが大好きで、毎日、毎日どこでも自分の描きたい絵を描く。しかし、兄がラモンの絵を見て、「何だこりゃ?、全然似ていない!」とラモンの絵を非難する。ラモンはショックを受け、全部投げ捨て、絵を描かなくなる。しかし、妹はラモンの絵が大好きで、ラモンの絵を〇〇〇〇〇〇。さすが!妹!とても良き(^^♪その後ラモンは絵を描くようになる。たとえ下手くそでも。趣味は自分の感性を信じて、後は勢いが重要で、自分の作品が好きな人は必ずいるはずだね。⑤

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2022/10/07

「じょうず」にできるって、そんなに大切? ちゃんとやる、本物に近づける、上手にやる 全て完璧でなくても大丈夫。心を込めて、それっぽい感じでいい。 ギューッと固まってたものが、ふわっと放たれた感じ。気持ちが楽になる。 おにいちゃんのような、心ないひと言もあれば、マリソルのような...

「じょうず」にできるって、そんなに大切? ちゃんとやる、本物に近づける、上手にやる 全て完璧でなくても大丈夫。心を込めて、それっぽい感じでいい。 ギューッと固まってたものが、ふわっと放たれた感じ。気持ちが楽になる。 おにいちゃんのような、心ないひと言もあれば、マリソルのような、世界がパッと開ける言葉もある。 出来るだけいい気持ちで、世界を味わえたらいいなぁ。

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2022/06/01

『てん』同様、こちらもすごくいい本! 完璧を求める必要はないし、正解なんてない。 絵や文章だけでなく、色んなことに当てはまりそうです。 気持ちが楽になり、発想を豊かにしてくれるピーター・レイノルズの本が大好きです。

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2019/10/23

「こうでなければならない」以外のもの。レイノルズは、そんなことのすばらしさを表したかったんじゃないかな。自分が自分らしく生きるってすばらしい。「っぽい」に込められたなかがわちひろさんの思いも心に響きます。

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2016/09/05

本物とは何だ、と考えさせられる絵本。 子どもに対して無意識に自分の価値観を押し付けてはいないだろうか。 自分のために表現することは、自分の声に耳を傾けることだ。 それが、他者の尺度では価値あるものと評価されなかったとして、それがどうしたというのだ。

Posted byブクログ

2016/08/27

1人の人間を才能で比較し優劣をつける社会では、誰もが自信を失いやすいのではないか。 私も長年、優等生だった兄への劣等感に苦しんできた。兄に馬鹿にされた悔しさから、必死で自分を磨こうと頑張ったこともある。 でも、実際は100%完璧な才能をもつ人間なんていない。 現在は「一見優秀に...

1人の人間を才能で比較し優劣をつける社会では、誰もが自信を失いやすいのではないか。 私も長年、優等生だった兄への劣等感に苦しんできた。兄に馬鹿にされた悔しさから、必死で自分を磨こうと頑張ったこともある。 でも、実際は100%完璧な才能をもつ人間なんていない。 現在は「一見優秀に見える誰かに追いつくよりも、自分らしく自由に生きた方がずっと楽しく幸せな人生が送れる」と信じている。 いつかまた競争社会に疲れ、自信を失うときがきたら、この絵本を読みたいと思う。

Posted byブクログ

2015/02/27

絵を描くことが大好きな少年ラモンくんのお話。 固定概念でガチガチになりがちな時に読むと、 フッと心が軽くなる本。 「こうして ラモンは いつだって せかいを まるごと あじわって くらした。」 子どもにも、こんな風に生きて欲しい。 6分20秒。

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