1,800円以上の注文で送料無料

場所はいつも旅先だった の商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/11/07

装丁がオシャレで、突然横置き縦書きの文章が挟まれたりする、変わった本(良い意味です)。 これも旅の本である。旅というか、放浪か。読んでいて『オン・ザ・ロード』を思い出した。あそこまでメチャクチャではないが。 縦書きの、古本好きの人達に親切にされる話が良かった。 上等な朝食を...

装丁がオシャレで、突然横置き縦書きの文章が挟まれたりする、変わった本(良い意味です)。 これも旅の本である。旅というか、放浪か。読んでいて『オン・ザ・ロード』を思い出した。あそこまでメチャクチャではないが。 縦書きの、古本好きの人達に親切にされる話が良かった。 上等な朝食を食べるエピソードも良い。 旅で一番楽しいのって、美味しい朝飯を食べること、その時間ではなかろうか。 北海道の、シマフクロウがやってくることで有名な養老牛温泉の朝食、サイゴン・マジェステックホテルのサニーサイドアップ、シアトルのパイクプレイスマーケットにある海に面したベーカリーとかを思い出した。 旅行行きたいなあ。でも松浦弥太郎みたいにモテないよ。

Posted byブクログ

2016/10/08

いつもそっけなく息子には無関心な母親が、筆者が風邪を引いていることを知り突然ニューヨークまでやってきて、たくさんの食料を置くやたいした会話もなくすぐトンボ帰りしたという話((「母のこと」)が心にしみた。 後は旅先の雰囲気を楽しむ分にはいいけど、カッコつけ過ぎていて、鼻につく。

Posted byブクログ

2014/03/20

旅先でこんな時間を過ごして見たいなと…憧れる。 本に登場する人物は出会いと人を大切にしているのが伝わって素敵! 旅っていいな。

Posted byブクログ

2013/04/22

130422*読了 松浦さんの「旅」。 それは現実的な旅でもあり、人生の旅でもあり。 そこで出会う人。交わされる会話。手にしたもの。味わった食事。 松浦さんはその全てに愛を持っている、というのが読み手にも伝わる。 今では日本にまで上陸したサラベスの朝食のこととか、読んでいるだけで...

130422*読了 松浦さんの「旅」。 それは現実的な旅でもあり、人生の旅でもあり。 そこで出会う人。交わされる会話。手にしたもの。味わった食事。 松浦さんはその全てに愛を持っている、というのが読み手にも伝わる。 今では日本にまで上陸したサラベスの朝食のこととか、読んでいるだけでお腹が空いてくる。 一度はアメリカに行ってみたい。古書街を巡ってみたい。 松浦さんの旅の話を読むと、そう思わずにはいられない。

Posted byブクログ

2012/09/30

弥太郎さんのエッセイを初めて読んだ。彼の若い頃のことを何も知らずに読んだ。穏やかな文章を書く人からは想像ができないくらい破天荒に生きていたんだなぁ、とある意味安心した。

Posted byブクログ

2012/04/17

旅先では、記憶は鮮明で、全てのいつかはどこかに戻っていく、そういう旅というか漂泊の時間を通じて、人は自分を知るのかな。 旅を通じて他人を・文化を知っているんだ、という人もいそうですが、私は一人旅をしているときは(旅行であれ読書であれ)誰よりも自分との対話が一番多いから、結局は「ひ...

旅先では、記憶は鮮明で、全てのいつかはどこかに戻っていく、そういう旅というか漂泊の時間を通じて、人は自分を知るのかな。 旅を通じて他人を・文化を知っているんだ、という人もいそうですが、私は一人旅をしているときは(旅行であれ読書であれ)誰よりも自分との対話が一番多いから、結局は「ひとり」の状態をよりよく理解するために旅立ってるような気がします。 いくら他の人との出会いや対話があっても、根本的には至極自己中心的ですね、旅って。そこから色々、次の物事に繋いでいくために、その漂泊の時間の価値を私は認めたい。 そんな個人のたびについての本。この人の言葉の裏には、強い自己愛があると思う。 私の嗜好的には、自分の行動の動機やらをちょっとかっこよく捉えすぎていてあまり好感は持てなかったけど、自己愛を強く持つことが悪いことだとも思わない。自分が好きでなきゃ、誰かに自信もって自分の生き方の話なんかできないだろうし。 著者自身の目線から、著者自身に起こったことを説明されたものを読むときの楽しみ方の一つとして、その人の自己愛の度合いを読み取るということもあると思ってるんですが、ひねくれた読み方すぎるだろうか。 「最低で最高、そして乞食王子な暮らし」、というフレーズはスキ。 NY時代に大好きだった本屋STRANDSに、そんな粋なオーナーがいたなんて。世の中、出会う人は出会うんだな。 今度行くときは、セレンディピティブックスバークレーを覗いてみよう。

Posted byブクログ

2010/08/14

 昔は彼の作品を読みながら、海外で生活すること、旅することに思いを馳せていたから、そういう言う意味で何か自分にとって大きな意味のあった人、そして彼の作品は自分にとっても大事な作品だったと言える。  今回は旅先で起きたちょっとした恋バナ的な内容だけど、もはや実際に海外に出てみるとも...

 昔は彼の作品を読みながら、海外で生活すること、旅することに思いを馳せていたから、そういう言う意味で何か自分にとって大きな意味のあった人、そして彼の作品は自分にとっても大事な作品だったと言える。  今回は旅先で起きたちょっとした恋バナ的な内容だけど、もはや実際に海外に出てみるともっと面白いことが山ほどある。だから、逆に妄想の中の産物である事が読んでいてすぐわかる。小説的なエッセイであるからいいんだけど、もっと音楽が聞こえてくるような、ラジオの音が聞こえてくるような作品が読みたいなあと思う。村上春樹や深夜特急の面白さはそこにあったような気がする。  旅の中で出会う、素敵な出会いは非常に読んでいて心に刺さるものだ。彼をとりまく人きっと、彼が大事にしたからこそなんだと思う。人こそ最高の産なんだろうなあ。カナダ生まれの靴職人ポールハーデンを訪れて、タンタンの冒険旅行を持っている事から話に花が咲く。しばらくして、コートが届く。タンタンの着ているコートだよと送られてきたという。すごく素敵なことだよなあ。心が通じ合って、刹那の出会いを永遠にする。そんな出会いをもっともっと。

Posted byブクログ

2011/07/18

すごく好きだー!読んでいる間は、ゆったりと時間が流れる別の世界に連れて行かれます。いろいろなところを旅して、ドラマみたいな出会いや言葉があって、時にドキドキするような甘いこともあって…素敵だな。文章がとても上手だと思います。淡々としていて、シンプルな言葉しか使っていないのにしっか...

すごく好きだー!読んでいる間は、ゆったりと時間が流れる別の世界に連れて行かれます。いろいろなところを旅して、ドラマみたいな出会いや言葉があって、時にドキドキするような甘いこともあって…素敵だな。文章がとても上手だと思います。淡々としていて、シンプルな言葉しか使っていないのにしっかり個性が出てる。他の著作も全部読みたい!と期待するのは久しぶりです。

Posted byブクログ

2009/11/03

おしゃれな生活しとるなぁ、という感じでした。 旅人に憧れる男子は読むといい。旅をしたからって世界がわかるわけではないが、その人の嗜好には大きく影響すると、少し思う。

Posted byブクログ

2009/10/07

 カッコいい脚色はあるのかも知れないけど、有体・素直で、打たれる。  気軽・身軽に旅に憧れる。

Posted byブクログ