ダリアハウスの困った聖夜 の商品レビュー
幽霊つきの屋敷に住み、探偵業を(なんとか)営むサラ。招待されたクリスマスイヴのパーティーの翌日、ホストだった作家が死んでいるのを発見する。 執筆中の暴露と犯人探しを始めるが…。 概ね面白かったかな。 クリスマスの大人なりの描写(料理の残りだとか、ダイエットだとか)に何処も同じな...
幽霊つきの屋敷に住み、探偵業を(なんとか)営むサラ。招待されたクリスマスイヴのパーティーの翌日、ホストだった作家が死んでいるのを発見する。 執筆中の暴露と犯人探しを始めるが…。 概ね面白かったかな。 クリスマスの大人なりの描写(料理の残りだとか、ダイエットだとか)に何処も同じなのねーと頷けるところ多し。 事件もそれなりに手が込んでいて、…うん、まあ、何でそうなったの? って箇所もあるけれど、悪くはなかった。 しかし全体に漂う生々しさにはげんなりだな。 話の設定上仕方ないことなんだろうけど、もうちょっと控えめに…と日本人の自分は思ってしまうのでした。
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ダリアハウスシリーズ2作目。前作事件を解決し、ダリアハウスは一応健在のまま。サラは完全に私立探偵然としている。ただ前作でできた彼氏、ハミルトンとは別れた様子。またハミルトンの妹とくっついたハロルドも別れた様子。そんな状況の中、突然両親の友達だった作家、ローレンスが訪ねてくる。そし...
ダリアハウスシリーズ2作目。前作事件を解決し、ダリアハウスは一応健在のまま。サラは完全に私立探偵然としている。ただ前作でできた彼氏、ハミルトンとは別れた様子。またハミルトンの妹とくっついたハロルドも別れた様子。そんな状況の中、突然両親の友達だった作家、ローレンスが訪ねてくる。そして彼のクリスマスパティーに来るように誘われる。パーティでは彼の自叙伝が待ちの有力者たちのスキャンダルを暴いたものではないかと騒動になる。その晩ローレンスが不審死を遂げ原稿は行方不明となる。 ローレンスをはじめとする、街の有力者たちの青春時代を背景とした事件の発端は何となく見えていたが、最後は二捻りが加わる。もっとも最後の最後のハプニングは必要なのか?これが3作目以降の伏線になっている可能性はあるが。 今回のジティーは存在感が薄く、いなくてもいいくらい。
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