東大教師が新入生にすすめる本(2) の商品レビュー

文藝春秋【編】

2024/05/14

東大で教えている先生も大した本は読んでないんだなと安心できる作品。もちろん、専門分野の紹介本は別だし、少なからず例外の先生もいる。(例えば、数学科の斎藤毅教授、社会学の赤川学准教授、惑星科学の宮本英昭准教授など)
何よりも、東大新入生に向けて読んでほしい本の紹介文なのに、読みたいと思わせてくれない文章力や推薦図書内容にも問題あり。
2007年に創立130周年を迎えたあたりから東大もおかしくなった。核弾頭を向けている反日国家、中国北京大学との相互共同修士課程制度などの学生交流は中国スパイ暗躍の場として活用されるのに無自覚過ぎる。(日中の歴史認識問題にも中国政治も変化していると呑気なコメントを発信している法学部教授、高原明生氏)
また、個人的には教養学部助教授の矢口祐人氏の「本当に命を大切にする社会を築くためには死刑を廃止すべき」という発言は昨今の(加害者)人権万能論を先取りしている様で興味深い。

2017/01/13

東京大学の先生方が新入生に読破を勧める書を纏めた書の第２弾。極めて広範なテーマの書が集積しており、本当に参考になる。全部読破なんて、とても無理だけど…。

2015/11/15

ざっと流し読み。あると思った論語がない。1には入っていたのかな？高木貞治、ファインマンの名は数回出てきた。哲学的な本が多く勧められているようだ。

2012/12/10

図書館で借りてきて、ざっと一通り読みました。今はまだ、読まなきゃ！と思ってるほんがたくさんあるので手につきませんが、いずれこの本を買って、いろいろ参考にさせて頂くかと思います。

2019/01/16

これまで自分の興味のわくままに幅広い本を読んできたが、質の高い読書をしたいと思い手元に置くことにしました。

長らく読書を続けてきて思うのはある一定のラインを超えると満足いく図書に出会うのが難しいなということ。（一定のラインというのは人によると思います。）

日本一の知的集団東大の教師が薦める本なのでそれなりに読み応えのある本が並んでいる印象があります。

読みたいと思ったけどまだ読まずにいる本が多数あるので時間のある学生のうちにできるだけ読んでおこうと思いました。

どんな本を読めばいいか分からない人にとってもよき道標となるでしょう。

古い本に読み応えを感じるので古典などにも挑戦したいと思います。