現代アート、超入門! の商品レビュー
アートの大きな流れを代表作を通じてわかりました。作品には作者の考え方などを理解すると見方が広がりました。
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現代アートの見方について、エポックメイキングな作品とその背景を紐解きつつ解説してくれます。具体的な作品について解説しながら、というのが非常にわかりやすく、なんで評価されているだろうと思っていた作品についても理解できた気になるので、ちょっとした謎解き気分を味わいながら楽しむことがで...
現代アートの見方について、エポックメイキングな作品とその背景を紐解きつつ解説してくれます。具体的な作品について解説しながら、というのが非常にわかりやすく、なんで評価されているだろうと思っていた作品についても理解できた気になるので、ちょっとした謎解き気分を味わいながら楽しむことができました。
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現代アートは、美しさ、うまさじゃなくて 「物を作るときの考え方」(コンセプチュアルアート、概念のアート)で勝負するよう この考え方は、現代アート以前のアートでも適用できると思う 図工の教科書に出てくる作品も、作品のキャプション情報だけじゃなくて、その人の思想とか経歴が載ってたら...
現代アートは、美しさ、うまさじゃなくて 「物を作るときの考え方」(コンセプチュアルアート、概念のアート)で勝負するよう この考え方は、現代アート以前のアートでも適用できると思う 図工の教科書に出てくる作品も、作品のキャプション情報だけじゃなくて、その人の思想とか経歴が載ってたら(載ってたかもしれないのに目もくれなかったね(^_^;))、もっと興味を持って(あのときの自分はどうだかわからないけど)アートに導かれていたかもしれない 小学生の時、アートは絵が上手い人がする物だと思って、アートの前に勝手な壁を作ってた その時に、この本に出会ってたら今進む道もだいぶ違うものになってただろうに これから後悔しないためにも、情報の収集と好奇心って本当に大事なことだと アートって、作品って、その背景に作り手の経験したことが反映されるからおもろいんだあ なんでもそうやって想像すると、許せるし共感できるし、楽しめる、おもろいですわ
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単に美しいと評価できない、現代アートの良さや意味、見方、考え方を知ることが出来ました。特に、作品そのものではなく、作品を作った過程に作者の意図が込められている、という点には目から鱗でした。先日リヒター展に行って、よく分からず困惑したのですが、この本を読んでから見ていたら違う感想を...
単に美しいと評価できない、現代アートの良さや意味、見方、考え方を知ることが出来ました。特に、作品そのものではなく、作品を作った過程に作者の意図が込められている、という点には目から鱗でした。先日リヒター展に行って、よく分からず困惑したのですが、この本を読んでから見ていたら違う感想を持ったのかな、と思います。 文章が分かりやすくまとまっていて、難解な現代アートへの門戸が開かれたように感じます。 会田誠さんの「げいさい」に出てきた、「美術はartの完全な和訳ではない」という一節を思い出しました。 美しいもの新しいものの見方や、何かへの批判・思いを顕にする。「美術」という日本語では訳しきれない広い意味が「art」に開拓されているのだと思います。
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現代アートの見方を知りたくて読んだ本。めちゃくちゃ良かった!20世紀以降のアートがどういう発展をしていったのか?を分かりやすく掻い摘んで説明があったので、本当に入門にピッタリだった。 色々知識を入れつつも最終はやはり自分の感性というか、自分なりに楽しむということが大切と知って。現...
現代アートの見方を知りたくて読んだ本。めちゃくちゃ良かった!20世紀以降のアートがどういう発展をしていったのか?を分かりやすく掻い摘んで説明があったので、本当に入門にピッタリだった。 色々知識を入れつつも最終はやはり自分の感性というか、自分なりに楽しむということが大切と知って。現代アートに対してハードルを感じていたけど、もっと気軽に芸術と対峙していいんだ、色んなことを感じていいんだとなった!
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現代アートの数点の作品を事例に出しながら、その作品の背景も含めた鑑賞法について、初心者に寄り添った形で書いてくれている本 このレビューでも紹介した13歳からのアート思考とも重複する作品を紹介してくれていて、そう言った意味でも現代アートへの理解がさらに深まる 作品との対話を始め、背...
現代アートの数点の作品を事例に出しながら、その作品の背景も含めた鑑賞法について、初心者に寄り添った形で書いてくれている本 このレビューでも紹介した13歳からのアート思考とも重複する作品を紹介してくれていて、そう言った意味でも現代アートへの理解がさらに深まる 作品との対話を始め、背景を知っていた方が理解ができる作品もあれば、感性で見る作品もあり、裾が広い現代アートを網羅的に理解できる1冊になっている
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【概略】 「現代アートは、わからない」という印象、その印象を本書では12名のアーティストによる作品を通じて、「向き合い方(「わからない」という意見も含む)」に対するヒントを与えてくれる。 2021年07月17日 読了 【書評】 「13歳からのアート思考」を読んで、「アート思...
【概略】 「現代アートは、わからない」という印象、その印象を本書では12名のアーティストによる作品を通じて、「向き合い方(「わからない」という意見も含む)」に対するヒントを与えてくれる。 2021年07月17日 読了 【書評】 「13歳からのアート思考」を読んで、「アート思考」そのものの楽しさと実社会での重要性はわかったものの、現代アートに対しては、やはりちょっと及び腰。疲れるのだよね、能動的にキャッチしにいかないといけないから。それに比べると昔の絵画(セザンヌあたりまで?)は、楽なのよ。だって対象物がすごくハッキリしてるから。受け身でいいもん。 やっぱりこの能動・受動って部分が美術とアートの境目であり、アートはもはや哲学の領域に達してるなと思ったところ。哲学というか、「美」という概念ではなく、どんな方向であれマインドを揺さぶることの総称がアートなのだなと。そういう意味では、絵画鑑賞とアートはもう、別物だ。ホキ美術館にある写実絵画も存在していいし、美しいと感じていいし、なんか意味のわかんない塊から人生の在り方を感じたっていい訳だ。後者は、モチベーションが必要になるのだよ。美術とアートを同じ土俵で見ようとしてたから、サインが描かれた便器や幾何学模様に対して「なんじゃこりゃ」になるよね。 ・・・と、ここまでは哲学といえども、どちらかというと論理性の高い感じでの語り。本書ですごく興味深かったのは、意味のわかんないような抽象的な作品でも、人は何故か、感覚的に掴まれるという事例があるということって記述。たとえばカンディンスキーの作品を逆さまにして眺めると、なんか違和感(ちなみに、カンディンスキーの作品、そんなに見たことない立場だから、刷り込みって要素はないと思う)なのだけど、正しい(いや、違うな。カンディンスキーが見せたいとした向き、だな)方向から眺めると座りがよいというか、なにかキテルの。「ただの模様でしょう?」「ただのガラクタでしょう?」ってのが、そうじゃないって証左でもある。そしてその「クル」ってのは、鑑賞者によっても異なる。鑑賞者も多様性。 確かに先日、ヤマザキマザック美術館へ行った時、ボヤーっとしたシャガールの作品「サン=ジャネの村、夜」にちょっと魅入られたもの。ピカソの「マタドール」にも。言語化できないけど、なんか感じた。一番長い時間、絵の前にいたのはルブランの「ドルゴロウキー皇女」だけどね。 なんというか美術やアートって、それを語ってるだけでなんかちょっと「偉い」とか「凄い」とか言われがちじゃない?そんなこと、全くないと思うのだけど、そういう自分も現代アートを面白いって言ってる人に対してそういった感覚(劣等感なのか?)を持ってたよ。でも、「13歳からの・・・」や本書を読んで、「わからない」ということも受け入れていいと思うし、いかに「わからない」を言語化するか?に集中してもいいし、なんならこうやって「考える」ことそのものが重要なのだ、これがアートなのだ、と思えるようになったね。 現代アートの扉、ちょっとだけ、開いたかも。
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有名な作品を作者と一緒に鑑賞できた感じがしたため、読みやすかったし、楽しかった。 アートを見る時、気負いすぎず、自分の言葉を持って鑑賞したい。 これから色んな作品を見るのが楽しみになりそう。
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現代美術の流れがコンパクトにまとめられてとても読みやすい。自分の好みもどこに位置づけられるかが分かる。
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マティス、ピカソ、カンディンスキー、マグリットにウォーホル。 このあたりのThe現代アートから、同時代まで。 私たちの「クラシックアート」で培われたの常識のどこに挑戦する作品なのかを解き明かす。 このあたりは、昨年話題となった『13歳からのアート思考』と同じ。 読者への問いがさし...
マティス、ピカソ、カンディンスキー、マグリットにウォーホル。 このあたりのThe現代アートから、同時代まで。 私たちの「クラシックアート」で培われたの常識のどこに挑戦する作品なのかを解き明かす。 このあたりは、昨年話題となった『13歳からのアート思考』と同じ。 読者への問いがさしはさまれることも似ている。 もちろん、2009年に刊行されている本書の方が先取りしていたわけだけれど。 アートは美しくなければいけないか? わからなければならないか? うまくないといけないか? 自己表現でなくてはいけないか? 誰がアートと決めるのか? アートとして成立する空間が限られていてもいいか? 自己表現ではないアートもあり得ること、文脈限定のアートもあることなどは、自分にとっても新鮮な視座だった。 いろいろな常識や境界を揺り動かして、現代アートは発展してきた。 いまや、「中心」がなく、「主流」もなくなった現代アート。 筆者は、現代アートが自分の感覚を問い直すことを期待している。 と同時に、難しいことを考えず、自分の感覚で楽しんだらいいとも言う。 うん、まあ、そうなんだけど。 結構疲れることは確かだな。
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