胡蝶の失くし物 の商品レビュー
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道連れがまた増える話。 胡蝶って何かはかない感じのものだと思っていたのですが、殺し屋集団の名称だったんですね。 本当に悪い人は居ない、とはいいませんけれど、情がないように見えて、義理であれ両親を大事にする姿だとか、考えとか、気付かされるお話でした。 そして薄妃の恋の行く末も描かれている作品。 男ってなあ、と思わずぼやきたくなる感じがしました。
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胡蝶って言うから、妖精とかそういう類かと勘違い。 裏方の仕事を扱う殺人集団 胡蝶だけど、そんな暗殺者にも守りたいものはある。 いつもほわほわとした僕僕先生ご一行やけど、今回は大事やなぁ。怖いけど、面白い。
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だんだんと、呼吸がつかめてきた感じ。 うん。最初は意味分からなかったけど、だいぶ楽しめます。 うーん、誰かな? 薄妃、ちょっと、今回、気に入った。
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僕僕先生シリーズの第三弾。 胡蝶房という暗殺集団から命を狙われてしまう僕僕先生。今回は劉欣という刺客の目線で書かれている場面も多く、ラブコメテイストは控えめ。刺客に追われるスリル、刺客自身の葛藤、そして人の情や恋の切なさがしっかり味わえる。
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僕僕先生シリーズ第3弾。 時は唐代の中国、仙人の僕僕先生と弟子の王弁は、第狸奴や薄妃などの仲間たちと旅をしている。 長安の都、歴史の表舞台には現れない「胡蝶」という暗殺組織。その中でも生まれついての暗殺者、劉欣が僕僕先生と王弁の命を狙って追い掛けてゆく。どうなる僕僕...
僕僕先生シリーズ第3弾。 時は唐代の中国、仙人の僕僕先生と弟子の王弁は、第狸奴や薄妃などの仲間たちと旅をしている。 長安の都、歴史の表舞台には現れない「胡蝶」という暗殺組織。その中でも生まれついての暗殺者、劉欣が僕僕先生と王弁の命を狙って追い掛けてゆく。どうなる僕僕先生! ハラハラドキドキの展開。その割には王弁は呑気です。大好きな僕僕先生にからかわれ、いじられ、不貞腐れながらも僕僕先生と共に旅をし、成長していく物語。 「僕僕先生」シリーズは、前作に登場した人物が、その後旅に付いていくパターンなので、順番通りに読んでいった方がいいかも。 いや、それぞれ単独で読んでも読み応えはあるんだけど。
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前作に引き続き、旅を続ける僕僕先生ご一行。 いつも通りのんびり暢気にあてがあるのかないのか わからない旅路を楽しむ3名+α(馬や狸やその他)。 しかし、彼らの背後には刺客集団・胡蝶より 僕僕暗殺の命を下された刺客が迫っていた。 シリーズ3作目。 今回は全作からの道連れの薄...
前作に引き続き、旅を続ける僕僕先生ご一行。 いつも通りのんびり暢気にあてがあるのかないのか わからない旅路を楽しむ3名+α(馬や狸やその他)。 しかし、彼らの背後には刺客集団・胡蝶より 僕僕暗殺の命を下された刺客が迫っていた。 シリーズ3作目。 今回は全作からの道連れの薄妃と、初登場の 暗殺者・劉欣が中心となる物語が多かった。 個人的に劉欣も薄妃も好きなので、満足。 僕僕と王弁のまわりくどいいちゃいちゃも、 いつも程ではないなりにちゃんとあったので そのあたりがお好きな方でも物足りなくは なかったのでは。わかんないけど。 しかし、登場人物が増えたなぁ。
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旅のお仲間が増えてきましたね。 のんびり旅も 今回はハラハラドキドキさせられました。 さて、それぞれどうなっていくのでしょう・・・全てがつ・づ・く・状態だよ。
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このシリーズを読んだのは何ヶ月かぶりだったので設定忘れかけていましたがとにかく読みました。 王弁がいつまでたっても変わらないのが嬉しいです。1巻に比べれば働けるようになってはいますがさぼり癖がいつまでも抜けないところが(笑) 劉欣が見事に仙人共の手の上でくるくる踊らされているようです。最初に会った仙人が司馬さんだったのがいけなかったんだ…僕僕先生を狙ったのがいけなかったんだ…でも最後には結界脱出のため協力していてテンションあがりました。 吉良が真の姿を現すところは何度見ても(読んでも)犬夜叉の某猫又を思い出すのは私だけではないはずだ。 そして蚕嬢を「さんじょう」ではなく「かいこじょう」と読んでしまうのは私だけではないはずだ。 薄妃が可哀想でなりませんでした。自棄になって殺してしまおう、そして自分も死のうと考えながら、それでも愛した人を殺すことのできない薄妃は本当にあの人が好きだったんだと思います。劉欣ほんといい仕事した。蚕嬢と劉欣を一行に加え、薄妃の一件があった上でそれでも空気が一向にシリアスにならないのは先生の態度と王弁のヘタレ具合のせいだと思うんだ。 王弁がヘタレに先生の事が好きな限り私は全力で応援する。何度も敗れ去る君が大好きだ。
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ハッピーエンドだろうなと予想してても、ついつい話の流れに巻き込まれて、ハラハラしたり涙したり…でやっぱりハッピーエンドでほっこり癒される。休日前の夜にピッタリ。旅の仲間も増えて、だんだん続きが楽しみになってきた〜。
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3巻では、「胡蝶」という暗殺者集団とその一員の劉欣という男に出会います。 守る者がいる強さ、というものでしょうか。和み時々シリアスな短編集です。
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