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タグチメソッド入門 の商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

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2022/11/17

入門書なので概要にとどめているが、タグチメソッドのすごさが分かる。 もう少し詳細を学びたいし、自分の業務で使う場面がないか考えるようにしたい。

Posted byブクログ

2022/06/05

田口メソッドの入門書であり、その概念、概要を簡単に理解するために非常に有用であった.製品のロバストネスを最初に高め、目標性能を合わせ込みに行く2段階設計がキモと考えられる、その中心的解決ツールが実験計画法である。まずSN比を求める製品開発の入り方は今日に至っても多くの技術者には出...

田口メソッドの入門書であり、その概念、概要を簡単に理解するために非常に有用であった.製品のロバストネスを最初に高め、目標性能を合わせ込みに行く2段階設計がキモと考えられる、その中心的解決ツールが実験計画法である。まずSN比を求める製品開発の入り方は今日に至っても多くの技術者には出来ていない。より多くの参考図書を読み込みしっかり使いこなせるようになりたい。

Posted byブクログ

2021/08/13

製品の品質を支えているタグチメソッドについての本。製品の使用者の使用方法によって製品のパフォーマンスはばらつく。それを踏まえた設計により頑健な製品づくりを可能としている。今は統計学がブームだが、実は日本の製造現場では昔から統計を用いていた。統計分野が日本は弱いといわれているが現場...

製品の品質を支えているタグチメソッドについての本。製品の使用者の使用方法によって製品のパフォーマンスはばらつく。それを踏まえた設計により頑健な製品づくりを可能としている。今は統計学がブームだが、実は日本の製造現場では昔から統計を用いていた。統計分野が日本は弱いといわれているが現場レベルでは浸透している。

Posted byブクログ

2019/01/08

とてもコンパクトによくまとまったタグチメソッドの概説書。概略だけど例が挙げられているのでイメージがわきやすいのでは。例として計算も載っているので、こちらもイメージがわくと思うが、この本だけで計算式などはさすがに理解できないだろう。興味を持ったらより詳しい本を読めばいいわけで、ちゃ...

とてもコンパクトによくまとまったタグチメソッドの概説書。概略だけど例が挙げられているのでイメージがわきやすいのでは。例として計算も載っているので、こちらもイメージがわくと思うが、この本だけで計算式などはさすがに理解できないだろう。興味を持ったらより詳しい本を読めばいいわけで、ちゃんと「入門」になってる。

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2014/01/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タグチメソッドの全体像を概観できる。私の場合,ロバスト設計 (パラメータ設計) はだいたい知っていて,MT システムは本を 1 冊読んだ程度,それ以外はあまり知らなかったが,それ以外のことはあまり知らず,そのため全体像を掴めたのは良かった。 この本だけでは実用に結びつかないので,次のステップを考える必要がある。

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2014/01/12

タグチメソッドの概略をつかむのによい。このまま使うというわけにはいかないので、次の段階へは、他の参考書に当たる必要あり。

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2012/05/01

立林さんは、名著『入門 タグチメソッド』を書いた人です。 『入門 タグチメソッド』の方は、「入門」という言葉は付いていますが、実務者に向けた「入門」であり、難解と言われてきたタグチメソッドの理論をその計算法を含めて、初心者に噛み砕いて解説した本です。 一方、この『タグチメソッ...

立林さんは、名著『入門 タグチメソッド』を書いた人です。 『入門 タグチメソッド』の方は、「入門」という言葉は付いていますが、実務者に向けた「入門」であり、難解と言われてきたタグチメソッドの理論をその計算法を含めて、初心者に噛み砕いて解説した本です。 一方、この『タグチメソッド入門』の方は、タグチメソッドの基本的な考え方と、理論を抜きにした最低限の計算法(数式)が載っています。 広くという意味では、ノイズ、ばらつき、二段階設計法、エンジニアードシステムの要素、ロバスト設計、損失関数、SN比、動特性と静特性、許容差、第一種の誤り、第二種の誤り、オンライン品質工学、MTシステム等々、ほぼ全域をカバーしています。 ということで、数式を抜きにタグチメソッドの考え方を知りたいと言う人に向いている本です。 ただし、この本を読んでタグチメソッドの「言いたいこと」がわかったら、是非、田口玄一自身がタグチメソッドの考え方を語っている本、たとえば、『研究開発の戦略』、『ロバスト設計のための機能性評価』、『タグチメソッドわが発想法』を読んで欲しいです。 やはり、本人が書かれたものの方が鮮烈で心を動かす力がありますから(ただし、いきなり読むと何を言ってるのか分からないので、こういった入門書が必要)。

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2011/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

20年近く前、中部品質管理協会の研究会などに参加していたころ、田口さんの本を数冊読んでいました。 「田口メソッド」という用語は、当時は記憶していませんでしたが、考え方の一部は、仕事で利用しています。 15年ほど前、「田口メソッド」という用語を使っている講義を受講したことがありますが、同じものだとは気がつきませんでした。 いろいろな手法には、いろいろな制約条件などがあり、いつ、何にどういう手法を用いると有効化は厳密な考慮が必要なことがわかりました。 本書は、それらの経験を体系的に整理しなおすのに役立ちました。 品質の仕事は断続的に担当しているので、まだ、すべての手法を使ったことがあるわけでないことを再確認しました。

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2010/04/10

メーカーである限りは、必ず直面する問題に言及され、様々な計算式も記載されており、一読の、また試す価値はあるかと思われる。品質問題がおこった場合、問題の箇所に対策をするのではなく、そこにまつわる入力、出力を調整することで解決することが良いことと分かった。出荷検査の計算方法、部品選定...

メーカーである限りは、必ず直面する問題に言及され、様々な計算式も記載されており、一読の、また試す価値はあるかと思われる。品質問題がおこった場合、問題の箇所に対策をするのではなく、そこにまつわる入力、出力を調整することで解決することが良いことと分かった。出荷検査の計算方法、部品選定時の計算方法等大変参考になった。

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2009/12/13

日本の開発力をダントツに上げる本! タグチメソッド(品質工学)は、製品開発の時に効力を発揮します。 大卒のエリートが、残業して休日出勤して、開発費をかけて作った製品が、 量産でクレームやリコールになるのは、どうしてか? 作ってから改良する開発方式は限界にきています。 ...

日本の開発力をダントツに上げる本! タグチメソッド(品質工学)は、製品開発の時に効力を発揮します。 大卒のエリートが、残業して休日出勤して、開発費をかけて作った製品が、 量産でクレームやリコールになるのは、どうしてか? 作ってから改良する開発方式は限界にきています。 作る前に、品質問題をつぶしこむには??? タグチメソッドのロバスト設計という手法がその答えです。 ばらつきと目標値を別々に進めるのです。 設計変更により他の不具合が発生する事も、未然に防止できます。 ただ、難しそうで専門的な手法と思われ、実際に使っている企業は少ないようです。 数式たくさんの専門書ではなく、「概要」を「具体例」を交えて「簡潔」に説明した点で 文系の役員さんにも理解できる内容となっています。 皆さんご存じの、INAXや日産自動車での実践例もあります。 この本一冊で、タグチメソッドの凄さを実感できます。 実際に、開発部門に導入するには、数式たくさんの専門書の助けが必要となりますが、 導入する必要があるかどうか、タグチメソッドとはどんなものか、を確認するには 十分な内容です。

Posted byブクログ