森を歩く の商品レビュー
少し古い本ではあります。今は基地ももっと増えて考え方もアップデートされているかもしれません。 でも、基本的な森林療法→森林セラピーの流れが知れてとても良かったです。
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ガイドをお願いしたうえで森林セラピーを受けたいと思った。森に入ればば癒されると思っていたが、それ以上の効果があるとのこと実感してみたい。
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森林療法、森林セラピーについて書かれた本です。 〝緑を目にすると心が癒される〟〝森に足を踏み入れると、なんだか気持ちいい〟といった感情は、誰もが持ち合わせているのではないでしょうか?森林療法、森林セラピーとは、そういった漠然とした感覚の原因を、科学的に検証し、より効果的に引き出す...
森林療法、森林セラピーについて書かれた本です。 〝緑を目にすると心が癒される〟〝森に足を踏み入れると、なんだか気持ちいい〟といった感情は、誰もが持ち合わせているのではないでしょうか?森林療法、森林セラピーとは、そういった漠然とした感覚の原因を、科学的に検証し、より効果的に引き出す方法を編み出したものなんだそうです。 ボクは山歩きが好きですが、独りで山を歩くと心地よい疲労感があります。気分がリフレッシュされるのです。山に限らず、川や海が好きな方も、同じような感じを抱かれるのではないでしょうか。自然には、人の心を癒してくれる働きが間違いなくあります。ヨーロッパでは森林散策を取り入れた治療法が、すでに19世紀には確立されていたようです。日本でももっともっと、この分野の研究が進むことを期待したいと思います。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 近年、耳にするようになった「森林療法」や「森林セラピー」という言葉。 これまでは感覚的にしか捉えられていなかった森の持つ力を、科学的に解明しようという研究も始まった。 そのひとつが林野庁を中心とした「森林セラピー」事業。 2009年3月現在、全国に31カ所の森林セラピー基地、4カ所のセラピーロードが認定されている。 本書では森林療法の成り立ちや施術の方法だけでなく、ドイツのクナイプ療法についても紹介、森林が人を癒す仕組みについて考察した。 さらにおすすめの森林セラピー基地10カ所もルポ。 [ 目次 ] 第1部 森は本当に人を癒せるのか(すべてはフィトンチッドから始まった;森林療法ことはじめ;クナイプ療法とワンダーフォーゲル ほか) 第2部 全国森林セラピー基地ルポ(母の森と神の森―長野県飯山市;癒しの森―長野県上水内郡信濃町;森林浴発祥の森―長野県木曽郡上松町 ほか) 第3部 人が森から得られるもの(森林公園には、なぜ人がいない?;自然を癒しに導くガイドの重要さ;お気に入りの“森の癒し”を見つける ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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ストレス解消、気分一新、心身の健全化に効果的なホリスティック・ヘルスとして注目される 森林セラピーの紹介。写真が豊富。 ドイツのバート・ウェーリスホーフェン市発祥のクナイプ療法、上原巌氏の森林療法、林野庁主導の森林セラピーの流れをざっくり紹介。 森林散策で行うメンタルヘルス、...
ストレス解消、気分一新、心身の健全化に効果的なホリスティック・ヘルスとして注目される 森林セラピーの紹介。写真が豊富。 ドイツのバート・ウェーリスホーフェン市発祥のクナイプ療法、上原巌氏の森林療法、林野庁主導の森林セラピーの流れをざっくり紹介。 森林散策で行うメンタルヘルス、山村の地域づくり事例紹介。 ・長野県飯山市の「なべくら高原・森の家」 ・長野県上水内郡信濃町の「癒しの森」 ・長野県木曽郡上松町 ・北海道阿寒郡鶴居村 ・山形県西置賜郡小国町 ・東京都西多摩郡奥多摩町檜原村 ・和歌山県伊都郡高野町 ・高知県高岡郡津野町 ・宮崎県西臼杵郡日之影町 ・沖縄県国頭郡国頭村
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精神的な疲れ(ストレスなど)は五感の異常として表れやすい→五感を使う事で精神的な疲れを癒す 日本人とドイツ人の森に対する感情は異なり、クナイプ療法が発達したドイツではその関心・知識は多く森がすごく身近にある。 森林セラピーの効果は科学的に立証されていないがフィトンチッドが人間にと...
精神的な疲れ(ストレスなど)は五感の異常として表れやすい→五感を使う事で精神的な疲れを癒す 日本人とドイツ人の森に対する感情は異なり、クナイプ療法が発達したドイツではその関心・知識は多く森がすごく身近にある。 森林セラピーの効果は科学的に立証されていないがフィトンチッドが人間にとって癒し効果があるらしい 日本の森と一言で言っても、本当に多様だなぁ。
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植物が発する揮発性の物質フィトンチッドが人間に有益な働きをするという情報とともに、「森林浴」という言葉が広く使われるようになったのは 1982年2月からだそうだ。私も、そこまでは知っていた。しかし、その後の展開については知らなかった。この本は、「森林浴」がさらに「森林療法」として...
植物が発する揮発性の物質フィトンチッドが人間に有益な働きをするという情報とともに、「森林浴」という言葉が広く使われるようになったのは 1982年2月からだそうだ。私も、そこまでは知っていた。しかし、その後の展開については知らなかった。この本は、「森林浴」がさらに「森林療法」として発展していった経過を興味深く語っている。私にとっては、はじめての情報だったのでとても興味深く読むことができた。 森林内に入ると生理的に身体がリラックスすることが、各地の森林で実験的なデータとして確認できたという。それだけでなく、重度の精神障害や自閉症をもつ人が、森林散策や森林作業などに参加すし一ヶ月もたつと、指導員の呼びかけて応えて返事をするようになるなどの変化が現れたという。 本書の後半は、森林浴や森林療法に適した森林のガイド文クになっている。
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