愛という勇気 の商品レビュー
ギリガンという人物を知りたくて読む。自己間関係理論による精神療法を開発。「認知で経験される私」と「身体で経験される自分」との関係性を上手に付き合う方法論である。特に「いないことにされた自分」からいかに開放されるかが重要となる。
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闇雲な苦しみは破滅を招くだけだ。けれど目的を持った苦しみは、よく生きる知恵を授けてくれる。平たく言うと、苦しみから生産性を引きだす方法も存在する。 よく生きるための目的を持つにはどうしたらいいんだ? 自分自身よりも偉大な存在があるという信念が愛なのか? 母性愛は人生の始まりに...
闇雲な苦しみは破滅を招くだけだ。けれど目的を持った苦しみは、よく生きる知恵を授けてくれる。平たく言うと、苦しみから生産性を引きだす方法も存在する。 よく生きるための目的を持つにはどうしたらいいんだ? 自分自身よりも偉大な存在があるという信念が愛なのか? 母性愛は人生の始まりに与えられる愛。無条件に自分自身の存在をただ肯定してくれる祝福。「ある」か「ない」かでしかない愛だ。それが与えられないと、人生に深刻な影響をもたらす。生後の3年間に母親ないし特定の保護者から愛情を与えられないと、人は自分自身の中心の実感を失い、自分を取り巻く世界との繋がりの持ち方を学べずに孤立する。 つまり、私に必要なのは自分自身の中心の実感だ。禅でもするか?ひたすら呼吸に集中。 私がどれだけ本に助けられて生きてきたか、驚いている。本は読めば読むだけ、もっと読みたくなる。
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催眠誘導のあり方を根底から変えてしまった天才、ミルトン・エリクソン。その晩年の弟子だったギリガンが、そのエッセンスを瞑想、合気道、イメージワークと結びつけて作り上げた「自己関係療法」。 エリクソンのお弟子さんは、それぞれ自分らしい理論や技法の展開を見せていて、エリクソンがいかに...
催眠誘導のあり方を根底から変えてしまった天才、ミルトン・エリクソン。その晩年の弟子だったギリガンが、そのエッセンスを瞑想、合気道、イメージワークと結びつけて作り上げた「自己関係療法」。 エリクソンのお弟子さんは、それぞれ自分らしい理論や技法の展開を見せていて、エリクソンがいかに良い教師なのかがわかります。 本自体は難解ですが、本来言葉にできない領域のことを言葉にした味わいがあります。
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スティーブン・ギリガン博士の名著。自己間関係論にはエリクソン両方、合気道、仏教、瞑想や表現芸術などの統合が行なわれている。
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