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かなえられない恋のために の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

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2024/09/22

結婚はいいものだってフレーズがほっこりした。 それは、自分が結婚を控えているからよりそう感じたのかもしれない。彼と彼のご両親と家族になれることに非常にワクワクしている気持ちが自分でも確認できた。 生きていると苦しみがあるけども 乗り越えた先には強い自分だったり 新たな考えを持っ...

結婚はいいものだってフレーズがほっこりした。 それは、自分が結婚を控えているからよりそう感じたのかもしれない。彼と彼のご両親と家族になれることに非常にワクワクしている気持ちが自分でも確認できた。 生きていると苦しみがあるけども 乗り越えた先には強い自分だったり 新たな考えを持った自分がいて その苦しいときの心情をどこかに残しておいて 振り返えられるようなことをしていきたいなとおもった。

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2024/07/23

2024/07/23 山本文緒さんのエッセイは初めて読みました。短編で読みやすいのはもちろん、作家の視点から表現される恋愛を中心とした人間関係の機微のあれこれはとても的確な表現ばかりで、自分もそう感じたことあるわーとか、こういうふうに考えることもあるんだなーとか、うまく自分の思考...

2024/07/23 山本文緒さんのエッセイは初めて読みました。短編で読みやすいのはもちろん、作家の視点から表現される恋愛を中心とした人間関係の機微のあれこれはとても的確な表現ばかりで、自分もそう感じたことあるわーとか、こういうふうに考えることもあるんだなーとか、うまく自分の思考や他人の思考を言語化してくれていてあっという間に読み終えてしまいました。 文庫化してさらに年月を経ての手直しや推敲があり、さらに味わい深くなっているような気がします。 色々と人生の参考になるようなエピソードもたくさんあったし、こういう風に考えることもあるよなーなんて共感もしながら次のページをめくるのが他の本より早かった気がします。

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2024/05/18

 すっかりハマってしまった山本文緒さん。エッセイにも着手。美容院ジプシーという表現にクスリ。美容院選びって本当に難しい。スキルと価格設定に加えて利便性、予約取りやすさ、さらに美容師さんとの相性まで考えなきゃいけないのでなかなかピッタリの店には出会えないのに職業のことまでプラスされ...

 すっかりハマってしまった山本文緒さん。エッセイにも着手。美容院ジプシーという表現にクスリ。美容院選びって本当に難しい。スキルと価格設定に加えて利便性、予約取りやすさ、さらに美容師さんとの相性まで考えなきゃいけないのでなかなかピッタリの店には出会えないのに職業のことまでプラスされるなんて。一応恋愛エッセイなので、もっと恋愛ど真ん中の時期に読みたかった。イチャイチャカップルは最近見ないなぁと思ったが、考えてみるときっと視界に入ってはいるのだろうが自分が見ていないだけなんだろうな。

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2021/11/26

あまり恋愛エッセイってほどではないけれど。 女の幸せは本当に専業主婦なの?て疑問を投げかけつつ、決してバリキャリを目指せってわけでもなく。今のような時代に移り変わる過渡期の頃にちょっと波紋を投げるような物語を生み出した方って印象。 お手紙をくれる学生は「普通のOLにはなりたくな...

あまり恋愛エッセイってほどではないけれど。 女の幸せは本当に専業主婦なの?て疑問を投げかけつつ、決してバリキャリを目指せってわけでもなく。今のような時代に移り変わる過渡期の頃にちょっと波紋を投げるような物語を生み出した方って印象。 お手紙をくれる学生は「普通のOLにはなりたくない」「普通の主婦にはなりたくない」と言う。でもきっとそのほとんどがそれ以外の何かになるために情熱やエネルギーを注げずあきらめていく。 一方そうじゃないものになったとて、「才能があっていいね」と才能の一言で片付けられる。本当に才能があったならこんな思いはしていない。 才能って一言を言わないように気をつけようと思った。

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2019/04/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

この本は“過去に二回出版されたことがあり、それを今回大幅に改稿し、新たに加筆したもの”らしい。 一番最初の刊行としては1993年であり、この角川文庫が出版されたのが2009年。 山本文緒さんは31歳→46歳へ。 15年の月日が流れ、色々となおされているようなので、“荒っぽい”本書も読んでみたくなった。 というのもあとがきを読む限り、46歳の山本さんが書かれたところに比べると加筆訂正されてはいるものの昔書かれたところの方がいきいきしている気がしたので。若干柔らかくなられたところもあるのかな、と。 色んな見方をできるようになって直線的にこれはいい、だめ、と打ち立てることをしなくなっただけかもしれない。 特にこのあとがき的ページは自分に対するフォローも多少入っているからかもしれないけれど。 恋愛エッセイとうたれてはいるけれど、そんなに恋だ愛だしているわけではないので恋愛エッセイは苦手~なんてひとも読みやすい本だと思う。 ”自分の一生なんて好きに使えばいいのだ。” 解説漫画を描かれた伊藤理佐さんとかぶっちゃうが、“狭い世界”が私もお気に入り。 何か…何か…いいっす…!! となった(笑) 伊藤さんの漫画で描かれたお二人のやりとりが興味深くてもっと色々と読みたくなった。 山本さん、エッセイで感じる以上に何だかかっこいい…。

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2017/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルに惹かれて初めて読んだ山本文緒さんの本。面白かった。30才手前くらいで読んだら、響くところが違うかもしれない。 「自分の好奇心に素直になること。持っているものを大切にすること。 人は何事かを成すために生きてるんじゃない。何も成さなくてもいいのだ。自分の一生なんて好きに使えばいいのだ。」

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2014/07/04

さくさく読める。昔でた本をもう一度ということで、過去の山本文緒を現在の山本文緒から見ている加筆もたのしい。

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2013/11/17

山本文緒さんは小説のほうが好きですが、このエッセイはなかなか面白かったです。男性が読んでも共感できると思います。

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2010/11/15

「古い壷」、「狭い世界」、「パンクチュアル」が良かった。今の自分を見つめなおしたこと、考えていて納得できる答えがここにあった。

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2010/08/17

山本文緒の作品はとても好きだけど。 エッセイはさけてきた。 何かのきっかけで読んでみる事になったのだけど。 よんで良かったです。 1つ1つが短編の様で、そうだなんだよ!とか。 そういう考えもあるのか〜。と感慨にふけりながら読んだ。

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