戯曲 毛皮のマリー・血は立ったまま眠っている の商品レビュー
森田剛くんの舞台に行く前に読んでおこう、と思って購入したんだけど、「毛皮のマリー」を読み終わった時点で、これはこのままにしておいて、舞台を観終わってから読もうかな、と気持ちが変化。 不思議なこの世界がどんな感じに表現されるのか楽しみにしておこう。
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舞台を観に行くので予習。「血は・・・」は1960年初演だそう。安保闘争激しかりし時代の空気を思い出します。寺山修司がもっと長生きしていたら、今、どんなものを書くのでしょうね。とは言え、年月が経っても古くならないのはさすが。好きかどうかは別として。
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寺山ワールドはドクドクしてていい。 いつでも焼けて無くなってしまいそうな怪しさ。 今度舞台を観に行くので楽しみです。
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ミーハーなので(笑)気になっている人が好きらしい寺山修司を読んでみました。毛皮のマリーがいちばん好きかなあ。でも戯曲というからにはやはり舞台をみるのが一番なんでしょうね。ところでこの戯曲は今やコンビニでアルバイトとして働き店長にまでなってしまったミハラさん(しまった字がわからない...
ミーハーなので(笑)気になっている人が好きらしい寺山修司を読んでみました。毛皮のマリーがいちばん好きかなあ。でも戯曲というからにはやはり舞台をみるのが一番なんでしょうね。ところでこの戯曲は今やコンビニでアルバイトとして働き店長にまでなってしまったミハラさん(しまった字がわからない;)の為に寺山修司が書いたものなのでしょうか。そうだとしたらマリーさんと欣也どちらの役のつもりで書いたんだろう。「血は立ったまま眠っている」ってとても面白いフレーズですね。*ミハラさんがコンビニで働いているのはCM上の演出です。
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友人の紹介で戯曲集(いわゆる劇の台本)に初挑戦。 妖艶かつ淫靡な寺山ワールドが余すところなく詰め込まれた名作。 美しい表現とは対照的に醸し出される淫らな空間。 何かに酔っぱらったような感覚に襲われる表題作「毛皮のマリー」。 一方で、戯曲ならではの音楽じみた文学的表現を...
友人の紹介で戯曲集(いわゆる劇の台本)に初挑戦。 妖艶かつ淫靡な寺山ワールドが余すところなく詰め込まれた名作。 美しい表現とは対照的に醸し出される淫らな空間。 何かに酔っぱらったような感覚に襲われる表題作「毛皮のマリー」。 一方で、戯曲ならではの音楽じみた文学的表現を用いて、人の心の闇をえぐりだす技術も素晴らしい。 安保闘争を描いた「血は立ったまま眠っている」、愚かな人間家庭の堕落ぶりを神格化して描いた「アダムとイヴ、私の犯罪学」はその最たるもの。 サン・テグジュペリの名作星の王子様を独自の視点で描く「星の王子様」も魅力的だ。 戯曲集は読んだことない人も、一度は読むべき。 舞台が見たくなる。 引用:親愛なる後輩 古野
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1960年。演劇実験室では歴史も政治も自分自身も…この世の全てはお芝居だと。夢、まぼろしの物語だと暴く怒れる若者がいた。時代の匂いをたっぷり含ませて未だに色褪せない世界観と言葉。
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