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読まない力 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2025/09/16

「言葉はタダで元手はいらない。その程度のもの。」 ・言葉をどこまで信じるか。言葉の内容ではなく言葉そのものの重みについて。人が言葉を信用しているかは、振り込め詐欺の流行を見ればわかる。口でいうのはタダで元手がいらない。元手がいらない商品は実態がないので、普通は信用出来ない。 ・河...

「言葉はタダで元手はいらない。その程度のもの。」 ・言葉をどこまで信じるか。言葉の内容ではなく言葉そのものの重みについて。人が言葉を信用しているかは、振り込め詐欺の流行を見ればわかる。口でいうのはタダで元手がいらない。元手がいらない商品は実態がないので、普通は信用出来ない。 ・河合隼雄の"私はウソしかいいません"という口癖。典型的な自己言及の矛盾。「ウソしかいわない」のが本当なら、本当のことを言ってるのでこの叙述はそもそも成立しない。言葉なんてその程度のものということ。 ・昔は本を読むなという教育を受けた。本を読むと考えなくなるという。古くはソクラテスもそういったらしい。現代社会では文字を読まないわけにはいかない。じゃあどうするかというとできるだけ言葉による危害をこうむらないようにするしかない。なにしろネットに悪口を書かれて傷つくのは日常茶飯事、自殺する子がいるくらいなので。 「意識中心の情報化社会では言葉が全てと思われがち」 「意識なんて人間のごく一部。言葉も同様。」 ・言葉は意識が生み出したもの。現代は意識優先の脳化社会で、だから情報化社会になる。人生は意識のみになってしまった。情報とは"時間が経っても変化しないもの"を指す。 ・人間は意識じゃない。寝てる時間は意識がないので、人生の三分の一は意識がない。意識は人間の一部に過ぎない。でもそれがすべてだという社会をわれわれは懸命に作ってきた。それを情報化社会という。意識は情報しか扱えない。言葉は情報の元だから、意識は言葉なら扱える。それだけのことである。 ・スキーの本を数冊読んだがスキーは上手にならなかった。当たり前である。スキーは情報じゃないからである。 「情報は変わらない。人は変わる。」 「人が情報とみなされ、自分は変わらないと信じ始めた。」 ・現代人は、「私はいつも同じ私」で、「いつまで経っても私の本質は変化しない」と考えて、それを「個性」と呼んで「大切にしなきゃ」という。いつまで経っても変化しないものは私ではなく情報である。それなら「同じ私」というのは、「情報としての私」ではないか。 ・人間が「同じ」なわけはない。歳をとりついには死ぬ。諸行無常と古人がいったとおり。いつまで経っても同じなのは情報で、人間は情報じゃない。それを取り違えたから、言葉が重いような、重くないような、変なことになった。変わらないのは私、情報は日替わりだ、などと思ってしまう。とんでもない、百年経っても、今日の新聞記事はそのままですよ。 「全てが言葉になるわけじゃない。」 ・人間が生きているって、そういうことじゃないでしょ。まさに生きて動いているんだから。情報化社会では、それをしばしば忘れてしまう。だから自殺する人が増えたんじゃないかと、邪推してしまう。 ・生きて動いている人生は、かならずしも予想通りにはいかない。すべてが言葉になるわけでもない。赤ん坊は生きて動いているけど、言葉はありません。じゃあ、赤ちゃんに価値がないかといったら、ひょっとすると親より価値が高いかもしれないじゃないですか。 「情報とは常に過去である。」 ・毎日インターネットで新しいことを知ったと思っているがインターネットの中にあるもの、つまり情報とは、つねに過去である。済んでしまったことしか入っていない。毎日のニュースもじつは同じ。ニュースをひたすら見ている人たちは「ともあれ、済んでしまったことだ」と思った方がいい。

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2020/08/14

雑誌voiceの時評をまとめたものなので、今読むと昔の自治ネタで著者が繰り返す「済んだこと」感が強い。 しかし、戦争についてや外交についての考え方はとても勉強になった。「反日に感謝」についてはユーモアと皮肉に富んでいて面白かった。

Posted byブクログ

2019/09/01

あまり中身を見ずに借りてしまった。タイトルから見ると何か読書に関することのように見えるが、実際には時事ネタに対する養老さんのエッセイ集みたいなもので、10年前ともなるとネタが古い。そんなわけで、あっさり読めるのだが、適当に読んで特に心に残るものはなかった。新書はコンパクトで読みや...

あまり中身を見ずに借りてしまった。タイトルから見ると何か読書に関することのように見えるが、実際には時事ネタに対する養老さんのエッセイ集みたいなもので、10年前ともなるとネタが古い。そんなわけで、あっさり読めるのだが、適当に読んで特に心に残るものはなかった。新書はコンパクトで読みやすくて良いのだが、どうしても古臭くなってしまって難しいね。

Posted byブクログ

2018/10/25

2018.10.25 古本屋で見つけて電車の中で読んだ。 世間に興味なく生きてきたので、へぇ、こんな事件あったっけ?ほうほう。 といった感じ。 氏の言葉を借りていえば 「とはいえ全て済んでしまったことです。」 いや、まぁ済んでない事もあるなぁ。

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2018/10/23

本書は、「政治、環境、世界に対する日本、人生、生き方」などに対する思いつきを心の赴くままに、というよなスタイルで書きなぐった養老孟司のブログである。ブログなので、何のまとまりもなく、ダラダラという印象はぬぐえない。面白くない。

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2018/12/27

2017/10/10読了 図書館で借りて読んだ。新聞のコラム長の文章を集めたエッセイ。 政治、原子力や核、医療、自殺問題など話は様々だ。残念ながら、私はあまり共感できなかった。この手の文書は、締め切りが厳格に区切られているからか、読みにくいもの、中身の薄いものが多い。 題材も...

2017/10/10読了 図書館で借りて読んだ。新聞のコラム長の文章を集めたエッセイ。 政治、原子力や核、医療、自殺問題など話は様々だ。残念ながら、私はあまり共感できなかった。この手の文書は、締め切りが厳格に区切られているからか、読みにくいもの、中身の薄いものが多い。 題材も、今からすると古すぎるものが多い。当時を知るにはよいかもしれないが。

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2025/04/11

現代は情報化社会と言われる。情報は文字が中心であり、情報化社会とは、文字が溢れる時代と言える。そして、文字情報は脳で処理するから、情報化社会とは、脳化社会とも言える。 この本を読んで「現代は言葉のインフレが起こっている」と感じた。例えば、テレビ番組にもテロップが出ることが多い。音...

現代は情報化社会と言われる。情報は文字が中心であり、情報化社会とは、文字が溢れる時代と言える。そして、文字情報は脳で処理するから、情報化社会とは、脳化社会とも言える。 この本を読んで「現代は言葉のインフレが起こっている」と感じた。例えば、テレビ番組にもテロップが出ることが多い。音を聞きながらテロップも読む。もはや、テレビ番組にはテロップの文字が欠かせない。文字の重要度が増しているのである。 しかし、言葉が溢れる現代は、言葉の価値が下がり、言葉が軽量化する。ゆえに政治家の失言が増え、それを批判するマスコミの声が飛び交う。そしてそれに感化された民衆の批判の声によって、政治家が辞任する。 結果的に、言葉が言葉を生み、政治家も民衆も言葉に振り回されることになる。 オレオレ詐欺も言葉を重視した結果だと著者は言う。言葉は軽量化しているにも関わらず、同時に重視されてもいるという両者を合わせ持った状態が現代と言えないか。

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2014/12/20

タイトルに惹かれて読みました。 本好きだもので、逆にこのタイトルが気になって。。 でも第二章まで読んで嫌になりました。 世の中の批判、批判、批判の嵐です。 さらに文体が口語なので、よけいにきつく感じました。 耳にやさしいことばかり聞きたいわけではないけど、一方的に「これはダメだ」...

タイトルに惹かれて読みました。 本好きだもので、逆にこのタイトルが気になって。。 でも第二章まで読んで嫌になりました。 世の中の批判、批判、批判の嵐です。 さらに文体が口語なので、よけいにきつく感じました。 耳にやさしいことばかり聞きたいわけではないけど、一方的に「これはダメだ」と断じてしまうのはいかがなものか。 私の好みではありませんでした。

Posted byブクログ

2013/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書レポート:読まない力 (PHP新書) 養老孟司著 | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=4742

Posted byブクログ

2011/12/07

養老氏の考え方が好きです。 言葉をどこまで信じるか。変わる自分と変わらぬ情報。 養老氏のおかげで「諸行無常」を意識することができています。

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