屋久島ジュウソウ の商品レビュー
あの森絵都さんが山登りしてたとかで嬉しくなりジャケ借りしました。屋久島といえば100名山の宮之浦岳なんですがここは1年のうち300日は雨が降ると言われているところで晴れた日に登れたようで大変羨ましく思えました。 ジュウソウってカタカナで書いてあったのが引っかかってたのですが、初め...
あの森絵都さんが山登りしてたとかで嬉しくなりジャケ借りしました。屋久島といえば100名山の宮之浦岳なんですがここは1年のうち300日は雨が降ると言われているところで晴れた日に登れたようで大変羨ましく思えました。 ジュウソウってカタカナで書いてあったのが引っかかってたのですが、初めての登山でしかも山小屋泊まりの縦走だったそうですが重装備の重装と思っていたようで帰宅後エッセイを書く段階になって知ったとか、なんとも呆れてしまいました。縄文杉をみるついでに宮之浦岳も登ってみようとゆうノリだったようですが、九州最高峰なんですけどね。小屋のトイレが汚かったことや風が強くて散々だったことが記されてました。 その5ヶ月後に屋久島でフルマラソンに参加して完走されたそうですが屋久島の登山に比べると全然楽だったとか書いてました。マラソンを題材にした小説を書くこともあって1年半ぐらいジムでトレーニングして地道に体力作りされていたようでそのお陰で登れたことも書かれてました。 私は登山のが楽だって感じるのですが拘束時間が長い方が辛く感じられるのかな?
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着飾らずに本音で淡々と進行するのがとてもよかった。屋久島、行きたいような、行かなくてもいいような… 山小屋がマナーの悪いおやじどもの巣窟だったこと、縄文杉から生命力を感じず抜け殻のように見えたことは驚きだった。
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屋久島は行きたいところのひとつ 気になって読んでみた 登山となると、やはりそれなりに準備が必要 なのに、なんとなく出かけてしまった皆さま なんか、おかしいやら同情するやら でも、読み進めるうちに心から頑張れ!と応援し、ハラハラドキドキしてみたり なんだかなあの旅に自分も同行してみ...
屋久島は行きたいところのひとつ 気になって読んでみた 登山となると、やはりそれなりに準備が必要 なのに、なんとなく出かけてしまった皆さま なんか、おかしいやら同情するやら でも、読み進めるうちに心から頑張れ!と応援し、ハラハラドキドキしてみたり なんだかなあの旅に自分も同行してみたくなる 森さんの旅エッセイは楽しくもあり緊張もするのです
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Ⅰの屋久島ジュウソウは、登山の知識がない自分にとって少し退屈だった。 ただ、遠出して、観光名所を巡って、いろんな人と出会って、鍵をなくしみんなで探して…読んでいくうちにだんだんこっちまで旅をしたくなってくるような内容だった。 Ⅱのslight sight-seeingでは、森絵都先生のとてもアクティブでバイタリティな面を知り、その眩しさに目をつむりそうになった。 私も軽い気持ちでササーッと海外に行けるタフさが欲しい。
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屋久島に行くと登山になると聞いていたが、本当に登山のエッセイ。海外旅行や食べ物の思い出。まとまりはないけれど、森絵都という人の雰囲気がわかるエッセイです。
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- ネタバレ
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登山を趣味としている身としては、いつかは行ってみたい屋久島。 そして、中学生の時に散々読んだ森絵都さん。 どんな屋久島を見せてくれるのか、という興味で手に取りました。 ジュウソウはなんでカタカナなのかな? 自然の風景や音、匂いが重奏してるように素晴らしかった!ということかなぁ、 なんてメルヘンなことを思いながら読み始めたけど、 縦走という言葉を知らず、重装備の略だと思っていたとは…!ヤラレタ! 爆笑ではなく、にやにやしながら読みました。 登山を嗜んでいない人が屋久島にいくとこうなるのかぁ、という様が率直に語られて、 逆に新鮮で面白かったです。 何度も屋久島旅行を妄想するときに ピークハントも然ることながら、眺望も重要視してるので、 天気が悪かったらやだなぁ、 でも、屋久島ってほとんど雨なんだよなぁ…っていつもモンモンとしてましたが、 縄文杉のところで『雨が振っていたらよかったのかもしれない、とふと思った。この縄文杉は雨に濡れて初めて精気を宿すのかもしれない、と。』とあって、 なるほど、苔むす古い森を見に行くんだから、適度な雨がベストかもしれない、と思えたのが一番の収穫でした。 屋久島に行ったときに雨でも気落ちすること無く登れそうです。 雨の屋久島、楽しみです。
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屋久島ジュウソウが一番つまらん。 その他のエッセイはほどほどだが。 エッセイとは独り言のぼやきだから筆者の素が見えて面白いのだ。団体のエッセイって有り得ない
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好きな森絵都氏のエッセイを読んでみた 面白い、元々小説でもユーモアに富んだ人だなぁとは思っていたけれど、エッセイなら尚更森節が炸裂している そして、意外に森氏は酒豪なんだなぁというエピソードが随所に見られる 何か自分と気が合いそうだなぁ いつかお酌を合わせてみたいものである
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『いつかは屋久島に行ってみたい…』という気持ちがあって読んでみた本だったが感想は『う〜ん、私にはムリかも…』 森絵都さんてとってもタフでパワフルな人なんだなぁ~。 沢山の旅の経験が人の心も体も強くする。心と体は支え合っているものだから、体が強くなれば心も強くなり、受け入れ可能な精...
『いつかは屋久島に行ってみたい…』という気持ちがあって読んでみた本だったが感想は『う〜ん、私にはムリかも…』 森絵都さんてとってもタフでパワフルな人なんだなぁ~。 沢山の旅の経験が人の心も体も強くする。心と体は支え合っているものだから、体が強くなれば心も強くなり、受け入れ可能な精神的負荷が増大する。心が強くなれば体もますます強くなり、受け入れ可能な肉体的負荷が増大する。 なるほど〜。私も強くなりたい!
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屋久島登山の日記。 食べたり飲んだりしたものの記録込み。 自分自身10年ほど前に屋久島登山を経験したことから手に取りました。 延々と続くトロッコ道、最初はいちいち感動していた景色も後半は疲れで霞んでくること、体力の限界のその先、トビウオのから揚げの派手さ、全てが終わって入った...
屋久島登山の日記。 食べたり飲んだりしたものの記録込み。 自分自身10年ほど前に屋久島登山を経験したことから手に取りました。 延々と続くトロッコ道、最初はいちいち感動していた景色も後半は疲れで霞んでくること、体力の限界のその先、トビウオのから揚げの派手さ、全てが終わって入ったお風呂の気持ちよさ…読みながら楽辛い経験を思い出したのでした。 一緒に登った親友の靴底が剥がれてイライラしていたこと、お互い疲れて後半無口になったこと…いつも取り繕っているけれど、山に本性を丸裸にされたような苦い記憶も今となればいい思い出。 装備はやりすぎるくらいが丁度いい。 なめたらいけません。
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