あぁ、監督 の商品レビュー
野村監督の性格はさておき、 マネジメント論としては非常に勉強になる一冊でした。 財を残すは下、仕事を残して中、人を残して上。 確かに人材育成が一番難しいと思います。 死ぬほど努力してきたからこそ、結果を出してきた人。 その伝え方が独特だったゆえ煙たがられた存在。 抜群のナン...
野村監督の性格はさておき、 マネジメント論としては非常に勉強になる一冊でした。 財を残すは下、仕事を残して中、人を残して上。 確かに人材育成が一番難しいと思います。 死ぬほど努力してきたからこそ、結果を出してきた人。 その伝え方が独特だったゆえ煙たがられた存在。 抜群のナンバー2がいれば更に強固な組織作りが できたと思います。 来年からの活動にも期待しています。
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「あぁ監督」のリーダー論よりも夫婦論に期待【赤松正雄の読書録ブログ】 年末の挨拶回りをしていて、こちらが持ち出さない限り、本の話になることはあまりない。ところが、先日は大手ゼネコンK建設の神戸所長が、会うなり野村克也前東北楽天ゴールデンイーグルス監督の書いた本の話をされだした...
「あぁ監督」のリーダー論よりも夫婦論に期待【赤松正雄の読書録ブログ】 年末の挨拶回りをしていて、こちらが持ち出さない限り、本の話になることはあまりない。ところが、先日は大手ゼネコンK建設の神戸所長が、会うなり野村克也前東北楽天ゴールデンイーグルス監督の書いた本の話をされだした。「今まであまり好きではなかったが、野中広務、野村克也の『憎まれ役』を読んでから嵌っている」と言われる。当方は、ガキの頃からの根っからの南海ホークスファン。それも鶴岡一人監督時代の。その後どう展開したかは、帰り際に『あぁ、監督』を借りて帰ったことをもって、お分かりいただけよう。上京の車中でほぼ全部読み終え、懐かしい思いに浸ることが出来、幸せな気分だ。 野村克也という人ほど著作の多い監督も珍しい。数多ある本の中でどれを読もうかと悩みつつ、所詮野球の話だろうと、高を括っておざなりにしてきた。それが読む羽目になってしまった。昭和30年代に野球少年であった身にとって、野村と鶴岡の不仲のわけや、森と野村の知略を尽くした対決話など、殆ど知っている話ばかり。改めてこんなことを書いているから野村監督は憎まれ、嫌われるのだろうな、といったことのオンパレードだ。 それでも弱小チームをあっという間に優勝を狙うまでに変身させるこの人の力はホント並みではない。かつて9年間経験した評論家時代に野球評論を学問、いや芸術にまで高からしめた能力は神業に近い。くだんの所長も文中にある「組織はリーダーの器より大きくならず」との言葉を引きながら、いたく「リーダー論」に感心をされていたが、会社組織を中心に人を引っ張ることを宿命づけられている人々にとって大変に役立つ話が満載されている。私など今からでは、読むのが遅すぎてどうにもならぬが。 野村監督で唯一謎に包まれているように思えるのは現夫人との関係性。このあたりの秘話を公開してくれると面白いのだが。次は夫婦論を期待したい。
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野球監督の視点なんて普段考えることのない世界にいますが、驚かされるエピソード満載です。いろんな意味で。
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のむさんのぼやっきー・・・だけではない、 監督論(リーダーシップ論)が真面目に書いてあります。 ちょこちょこ特定の人物批判がありますが、 それはそれでご愛敬。
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最近のノムさん本は、ちょっといまいち、と思っていたのだけど、この本はこれまでで1番ともいえるほど、よかった。 監督論をマネジメント、リーダーシップという観点から展開し、これまでの監督を評している。 ちょっと辛口、自画自賛の面も多いが、まあ、それはノムさんだから許されるのかもしれ...
最近のノムさん本は、ちょっといまいち、と思っていたのだけど、この本はこれまでで1番ともいえるほど、よかった。 監督論をマネジメント、リーダーシップという観点から展開し、これまでの監督を評している。 ちょっと辛口、自画自賛の面も多いが、まあ、それはノムさんだから許されるのかもしれない。 帯にもある「組織は監督の器より大きくならず」。 自分の経験に基づくだけではだめで、野球に関する深い知識、それ以外の知識や常識が重要、という点は、 野球以外でも同じだろう、と思う。
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稀代の名監督野村克也のプロ野球の監督としての最新作。 本の中でもボヤいてます。 人を動かす方法や、敵の話はとても面白いですよ。
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