ヒーリング・パワーを目覚めさせるスピリチュアル・レッスン の商品レビュー

ジャックアンジェロ【著】,井村宏次【監訳】

2021/04/13

ヒーリングについて学ぶなら、これ一冊あれば十分だと思える内容の濃さ。
段階的にエクササイズを重ねて行き、独学でヒーリングに必要な能力を訓練・開発していける構成がとても実用的。
一生重宝する本だと思います。私のバイブルです。

2011/07/03

【ブクログのレビューを書きました】

やっぱり基礎練が大事。

私は特に去年（2010年）、シータヒーリングの習得に熱を上げていて、それはエネルギーの仕組みなどこまかいサトルエネルギーシステムについての理解が要らず、ただコマンドして観届ければよいというものだったのですが、だんだんサトルボディといった目に見えないエネルギーが超感覚的に観えるようになってくると、単純な興味も手伝って、エネルギー体の仕組みを知りたいと思うようになりました。

これはともすればブレインキャンディに傾倒していることになるのかもしれませんが、べつにブレインキャンディ舐めはいけないことではないし、なにより「単なる知的好奇心」だけではなくて、その好奇心を基にして手にした知識を、自分の心身の健康や感情面などのエネルギー状態を良好に維持・向上させるために役立てるならべつにいいじゃんという感じで捉えています。

で。

シータヒーリングなどの技法を使うことが「ダンスを踊る」ことだとすれば、深い瞑想に入るとかチャクラの状態を活性化させるといった個々のエネルギーシステム（やそれを使いこなす肉体・神経）の訓練はいわば「筋トレ・ランニングなどの“基礎練習”」といえそうです。

たしかにダンスを踊り続ければ、必然的に必要な箇所の筋肉は鍛えられて体力もつき、柔軟性も向上して自然と踊りが上達していくわけですが、弱点の克服などには適宜、基礎練をプラスしていっても悪くはないわけです。

まあそんなわけで、トータルなヒーリングセッションの質を細部にわたってブラッシュアップする意味で、基礎練は有効だな、と。

でもって、基礎練にもっとも役立つと感じたのがこの本です。

私がここに言う「基礎練」について述べた本は無数とあるのでしょうが、客観的にさまざまな観点で数多くの実技について体系的に述べられているという点で、非常に優れていると感じます。

でもこれはいわば「声優・ナレーターのための早口言葉全集」みたいなもので、本を見ながら自分自身がやってこそ（繰り返してこそ）意義が大きいと思うので、目で読むだけで内容だけ理解して満足したい人には向いてないかもしれません。

ご参考までに。