ロウきゅーぶ！(1) の商品レビュー

蒼山サグ【著】

2019/01/12

実は全部主人公の妄想だったとしても成り立つくらい
しゃべりすぎな構成がいかにもライトノベル
文章は普通に読めて及第点
他が酷過ぎるだけともいう

2018/11/02

全15巻完結。
可愛い小学生が本気でスポーツに打ち込む姿はもはや奇跡と言っても良い、大いなる興奮と幸悦を与えてくれた極上の作品でした。てぃんくるのイラストも美麗極まりなく、それだけで絶頂寸前に至る物でした。
ほんと、熱血と充血が一体になった良い本でした。智花かな。

2015/06/22

紳士御用達でお馴染みの蒼山サグの"ロウきゅーぶ!"の第1巻。全てはここから始まりました。しかし、これがデビュー作とは驚きです。登場するキャラクターも魅力的ですし、素晴らしいスポコン作品です。チートな能力発動もなく、ちゃんと練習をして強くなっていくというのが良いですね。巻を追うごとにエスカレートしていくロリ描写も、この頃はスパイス的な感じで挿入されており、昴もそこまで変態紳士になっていないです。ロリの道も一日にしてならずですね。何が言いたいかというと、"小学生は最高だぜ!"

2014/08/23

ロリコン小説とみせかけて、少年マンガ的な熱さ全開のスポ根小説。

主人公の長谷川昴（はせがわ・すばる）が七芝（なしば）高校に入学後７日目にして、男子バスケ部に１年間の活動停止が言い渡されました。理由は、部長の水崎新が、11歳になる顧問の一人娘と交際していたことが問題となったこと。

大好きなバスケができず、周囲からロリコン一味のように見られて腐っていた昴に、彼の叔母で小学校教師を務める「ミホ姉」こと篁美星（たかむら・みほし）が、一つの依頼をたずさえてやってきます。その依頼とは、彼女が顧問を務める慧心学園の女子バスケ部のコーチを引き受けてほしいというものでした。昴は、１週間だけという約束で、ミホ姉の依頼を引き受けることになります。

すばらしいバスケの才能を持つ湊智花（みなと・ともか）。元気いっぱいの三沢真帆（みさわ・まほ）。メガネのクラス委員長・永塚紗季（ながつか・さき）。高身長コンプレックスの香椎愛莉（かしい・あいり）。そしてひときわ幼い袴田（はかまだ）ひなた。５人の少女たちの練習に１週間つきあった昴は、女子バスケ部が危機に直面していることを知らされます。さらに１週間後におこなわれる男バスと女バスの対抗試合で、女バスが負けたら廃部になってしまうとのこと。

一度は約束どおり１週間でコーチをやめると決めた昴でしたが、５人がともにすごせる場所を守りたいという智花の思いを聞き、女バスのために力を貸すことを決意します。

で、試合に勝っちゃうんですね、これ。善戦するも敗北→カマキリの不祥事ないしミホ姉の汚い策で辛うじて女バス存続、という流れだろうと思っていたので、ちょっとご都合主義すぎるように感じてしまいました。

2014/03/02

前半が詠むのが辛いというか、なんかイラっとする。
そこさえ過ぎれば、萌え狙いってだけじゃない感じで、結構面白かったんだけど、続巻を買うかどうかは未定。
小学生たちは素直に可愛い。無理矢理な萌え狙い的シーンを除けば。

2013/11/12

主人公、昴が所属するバスケの部長が11歳の顧問の娘と付き合ってて退学処分受けて、そこで母さんの妹が小学校の先生しててそこの女子バスのコーチしてくれって話。

いやー
ひっさしぶりにライトノベルライトノベルしてる本読みました。

ロリコン話です。
こんな小学生いねーよ(笑)

改めて思ったけど、こういう系はあんま好きじゃないです(笑)

嘘つきみーくんとかハルヒ系がやっぱいいです。

2013/06/14

アニメ化もした人気作なので期待して読み始めたんだけど・・・これはちょっと合わないなぁ。(ﾟｰﾟ;A
中学バスケで活躍した主人公。高校にもバスケ特待生として入学したが、高校生活開始早々にバスケ部が問題を起こしてしまい、1年間の活動停止に。
腐りきる主人公。（こいつがまた、すげーひねた性格してる）

ではバスケ部が起こした問題とやらはなんぞや？となるわけだが、これがまったくピンと来ない。
バスケ部のキャプテン（17才）が、バスケ部顧問の娘（11才）と恋仲だったことがばれ、別れるように諭されたことに猛反発したため、連帯責任でバスケ部は1年間の活動停止・・・ってなんぞそれ。（ ﾟдﾟ）
そんな理由で問題になるかーい。11才と性交渉してましたとか、子供できちゃいましたとかならまだ理解できるが、それにしたってバスケ部の連帯責任になる話じゃないだろ。
例えば、キャプテンと少女が駆け落ちを企て、それにバスケ部の部員が協力した、なんて話なら部として責任を取らされるのは理解できる。
なんでそうなるの？おかしいだろ？と疑問符が頭に並んだまま読み進めることになるので、読んでいてもちっとも楽しくない。

肝心の女子小バスケ部すら登場しない段階で見切りをつけるには早すぎるが、それにしても突っ込みどころが多いというか、不安材料が多すぎるというか。
まあ、もう少し読み続けてみよう・・・どこかで評価が逆転するかもしれない。
さらにしばらく読む。
基本的にスポ魂ものはけっこう好き。
高校生が小学生を指導するというのもある意味けっこう痛々しいが、コンセプト的には割りと好きだったりする。
例えば小幡休彌 の「くりぽと」みたいなノリは嫌いじゃない。
主人公が小学生に対して本気で恋愛したり、性的な欲情を抱いたりするのは大嫌いなんだが、あくまで「兄」として振舞うならその手の話は大好物。
優しいお兄さんが幼気な少女を守り、慈しむような話が好きなんだよね。
少女ってのは愛でるものであって恋するものじゃないというのが俺のラノベポリシー。エロイ目で見んじゃねーよと。
この物語がどちらに転ぶのかはまだわからないが、スポ魂系で「兄性」の物語なら、期待したいと思う。
ただ、この美星とかいうロリ叔母教師は邪魔臭いな。こいつ、すげーむかつくわ。
傍若無人の我侭系キャラの癖に上から目線で正論説教。
しかも言うほどのことは自分では出来ていないという、大ッ嫌いなタイプだ。
主人公に偉そうに説教する前に、まず自分が行動しろっての。バスケの素人だろうと何だろうと、自ら勉強して指導してやれよ。
自分でトラブルを呼び込んで、少女達にまで被害を及ばせ、尻拭いは主人公に丸投げで・・・しかも！説教臭いとか何様だよ。
こいつに反発するせいで主人公がさらにひねたキャラに見えるし、もうほんとこのロリ叔母教師23歳が目障りで仕方ない。
こいつさえいなければ、当初のこの物語の好感度はもっと高かったと思う。
さらに読み進める。
これは・・・予想以上に正統派な「少女を愛でる」物語だな。
恋愛ではなく慈愛である点が個人的に非常に高ポイント。

読了。
これは良いプラトニックロリコンストーリー。
期待通りのスポ魂ライトノベルだった。
読み始めは本当に印象が悪かったんだが、女バスが出てくるあたりから面白くなってきた。
中盤を越える頃には、スポーツモノのライトノベルとして十分以上に面白い内容になっていた。
まったく小学生は最高だな！（違）

年下の少女を守るために、主人公が一生懸命がんばるというこの「兄性」は、どこか伏見つかさの「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」に通じるものを感じた。
かのお話の主人公、高坂京介ほど泥臭くはないが、心意気はどこか近しいものを感じる。つまり、好感度が高い。
物語冒頭の捻くれた性格や、母親や叔母に対する子供じみた反発で一気に好感度を下げた主人公、昴だったけど、女バスに対する思いやりなんかは良いお兄ちゃんしてて良かった。
ホント、最初だけ印象悪かったわ・・。

2012/10/03

　ロリコンラノベと言われる本作、実は主人公と小学生たちの歳の差は４つしかありません。愛梨に至っては３つしか……。

2012/06/08

どうせただのロリコンラノベなんだろ。そう思ってた時期が私にもありました。

いや、なかなかいい話だった。主人公の心理もしっかりと描写されているし、健気な彼女たちもみんなかわいくて応援したくなってしまう。
きちんとバスケもしているし、彼女たちの友情があったからこそのラストシーンは目頭が熱くなった。
まったく……小学生って最高だな！

エピローグにちゃんとラブコメ描写を入れてくる点も良かった。なんだか微笑ましくもニヤニヤしてしまったよ。

2012/02/03

ラノベでは余り見ないスポ根系の題材で結構面白かったかも。
高校に上がって入部したばかりのバスケット部がいきなり1年間の活動停止になってしまい、バスケットから離れようとする主人公の少年が難の因果か、未経験者多数の女子小学生バスケット部のコーチをするお話。

ある意味、話が丁寧に進みすぎていて、メインキャラが出てくるのが遅い、というのが難点と言えば難点。
ただ、表紙とかに反して、間違いなく物語の「主人公」は、主人公の少年であり、その意味では、序盤の遅い展開は止むを得ないのかもしれない。……そのわりには挿絵もありませんな、昴君。

しかし、
『まったく、小学生って最高だな。』
ってホント書いてあるんだね……意味が、全然違うけど（笑