パララバ の商品レビュー
電撃大賞っていうラジオがきっかけで読み始めた電撃文庫。15回の受賞作の中で好みそうなやつ買ってみた。ちょっとぐっとくるものが少なかった、ような。登場キャラが少し弱い気がして感情移入しきれなかった。けど綺麗にまとまってて良かった。
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平凡な高校生・綾は友人以上の存在である一哉を事故で突然失う。しかし死んだはずの彼から電話がかかってきて――みたいな話です。電話で繋がる恋人未満の男女――という設定から乙一の某作品を連想し、てっきりめちゃくちゃ切ない系の話かと思ってたのですが、この話のメインはミステリーでした。一哉...
平凡な高校生・綾は友人以上の存在である一哉を事故で突然失う。しかし死んだはずの彼から電話がかかってきて――みたいな話です。電話で繋がる恋人未満の男女――という設定から乙一の某作品を連想し、てっきりめちゃくちゃ切ない系の話かと思ってたのですが、この話のメインはミステリーでした。一哉は殺されたのではないか、アヒルの人形の呪い、級友の不可解な言動…と気になる謎が散りばめられてます。この話は果たしてミステリー?ホラー?それともファンタジー?とどういう結末がくるのか途中まで予測できませんでした。しかし結末はいたって現実的。ハッピーエンドにならないであろうことは設定からいってわかっていたことでしたが、電車の中で読んで思わず泣きそうになりました。随所に素人っぽさの見える作品でしたが、軽く読めそうだからと油断してたら、思いがけず良い作品でした。電撃文庫もこういう作品が多かったらいいのに…と思います。
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いつなくなるかわからない脆い繋がりでの二人のやりとりがすごく切なく感じました。触れることも、会うこともできないで、ただもどかしかったです。いつか、二人の世界が交わってほしい、無理だとわかってても願わずにはいられない。
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新人の作品。 『タイム・リープ』をリスペクトしてるだけあって面白い! 王道的な展開だが一気に読めた。
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このもどかしさはいいですね。 恋愛話かと思えば、内容的にはミステリーでした。 とってもドキドキで、一気に読みました! 切なさの余韻が残ります。
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