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消された一家 の商品レビュー

3.9

189件のお客様レビュー

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    49

  2. 4つ

    68

  3. 3つ

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  4. 2つ

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  5. 1つ

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2026/04/02

生半可な気持ちで この本を読まない方がいい 今まで読んだ本で 一番読むのが苦しくなった でも、この本で出来た追体験は 自分の人生において 絶対無駄にはならないだろう ただ 諦めずに読めば ラストには希望が待つ

Posted byブクログ

2026/03/26

【一言感想】 精神的•肉体的に責められると心理的に支配されやすくなる 【感想】 知人にホラー小説はないかと紹介された一冊 猟奇的で胸糞悪くなるような内容でありながら実際に起きた事件を取材したノンフィクション小説 北九州で起きた闇金ウシジマくんや映画などでモチーフにされた割と...

【一言感想】 精神的•肉体的に責められると心理的に支配されやすくなる 【感想】 知人にホラー小説はないかと紹介された一冊 猟奇的で胸糞悪くなるような内容でありながら実際に起きた事件を取材したノンフィクション小説 北九州で起きた闇金ウシジマくんや映画などでモチーフにされた割と有名な事件で、一人の男の指示で家族同士でコロし合いをさせて犠牲者が7名出るけれどイ体は解体され処理されるという異様な事件だけれど、本書は首謀者の被害者たちへの支配の流れが読んでいて恐ろしかった まずは徹底的に甘やかす(相手にとって都合の良い人物となる)⇨お酒などを飲ませて気を緩ませて、相手の弱みや後ろめたいことを聞く⇨弱みを元に脅迫して精神的に追い詰める⇨暴行を加えて肉体的に追い詰める⇨借金までさせ金銭的に追い詰めて依存させる⇨虚偽情報でも認めさせて更に弱みを作る⇨社会的に孤立させる(電話をかけさせ暴言を吐かせるなど)⇨何かにつけて合意書を作成して、日常動作に対しても制限をかける 何が胸糞悪くなるかと言うと、この事件の首謀者は↓ 極限な状況に置かれた場合、人間の精神の自由度は驚くほど制限され、自由意志などはほとんど存在しなくなる:情動麻痺(p336) 回避不可能な痛みを経験した動物が、後に回避可能な状況に置かれて逃げようとしなくなる:学習性無力感 逃げられない状況をつくられることがDV被害の最大の特徴(p315) などのDVにて一家を支配させた後の多くのサツ人に関しては曖昧な指示だけをして最後の意思決定や実際の行動を一家に行わさせたことで、首謀者のポリシーで「人を使うことで責任は取らなくても良い」と言う考え方は、昔読んだ"死刑に至る病"という小説の殺人鬼"榛村大和"のサツ人はしたけど自分の意思ではないサツ人は冤罪という考え方を少し思い出した 自分の殻に閉じこもりやすい(自己肯定感が低い人、プライドが高い人、周囲の目が気になる人など)は弱みを握られた際に、初期段階で周囲に相談をしにくく、そのまま徐々に支配されやすいそうだけれど、現代では人との関係性が希薄が指摘されているので不安感が強い人は弁舌が上手い人に緩やかに支配されそうだと、本を読んでいて勝手に思ったりしました DVや心理的支配について勉強にもなるので、教訓的な本として、良いけれどもグロテスクな描写も多いので体調やメンタルが安定している時に読まないとけっこうシンドイと思う

Posted byブクログ

2026/03/15

悪夢のように怖い、なるほどこういうのがサイコパス、しかし一体何がどうして…と思わざるをえない悲惨な事件

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2026/02/13

法廷での証言をもとにしているので、どこでどんなことが行われていたのかがリアルで生々しい。 犯人の男のような人間は世間にどのくらいいるのだろうと考えると恐ろしくなる。

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2026/01/17

実際にあった事件だから、目を逸らしたらダメだと思って頑張って最後まで読んだが、残忍すぎて本なのに夢にまで見るくらいトラウマ本

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2026/01/03

とにかくしんどい。 お金目当ての監禁洗脳だとしても、文字で見ただけで顔顰めるような行為を、徹底的に尊厳を失う行為を何の抵抗もなく命令しているのが全く理解できない。そこまでしなくてもよかったのでは、という言い方が合ってるのかは分からないが、全て見ても松永という人間が分からない。分か...

とにかくしんどい。 お金目当ての監禁洗脳だとしても、文字で見ただけで顔顰めるような行為を、徹底的に尊厳を失う行為を何の抵抗もなく命令しているのが全く理解できない。そこまでしなくてもよかったのでは、という言い方が合ってるのかは分からないが、全て見ても松永という人間が分からない。分からなくて正解だと思うが。

Posted byブクログ

2025/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

※基本的にややネタバレ感想系。 『消された一家―北九州・連続監禁殺人事件』 著:豊田正義 新潮文庫 【紹介】  詐欺、監禁、恐喝、脅迫、強要、殺人教唆、虐待につぐ虐待…そして殺人。  明るい人柄と巧みな弁舌で他人をほだしてその家庭に入り込み、取り入った後には凄まじい暴行と虐待を繰り返し、妻や妻の両親、妻の妹夫婦とその子供、金蔓となった男性とその子供、はては自身の作った会社の従業員までも恐怖で支配し、あまつさえ妻をはじめとした家族同士に殺し合いをさせた、松永太。  幼い子供を含む七人もの人間を、金蔓としてあるいは人質として役に立たなくなるたびに次々に殺させていくその鬼畜の所行を、徹底した取材と、DVの観点から裁判のゆくえを見つめつづけた著者渾身のノンフィクションである。 【きっかけ】  不謹慎ながら、学生時代から連続殺人という犯罪に興味を抱いていた。どんなやつがどういう心理で、どういうきっかけがあって、どんな人を何人も殺すのか? そしてそれがなぜばれないのか?  そんな興味本位の姿勢でWikipediaを見ていたときに見つけたのがこの事件だった。  欧米にとんでもない殺人鬼がいることをいろいろ知ったが、それに比肩するような事件が日本にもあるとは。  あのコンクリート詰め事件のことはもちろん知っていた。サカキバラ事件も。これらももちろんとんでもない事件だ。とくにコンクリート詰めのほうは被害者のことをすこしでも思い出すと心が痛むし、憤ろしい気持ちがいつだって新鮮にわいてくる。  本作の事件は、そんな情報をいろいろ読む中で、まったく目にしたことのないものだった。Wikipediaの末尾にある参考文献からたどり着き、読んでみようと今回手にとってみたのが、読書のきっかけだ。 【感想】  まず、うまく言葉にならなかった。  こうして書いているいまも、感想がなかなか浮かんでこない。  ひたすら居たたまれなくなる感じが残っている。そして被害者全員の無念を思わざるを得ない。  それと、控訴審以降の話はダイジェスト的にかいつまんだ内容になってはいるものの、DVに関してきちんと審理で考慮されたことにとても安堵した。そのきっかけを作った、または補強したといえる著者も素晴らしいとおもった。内容をただ集めて披瀝するだけの野次馬でなかったことが、読後感を落ち着いた気持ちにさせてくれた。  著者は、関心をもって集めた情報に対し、論理的に、情緒的に、質的に分析する。受けた感情を鵜呑みにせず、立ち止まって吟味する。安易に読者を煽らないし、使命感をひけらかさない。他人ごとではなく、自分ごととしてこの事件を位置づかせている。  その姿勢に驚き、そして感心した。こういう人がいてくれるなら、ジャーナリズムもまだ捨てたものではないのかもしれない。  死刑囚はどういう人となりなのか? について、本書は具体的に定義しない。本当はどういう人間なのか? 本人があかすことはなかったし、家族も取材を拒否しているとのことから、著者は「わからない」としている。  ただし、結局どういう行動、言動をしてきたかが詳細に判明しているから、詐欺師、DV男の類型にあてはまるのはまず間違いない。  内縁の妻は、人間性を取り戻していくなかで本来の性格も取り戻し、著者との面会で笑顔をみせる部分があった。20年虐待、DVを受け続けてきたのだ。精神が完全に壊れても不思議はなかっただろう。いや、壊れされたからこそできた所行だったのだ…。  しでかしたことの重大性はいうにおよばないが、生きていることで何か役にたてるかもしれない、という前向きな贖罪の気持ちがすがすがしい感じだった。  ずっと感想を考えていたが、なかなか筆が進まないし、思いつかなかった。正直いってあの死刑囚は早いところ首くくらせろ、としか云いようがない。胸くそわりい。  というのが素直な気持ちだが、それに加え(繰り返しになるが)DVの問題に光をあてて語られるくだりは最も価値ある部分なので、ここをよめただけでも甲斐があった、と思っている。  それと、被害者の女の子が首を持ち上げて促したというあの部分が、無性に切なかった。この事件が延々と語られる中で、最も印象に残ったシーンの一つだった。  亡くなった被害者の方々に、ただただ黙祷を捧げたい。

Posted byブクログ

2025/11/15

尼崎の角田美代子の事件とごっちゃになっていたので、「家族喰い」と併せて読みました。 こちらの方が、登場人物との相関がわかりやすかったです。家族喰いの方は相関図があったけれど何度もページを戻して確認しなければ誰が誰だかわからなくなりそうなくらい人が多かったので。 緒方の生い立ち...

尼崎の角田美代子の事件とごっちゃになっていたので、「家族喰い」と併せて読みました。 こちらの方が、登場人物との相関がわかりやすかったです。家族喰いの方は相関図があったけれど何度もページを戻して確認しなければ誰が誰だかわからなくなりそうなくらい人が多かったので。 緒方の生い立ちから松永との出会いや裁判の証言から事件の概要が読者にもわかりやすく描写されていました。 人は人にここまで残酷になれるのかと恐ろしさがあるのにページを読み進める手は止まりませんでした。 ふと、松永が電気と出会わなかったらどうなってたんだろうと。 電気ショックという思考停止してしまうほどの打撃を一撃で与える事ができる強い武器を手にしてしまったが故にここまでの事件になってしまったのか。 電気が無かったとしても結末は変わらなかったのか? 読んでいるこちらは逃げられたでしょ〜と思うが、お互いに監視しあいカースト下位の物は電気ショックを与えられ、思考停止するような環境に置かれたら、私もまた松永に反抗することも諦めたゾンビのような状態になるのかもしれない。 百歩譲って両親はともかく、妹家族が全員巻き込まれるとはどうしたらよかったのか。。。

Posted byブクログ

2025/10/24

読んだら精神もってかれそうで、ずっと読み渋っていた作品。 日本で起きた凄惨な事件の1つとして内容が知りたくて読みました。 ノンフィクションというだけに読み進めるのはなかなか辛く、 被害者が学習性無力感に陥っているとはいえど、 家族内で電流を流したり、殺し合いをしている描写はかな...

読んだら精神もってかれそうで、ずっと読み渋っていた作品。 日本で起きた凄惨な事件の1つとして内容が知りたくて読みました。 ノンフィクションというだけに読み進めるのはなかなか辛く、 被害者が学習性無力感に陥っているとはいえど、 家族内で電流を流したり、殺し合いをしている描写はかなり辛いものがありました。 改めてマインドコントロール、恐怖での支配、誘導術について怖さを認識しました。 なにより松永の発言の読んでいて自分は手を下してないから悪くない、人の死を軽く見ているんだなと感じ、憤りも感じられました。 内容が内容だけに評価はつけませんが、文章は読みやすかったです。

Posted byブクログ

2025/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

えぐい。何回も読むのをやめようかと思ったけど、それに反する先を読みたいと思う気持ちが勝って、3日で読んだ。 ノンフィクションなのに、残酷で鬼畜すぎて物語かと錯覚してしまう。最後まで松永の本心がわからないのが、悔しい。 絶対的な支配をしていたのに、借金取り?かなんかが家にきた時、部屋の隅で小さくなってた的なことを息子さんが言っていたと言うのをみて、驚いた。 死刑判決を受けてからも、(自分の独房?の前を通る)運動場に行く収容者に正座でにこやかに挨拶をしているのが怖い。 どうしたらああいう人間になるのか、生まれつきなのか、環境なのか。 確かに怖かったし、被害者、遺族のことを考えなるといたたまれない気持ちになるが、私は無差別の方が怖いので、まだ寝れなくなったり、夜歩く時の怖さはなくて、生活に支障が出なくてよかった。関連本も読みたいと思った。

Posted byブクログ