作家のおやつ の商品レビュー
2014年6月30日読了。 作家の「人としての顔」が垣間見れた。全国の美味しそうなお菓子をたくさんチェックできたという喜びの方が大きいが(笑)
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ここで紹介されているのはかの名作を生み出した作家たちが、執筆の合間合間に口にしたであろう「おやつ」を紹介し、彼ら彼女らの「人となり」に迫るものです。手塚治虫が愛したチョコレートを始め様々な物が出ます。 タイトルが気になったので手にとって読んでおりました。「コロナブックスの作家...
ここで紹介されているのはかの名作を生み出した作家たちが、執筆の合間合間に口にしたであろう「おやつ」を紹介し、彼ら彼女らの「人となり」に迫るものです。手塚治虫が愛したチョコレートを始め様々な物が出ます。 タイトルが気になったので手にとって読んでおりました。「コロナブックスの作家シリーズ」の一冊で、作家がメインですが、「食」を通して、その中でも「おやつ」を通じて作家の人柄を紹介しているのでございます。 作家という職業は精神的なものが大きなウェートを占めるということはいうまでもなく、その中でも「食」というものは重大な影響を与えるということを以前ここでも紹介させていただいた嵐山光三郎氏の書籍からも明らかでしたが、あくまでも主食ではない執筆の合間合間に口にする「間食」の中にもその人その人の「個性」が出ていて、読みながら面白いもんだなぁと、思ったしだいでございました。 三島由紀夫が食べたといわれるウイスキーボンボンやかぼちゃの種。川端康成が食したといわれるカドの洋菓子。開高健が「オーパ!」シリーズでも旅先に持っていったといわれる榮太樓のみつ豆…。そのどれもが本当においしそうに撮られていて、それを口に入れながら執筆の疲れを癒していたんだなぁと、そんなことを考えておりました。 ファンにとってはたまらない一冊であり、巻末にお店の住所も収録されておりますので、ここに掲載されているおやつを食べて好きな作家の「思い」に触れてみる、なんていうのもよろしいのではないのでしょうか?
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【本】”作家のおやつ”平凡社コロナブックス刊 読了。あまり”作家その人”に興味が無いのか、エピソードとか自伝とか知らない事に気づいたけど、たとえば「おやつ」などという、共感持ち易い”軸”周りに眺めると、すっと入ってくるんだなぁ、と発見。面白かったぁ。
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ごはんは文字通りわたしたちのからだをつくる。 おやつはわたしたちの心をつくる。 おやつから見える、大好きな作家たちの心のかけら。
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想像をかき立てるものを作る人たちが生きていた時代へ、おやつひとつで旅を。 軽く読めるおやつガイドブックで、文芸入門書。 これを持って、町へ。
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数々の世界を、自分なりの表現法で作り、伝えていく職業、作家。 様々な分野で活躍してきた作家達は、どんな甘味を好み、愛したのか? 家族、友人、後輩、編集者…作家に関わった人達による、甘味にまつわる思い出を、愛したおやつの写真と共に語る、作家達のおやつのアルバム本。 誤検索で、見つけました。表紙は、万惣フルーツパーラーのホットケーキです。おやつの紹介本として、楽しみました。 読む前までは、「日本に住んでいるのだから、和菓子なんて…」と思っていましたが、知っている和菓子は、殆どなく、ちょっと悔しい。。 まだまだこんなにも食べていない和菓子が、あるんですね。 個人的に、月世界本舗の月世界と、村上開新堂の好事福廬が、気になりました。 月世界は富山の銘菓の砂糖菓子で、名前に惹かれます。 好事福廬は、みかんをくり抜いてゼリーにしたもので、同じく名前にも惹かれます。 調べてみたら東京の方は、紹介がないと買えないらしい… お菓子にも、一見さんお断りってあるんですね
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たくさんの作家が、仕事の間に食べたお菓子、おやつに食べたお菓子。 それがどんなもので、どんな風に食べていたのか、が 写真付きで、身近な人が書いたエッセイ付きで説明されています。 もちろん最後には、どこで買えるのか、ちゃんとお店の名前と 住所があったりで、気になれば買いに行けると...
たくさんの作家が、仕事の間に食べたお菓子、おやつに食べたお菓子。 それがどんなもので、どんな風に食べていたのか、が 写真付きで、身近な人が書いたエッセイ付きで説明されています。 もちろん最後には、どこで買えるのか、ちゃんとお店の名前と 住所があったりで、気になれば買いに行けるという…w 空腹時には読んではいない、とまではいいませんが ちょっと危険な感じがします。 しかし、これだけ色々な人が出てきているというのに 知っているのは手塚先生だけ、でした。
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この人、こんな顔してこんなお菓子食べてたの? このお菓子、私も好き…このお菓子を食べてた人の本、読んでみよっかな。 【熊本学園大学:P.N.モルト好き】
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こんなにおいしそうなホットケーキの写真を初めて見た。 しあわせな気分になれる。 個人的にはもう少し明治大正の作家を多く取り上げてほしかった。必然的に現在も残っているお菓子を扱わざるを得ないんだろうけれど。 同シリーズの他の本も手に取ってみたい。
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みなさんインドアで脳をつかう人ばっかですからね、そりゃちょっと甘いものが食べたくなったりするんでしょうね。 好みもいろいろ。わりかし素朴。どれも食べてみたくなります。
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