ベンジャミン・バトン の商品レビュー
読み終わって気付いた。 フィッツジェラルドの作品だったんですかこれ。 映画は既に見ていたのだけれど、大分内容が違ってびっくり。 でもこっちの方が淡々としていて彼の人生がストレートに伝わってきて好き。 なんていうか‥ 人間失格のようちゃんが最後に言った一言が読み終わったあとひゅっと...
読み終わって気付いた。 フィッツジェラルドの作品だったんですかこれ。 映画は既に見ていたのだけれど、大分内容が違ってびっくり。 でもこっちの方が淡々としていて彼の人生がストレートに伝わってきて好き。 なんていうか‥ 人間失格のようちゃんが最後に言った一言が読み終わったあとひゅっとよぎりました。 人生とは。 ‥。
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映画化もされたS・フィッツジェラルドのファンタジー。 生まれた時は老人で、どんどん若返っていく男の話。 象徴的なストーリーと絵本仕立ての装丁に惹かれましたが、ちょっと難解かな…と思い二軍落ちです。
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この物語はタイトルのとおり、その主人公の数奇な人生を描いた物語です。主人公は変わった人間で、生まれたとき80歳ぐらいの体格で生まれてきます。そして、年をとるにつれて若くなっていくというような人間なのです。この物語は人との出会いや別れ、人生の大切さがわかる物語です。最後は予想できて...
この物語はタイトルのとおり、その主人公の数奇な人生を描いた物語です。主人公は変わった人間で、生まれたとき80歳ぐらいの体格で生まれてきます。そして、年をとるにつれて若くなっていくというような人間なのです。この物語は人との出会いや別れ、人生の大切さがわかる物語です。最後は予想できてしまう結末ですが、その中で感じることは大きいものであると、この物語を読んでそう思いました。
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2009/10/10 図書館にて読了 フィッツジェラルドの短編には当たりはずれが多いそうで、これははずれの方に区分されていたそうな。 個人的には、このやりきれなさの設定が何とも言えない。 結構好きです。
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寓話的で不思議な味わい。 この本はイラスト入り、行間があいているので、ふうわりと読めてしまいます。 1860年夏のある日、南北戦争後のボルチモア。 名門のバトン夫妻に生まれた最初の子は、なぜか老人の姿をしていた。 恐怖に脅える病院の人たち。 息子に着せる服を探して、大人がお祭りで...
寓話的で不思議な味わい。 この本はイラスト入り、行間があいているので、ふうわりと読めてしまいます。 1860年夏のある日、南北戦争後のボルチモア。 名門のバトン夫妻に生まれた最初の子は、なぜか老人の姿をしていた。 恐怖に脅える病院の人たち。 息子に着せる服を探して、大人がお祭りで着る子供服を買う父親。 少しずつ若返っていく息子。 だんだんと違和感が無くなり、父親とは友人のようになっていく。 結婚もするのだが… 美しい妻はいつしか年上に?残酷ね〜。 軍役もしたのに、英雄と名乗ってもその時の姿はもう少年なので信用されない。最後は幼子に戻り? SF的とも言えますね。 フィッツジェラルドは1896年生まれ。大学を中退して陸軍入隊、第一次世界大戦を経験。といっても国内駐留だったそう。 20年に作家デビュー、妻ゼルダと共に狂騒の華やかな時代を生きるが。 29年の世界恐慌、妻ゼルダの統合失調症などに絶望、アルコール中毒に。 この作品は1922年発表。 この本は2009年1月発行の新装版。 ブラピとケイト・ブランシェットで映画化されてます。ちょっと雰囲気は違うのでしょう。
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ブラッド・ピット主演で映画化されました。 とっても薄いし、バトン氏のイラストが時折入るので、1時間くらいで読めちゃう本です。 感想は・・・おもしろかったよ。 映画化された作品は見てないけれど、「見たい!」って思えるおもしろいストーリーでした。 切なくなるんだけど、心もあっ...
ブラッド・ピット主演で映画化されました。 とっても薄いし、バトン氏のイラストが時折入るので、1時間くらいで読めちゃう本です。 感想は・・・おもしろかったよ。 映画化された作品は見てないけれど、「見たい!」って思えるおもしろいストーリーでした。 切なくなるんだけど、心もあったかくなる春風のようなお話です。
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映画を見ました。 身体の成長過程が時間と逆になっちゃったってストーリー。 フィッツジェラルドはやっぱすごいこと考えるよね。 でも人生のピークなんて考え方はあんまり好きじゃない。 雷7回当たった人は思いのほか、良い人生のような気がする。
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映画原作。生まれた時は見た目が70歳くらい。段々と若返って行くベンジャミン。 短いお話でした。あっという間に読めて、人生ってこんな短いのかなとか思ってしまいました。勝手な感想ですが、主人公が見た目のせいでいろいろかわいそうでした。
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映画は観てませんが、フィッツジェラルド原作だったのか〜と、読む気に(笑) 思っていたよりも淡々と、そしてスピーディーな話でした。書き込んだらいくらでも長編にできそうな話ですね。アクセル・ハッケの『ちいさなちいさな王様』を思い出しました。
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つい最近映画化された原作本。 結局映画みてないんだけど、おそらく映画より平坦な文体。 でも、そこから感じられる思いは変わらないような気がする。 人生とは。。。赤ちゃんから成長して、最後には結局戻っていくのかもしれない。
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