蝶番 の商品レビュー
文京区根津でイーディという珈琲とお酒のお店のママ、中島桃果子さん。この作品で、第4回新潮エンターテイメント賞を受賞しデビュー。 根津の友人(女子)の知人(たぶん男性)の行きつけのお店。8月に10年振りの新作「宵巴里」プライベート出版。是非、読んでくださいねって私のところにも回って...
文京区根津でイーディという珈琲とお酒のお店のママ、中島桃果子さん。この作品で、第4回新潮エンターテイメント賞を受賞しデビュー。 根津の友人(女子)の知人(たぶん男性)の行きつけのお店。8月に10年振りの新作「宵巴里」プライベート出版。是非、読んでくださいねって私のところにも回ってきました。装丁の美しさにこだわりISBNを所得せず、地道に販売してるみたい。 ちゃんと読ませていただきましたので、こちらを登録しておきますね。 ママやりながら、小説書くなんて、来世は私もそれでお願いしたいです。と思いましたが、宵巴里は、経営しているお店をモデルにされたかなり現実に近いものかと。そうすると、コロナやらご病気やら経営やら、隣の芝生は青いって事ですかね。 文体が特殊、思っていること言った事、そのまま文章にする感じ。(もちろんそれが作風ですよね)なので、慣れるまで小説という感じがしません。お店を覗いている感じです。 よく飲んで、よく書いてください。
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最初、読み難い感じがして入り込めなかったんだけど、「本谷有希子さんっぽいなぁ」と思ったら、この作者さんも演劇の人で、あーそうなのか、と思ったら場面場面の雰囲気を楽しめばいい気がして、そしたら面白く読めたようなw ボーっと気を抜いて読んでると、繋がり方がごっちゃになっちゃうけど、そ...
最初、読み難い感じがして入り込めなかったんだけど、「本谷有希子さんっぽいなぁ」と思ったら、この作者さんも演劇の人で、あーそうなのか、と思ったら場面場面の雰囲気を楽しめばいい気がして、そしたら面白く読めたようなw ボーっと気を抜いて読んでると、繋がり方がごっちゃになっちゃうけど、そこはまぁいいやと思って。 このシーンすごいなー!好きだなー!みたいな感じで楽しんでみました♪ 追わないけど、また出会ったら読むかも、って感じw
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これで「もかこ」先生なんだな・・・そしてまさかの大阪弁・・・。新潮エンターテイメント大賞選考の際での選考委員が、江國香織先生だったらしいですが・・・たしかに文体やら諸々、江國先生カラーが強い・・・と思われます。庶民感が強い大阪弁の江國カラー。
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※このレビューにはネタバレを含みます
四姉妹の話。 語り手が四姉妹のそれぞれで、それぞれあだ名や関係で語るのでどれが誰なのかスッと頭に入らない。 四姉妹のうち誰一人とも共感できないうえに、文体も私には合わなかったようだ。
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女四姉妹の話。わざとだと思うけれど、語り手が四人でバラバラと変わるので、誰が話しているのか追いかけるのに必死。
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図書館にて。 構成もわかりにくいし登場人物のキャラクターも若干ぶれている気もするし、ラストもいまいちだと思ったけれど、それぞれの痛々しい部分の気持ちが自分の隠してきたことを言い当てられたような気持になった。 親から投げられた言葉がずっと消えなかったり、弱い部分をどうしても治せなか...
図書館にて。 構成もわかりにくいし登場人物のキャラクターも若干ぶれている気もするし、ラストもいまいちだと思ったけれど、それぞれの痛々しい部分の気持ちが自分の隠してきたことを言い当てられたような気持になった。 親から投げられた言葉がずっと消えなかったり、弱い部分をどうしても治せなかったり、でもそんなものを抱えつつ時間が流れていく感じ。 解決はしないかもしれないけど、現実はそんなものだろう。嫌いじゃない。
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私には姉妹がいないので、こういう姉妹モノは面白い。 たぶん、姉妹がいる人とは違った印象だと思う。 姉妹モノと言えば断然江國香織がその旗手だと私は思っているのだけど、この方もかなり良いものを持ってるようだ。 この話は、世間一般の考えとは違って長女が一番破天荒というところが良かった。...
私には姉妹がいないので、こういう姉妹モノは面白い。 たぶん、姉妹がいる人とは違った印象だと思う。 姉妹モノと言えば断然江國香織がその旗手だと私は思っているのだけど、この方もかなり良いものを持ってるようだ。 この話は、世間一般の考えとは違って長女が一番破天荒というところが良かった。 それも親の愛情を得る為っていう、いかにも単純ながら人間の根源的欲求に素直な長女に、私は一番親近感を感じた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
4人姉妹 長女の艶子の突然の失踪 唯一残していった謎のメモのような詩 揺らいだそれぞれ姉妹の気持ち 生きにくい日常、親とすれ違う気持ち、それでも生きていかなければならない毎日 艶子 菓子 棗 虹 みんな名前変じゃない?今さらだけどw 艶子のやってることが著者と似ている気がする? 一文がいちいち長いのは乳と卵と似てるね)^o^(
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長女の失踪から始まる四姉妹の視点・性格を展開していくストーリーでしたが、その割にはそれぞれのキャラクターの背景が浅いような気がしました。
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可愛らしく、背表紙だけで惹き付ける装丁。艶子・菓子・虹子・棗の四姉妹のお話。ある日、東京で菓子と暮らしていた艶子が失踪してしまうところから、お話は始まる。ずっと一緒に育ってきた姉妹なのに、それぞれ個性は違い、互いに思いやっているつもりなのに 少し理解できなかったり、イライラしたり...
可愛らしく、背表紙だけで惹き付ける装丁。艶子・菓子・虹子・棗の四姉妹のお話。ある日、東京で菓子と暮らしていた艶子が失踪してしまうところから、お話は始まる。ずっと一緒に育ってきた姉妹なのに、それぞれ個性は違い、互いに思いやっているつもりなのに 少し理解できなかったり、イライラしたり、羨ましかったり、憎らしかったり・・・でも、とても大事。 そんな複雑な思いをそれぞれの視点から綴っていて、自分は誰に共感できるか?などと考えつつ読む。でも、そこのとこは少し浅い感じかな?雰囲気を楽しむような話でした。
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