筒井版 悪魔の辞典 完全補注(上) の商品レビュー
何というか・・・。如何にそのものを悪く表現するかに力を入れて書かれた辞典のような本です。ひねくれています。
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1911年、アメリカで刊行された皮肉と諧謔の名著に、スラップスティックの鬼才が挑んだ決定版!筒井康隆、唯一の翻訳書を上下2巻で完全文庫化。上巻はA~L。人間の本質をえぐり、あらゆる物事から虚飾を剥ぎ取った「悪魔語」が、100年のときを経て鮮やかに現代によみがえる。
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数十年前に、原著ビアスに出会った時と比べると筒井康隆と言えども直言さにゆとりを感じる。それだけ馬齢を重ねたということか。
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(上下共通) 完訳ってのがそもそも重要なわけです。 筒井もがんばって訳したんだろうけど、原書の単語の選択であるとか、時代性であるとかが、やはり全体的に楽しかったと言い切れないところです。 資料的価値は間違いなくありましょう。 下巻の「UN-AMERICAN」だけは現代的だなぁとい...
(上下共通) 完訳ってのがそもそも重要なわけです。 筒井もがんばって訳したんだろうけど、原書の単語の選択であるとか、時代性であるとかが、やはり全体的に楽しかったと言い切れないところです。 資料的価値は間違いなくありましょう。 下巻の「UN-AMERICAN」だけは現代的だなぁというか、昔からアメリカは変わらないなぁというか。 この項目だけでも一読して苦笑いを是非。
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これはおもしろいです! 辞書を読むってこういうことなんだと改めて気付かされる(笑) こういう本、もっと出版してくだし^^
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