「思考」のすごい力 の商品レビュー
細胞レベルで生業や知性を科学の目線で明らかにしながら、その集合体である人間はどうしたらなりたい自分になれるか。環境による細胞の反応をもとに示唆する本
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間違えて電子書籍で購入、 キャンセルしてから本を買った! ブルースリプトン博士の話 聴きたいな!また日本に来ないかしら。
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※このレビューにはネタバレを含みます
●購読の動機 真柄俊一氏の「遺伝子群の働きを正常化すれば、がんは治せる」で紹介されていて是非読みたいと思った。 人間の持つ無限の可能性の扉を開く新しい生物学の革命的挑戦!遺伝子は単なる生物の設計図にすぎない。意識や環境が細胞をコントロールし、遺伝子のふるまいを変えるという驚くべき真実。 ●所感 原書のタイトルは「The Biology of Belief」 エピジェネティクス 細胞単体の優れた能力(生理学) 細胞の集合体としての多細胞生物(人間を含む) 多細胞生物内の細胞は集合体に貢献する生き方、死に方をする。 多細胞生物全体で細胞が調和して働く仕組みはタンパク質による情報伝達 タンパク質の種類は驚くほど少なくて、同じタンパク質が異なった指令を帯びている 複数が同時に出された時にはより上位の指令が優先される 最高の階層は脳からの指令 つまり「思考はすごい力」を持っている 第5章心が持っている素晴らしい力 ・不治の病が治った ・否定的な考えを排除、肯定的に考える ・脳は体全体の細胞をコントロールする ・意識を正しく用いれば、秒針を健康にできる ・心は身体に優先する(信念はいったいどのようにして身体の状態をコントロールするのだろうか?) ・プラシーボ(偽薬)に治療効果があるのはなぜか ・心は薬より力がある ●訳者(西尾香苗) 適切な訳者注が豊富にある。 ●もう一度読みたい(読むべき本)
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日本語タイトルから成功哲学的な本かな?と思っていたら 細胞生物学者が量子物理学の研究も交え遺伝子、ミクロのレベルで、 思考が変化を及ぼす事を立証する超真面目な本でした。 が、研究者でありながら非常にユーモアあふれる語り口なのですいすい読める。 DNA遺伝子決定主義を批判。要因は遺...
日本語タイトルから成功哲学的な本かな?と思っていたら 細胞生物学者が量子物理学の研究も交え遺伝子、ミクロのレベルで、 思考が変化を及ぼす事を立証する超真面目な本でした。 が、研究者でありながら非常にユーモアあふれる語り口なのですいすい読める。 DNA遺伝子決定主義を批判。要因は遺伝子だけではなく環境によるところが大きい。 スイッチを入れるのは環境からの信号である。 DNAは細胞の生殖器であり、決して細胞の脳ではない。 生命とは何かを考えさせられる。生きているって素晴らしい。 おすすめのサイエンス本です。
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エピジェネティックスの世界、心と細胞の関係がとてもわかりやすく書かれている。ここに量子物理学との融合がある。すべてはエネルギーとの調和によって生かされもし殺されもする。特に子供への潜在意識への親の影響はとても大事。胎児の頃から影響する。 潜在意識内のプログラムを変える方法として、...
エピジェネティックスの世界、心と細胞の関係がとてもわかりやすく書かれている。ここに量子物理学との融合がある。すべてはエネルギーとの調和によって生かされもし殺されもする。特に子供への潜在意識への親の影響はとても大事。胎児の頃から影響する。 潜在意識内のプログラムを変える方法として、PSYCH-Kサイケーという方法があるとのこと。 190916 再読 エネルギー医学やプラシーボ効果、ノーシーボ効果など、現代医学における器質重視や病気の原因を観ず症状緩和だけの治療の問題点を指摘している。生命力を支配しているのは、遺伝子ではなく、思考である。
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生物学を学んできた著者がスピリチュアルの世界にたどりつくまでの話。 人は「考えた通り」の自分になるし他人もまた「考えた通り」の人になる。 内容的には引き寄せの法則に近いかな。 まあまあでした。
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2015年106冊目。 人は遺伝子によってあらかじめすべてを決められているのではなく、遺伝子の発現は後天的な要素によって制御できるとする「エピジェネティクス」。 そしてその後天的要素は、外部環境によるシグナルであり、さらには人の思考だと言うのがこの本の主張。 原題に“Biolo...
2015年106冊目。 人は遺伝子によってあらかじめすべてを決められているのではなく、遺伝子の発現は後天的な要素によって制御できるとする「エピジェネティクス」。 そしてその後天的要素は、外部環境によるシグナルであり、さらには人の思考だと言うのがこの本の主張。 原題に“Biology(生物学)”という言葉が入っているだけあって、特に前半は科学的用語を用いた説明が多いが、ユニークな例えや図表、そして著者のノリの良さも相まってとても読みやすい。 後半から徐々にスピリチュアルな話も増えてくるが、全体的に「氏も育ちも、思考によって超えられる」というメッセージ性は読んでいて心強い。
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邦題はとんでもなく胡散臭い。いわゆるトンデモ系である。 でも原題は"The Biololgy of Belief "。やっぱり胡散臭いか。 実際「細胞の脳は細胞膜である」なんて書かれていて大丈夫か、と思う。 でも著者は変わった経歴を持っているが、それなりにまっ...
邦題はとんでもなく胡散臭い。いわゆるトンデモ系である。 でも原題は"The Biololgy of Belief "。やっぱり胡散臭いか。 実際「細胞の脳は細胞膜である」なんて書かれていて大丈夫か、と思う。 でも著者は変わった経歴を持っているが、それなりにまっとうな生物学者。 大部分はまっとうな科学的議論で最近の文献も引いて説明している。 ”細胞膜は脳”というのも、表現はどうかと思うが言いたいことは理解できる。 遺伝子・DNAに関する最近の新しい知見(エピジェネティクス=DNAが全てをコントロールしているのではなく、DNAは単なる設計図であり環境から変更されることもある)や関連する研究に関して分かりやすく紹介されているので、それを簡単に理解するのにも意外と役立つ。 分かりにくいとことか不確かなところは訳者が結構説明を加えてくれているので読みやすい。 ただ、すべてはエネルギーだなんて感じの量子物理学に関する話とかは定性的な議論しかしてないのでどうかと思うし、最後の2章ぐらいはついていけないところも多い。題名の”思考”、というか”自己意識”とか”潜在意識”、”魂(スピリット)”についての著者の考察なんだが、前半で紹介した細胞生物学の新しい知見に基づいて、”明らかになった”と著者は言うのだが、どうも論理の飛躍がある。我々の意識は環境からダウンロードされたものだから、身体が死んでも残るだの。ただ、その主張に関しては、要は「病は気から」「気の持ちよう」的な話で、日本人にとってはそんなに受け入れがたいものでは無いように思う。一応科学的な考察に基づいた自己啓発的な内容と思えばよいのかもしれない。人間が感じるものは、脳で感じる。対象が同じでも見方(フィルター)によって変わる。物事の良い面を感じている方が楽しいに決まっている。楽観的な思考、バラ色のめがねを通じて世界を見る。プラス思考は体も人生をも変える力がある。ということかな。
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細胞生物学者による自己啓発書。 人間の資質や能力は遺伝子によって決定・支配されているのではなく、 思考によってコントロールできるし変えられるんだよ、ということが 細胞生物学や量子力学的見地から説明されています。 けっこう人生観が変わりますね。 物質はすべてエネルギーでできている...
細胞生物学者による自己啓発書。 人間の資質や能力は遺伝子によって決定・支配されているのではなく、 思考によってコントロールできるし変えられるんだよ、ということが 細胞生物学や量子力学的見地から説明されています。 けっこう人生観が変わりますね。 物質はすべてエネルギーでできているという量子力学的な世界観がまずあって、 そこから心と肉体、スピリチュアルな世界と科学の世界を 切り離して考えることがいかにナンセンスかってことを力説しておられます。 人間というのはは約50兆個もの単細胞からなる共同体だから、 細胞が細胞膜から取り込んだ環境情報からDNAをコントロールするように、 人間自身も心で身体をコントロールできるということらしい。 子育てにしても、プラシーボ効果を最大限利用して、 「やろうと思えば何でもできるんだよ」という 潜在意識を植え付けてあげることが大切だそうです。 生命が競争原理によって進化してきたとするダーウィン理論より、 生命全体が環境との調和や生命同士の共同によって成り立っていて、 愛情深い者が生き残るというこっちの理論の方が、 希望が持てていいと思います。
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読み始めたら、一気に読んでしまった。 『がん、自然治癒力のバカ力』の真柄俊一先生お勧めってことでしたが、大変興味深かったです。 遺伝子の発現を調節する機構を研究するエピジェネティクスという生物学についてはかなり専門的な解説。ただし、意識や心、エネルギーっていう話しになってくると、...
読み始めたら、一気に読んでしまった。 『がん、自然治癒力のバカ力』の真柄俊一先生お勧めってことでしたが、大変興味深かったです。 遺伝子の発現を調節する機構を研究するエピジェネティクスという生物学についてはかなり専門的な解説。ただし、意識や心、エネルギーっていう話しになってくると、かなり飛躍が。でもそっちの方が面白いんだけど。
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