エリアーデ 自身を語る 迷宮の試煉 の商品レビュー
刊行当時に図書館で借りて読んで、非常に印象に残っていた。久しぶりに読み返してみて、当時の自分にとっても、今の自分にとっても、気になる話題が散りばめられていることに気がついた。両性具有、イニシエーション、語学、文化的活動と政治の関係、旅、恐怖の女神—母神、世界の創造、文学と学問の...
刊行当時に図書館で借りて読んで、非常に印象に残っていた。久しぶりに読み返してみて、当時の自分にとっても、今の自分にとっても、気になる話題が散りばめられていることに気がついた。両性具有、イニシエーション、語学、文化的活動と政治の関係、旅、恐怖の女神—母神、世界の創造、文学と学問の関係性。エリアーデがどのようなことを心がけて生きてきたかも語られる。作家であり、同時に学者でもあり、創作活動と学問に優劣をつけない。自身を批判したり攻撃したりした者たちに反論したり怒ったりするのではなく、その者たちをも愛することを強調する(pp219-220)。すごい。
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