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ヒストリエ(5) の商品レビュー

4.3

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2022/03/19

示威行動 そこで「知識」とともに様々な「疑問」で心が埋まり…そして旅だヘロドトスの如く マケドニア王…フィリッポス! 東ヨーロッパに現れた隻眼の王の話である

Posted byブクログ

2017/07/01

故郷カルディアに戻り、兄に再会。“母”の末期の悔悟を知る。マケドニア王に認められマケドニア王国に官吏になる。エウメネスが飄々としながら、あらゆる事態を難なく乗り越えるのが爽快。新キャラが数多く配されました。新たな舞台に期待が高まります。

Posted byブクログ

2016/02/10

 表紙は第1巻冒頭に登場している、マケドニアの敵ペルシャのトロイアス州総督の妻・バルシネ。  ボアの村人として成長した青年エウメネス。だが平和は続かない。近隣で友好関係を結んでいたギリシャ人の都市ティオス市の有力者の息子が野心家であり、ボアの村を占領しようと画策する。本巻はエウ...

 表紙は第1巻冒頭に登場している、マケドニアの敵ペルシャのトロイアス州総督の妻・バルシネ。  ボアの村人として成長した青年エウメネス。だが平和は続かない。近隣で友好関係を結んでいたギリシャ人の都市ティオス市の有力者の息子が野心家であり、ボアの村を占領しようと画策する。本巻はエウメネスの知略で木訥なボアの村人にそれを撃退させるという話。つまり軍師エウメネスの誕生が描かれるわけである。戦闘力でも覚悟の点でもハンディのある村人に策略を授けて、有力者の私兵とはいえ、訓練された軍隊を撃退するのだ。  こういう話を書きたかったんだろう。こういうのを読みたかったんだよ。  それに痛快なのは弱きを助け、強きを挫くからだろう。また、エウメネスがカルディア時代に買っていた猫と同じ名前の少女サテュラと彼は互いに意識し合う関係にあるのだが、サテュラが件のティオス市の有力者の息子の許嫁と決まっていたことで、さらに話はややこしくなる。  つまり、事態の収拾のためにはエウメネスは村を去らねばならなくなるのだ。故郷のカルディアにでも行ってみるよということになって、話は第1巻冒頭につながる。第1巻から本巻の刊行まで2年9カ月。ああ。

Posted byブクログ

2016/01/15
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幼少時暮らしたカルディアに帰省したエウメネスは、そこで身分を隠して潜入してい たマケドニア王フィリッポスに見初められる。 その後彼の幕下に加わることとなり、 マケドニアの首都ペラへ赴くこととなる。そこでエウメネスは二人の王子アレクサン ドロスとアリダイオスに出会う。王子アレクサンドロス、後のアレキサンダー大王で ある。 ヒストリエ5巻は物語の大きな転換点となっている。 前半、故郷カルディアに帰ってきたエウメネス。 親の墓参り、兄や旧友との再会、(成り行きで)仇討ちを経てマケドニアの首都ペラへ向かう。 後半、マケドニア王フィリッポスの庇護を得て図書館司書に就職する運びとなったエウメネス。 物語を彩る重要な登場人物が登場しつつ、異国の地マケドニアのさまざまな風物が描かれている。 アンティゴノスという偽名を捨てフィリッポス王が正体を現す場面が衝撃的。 ウィキペディアによればアンティゴノスはアレクサンドロス王の腹心の部下であり後継者の一人であり、エウメネスの親友にして彼の死に大きく関わる人物である。

Posted byブクログ

2015/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1巻に戻り、過去と決着をつけます。 エウメネスは軽やかに過去を乗り越え、軽やか過ぎて 過去の皆さんは置いてけぼり。 前に進む力の強さを感じた1巻でした。

Posted byブクログ

2015/05/31

自由民となり故郷に戻ったはいいものの、かつて暮らしていた家は崩れ、育ててくれた母も他界していた。マケドニアの王と縁あり、かの国へ向かう。で、最後に出てきた蛇の刺青?痣?のある彼は誰?

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2013/09/30

ついに、アリストテレス以外に、知ってる名前が出て来ました。 アレクサンドロス!アレキサンダー大王の事ですよね。 俄然、面白くなって来ました。 エウメネス。軍師みたいな人なのだろうか? 物語は面白いのですが、主人公の彼の名は、世界史に出てきた記憶が無いんですが・・・ 歴史物を...

ついに、アリストテレス以外に、知ってる名前が出て来ました。 アレクサンドロス!アレキサンダー大王の事ですよね。 俄然、面白くなって来ました。 エウメネス。軍師みたいな人なのだろうか? 物語は面白いのですが、主人公の彼の名は、世界史に出てきた記憶が無いんですが・・・ 歴史物を、主人公が誰か知らずに読むって言うのも、ワクワク感倍増です。

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2013/09/14

マンションで読む。再読です。正直、僕には敷居の高い漫画です。でも、いい機会なので、読破したいと思います。それにしても、最近、すごい量の漫画を読んで一増す。

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2013/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

故郷カルディナでエウメネスは自分が去った後の周囲の人々の行く末を知る。ヘカタイオスの部下、ゲラダスに襲われるが返り討ちにするエウメネス。追われる身となり、アンティゴノスの下で職を得てこの街を出る決心をする。 そしてついに明らかになるアンティゴノスの正体。アンティゴノスは、街を包囲するマケドニア王フィリッポスだった。 マケドニア首都ペラで書記官になり、エウメネスの新たな人生が始まる。

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2012/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

父の墓。そして母の墓。 氏の描く顔を見ると先行する作品群を鮮やかに思い出す。 それがいいことなのかよくないことなのかはわからないが。

Posted byブクログ