エジプト十字架の謎 新版 の商品レビュー
エラリー2冊目。 ギリシャ棺と比べると、推理パートが短い感じがするが、先の展開の読めない感じはエジプト十字架の特徴だと感じた。
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言わずと知れた有名作、今更読みました。 事件のインパクトがとにかく派手でぐいぐい読めました。終盤の追跡劇も読みごたえがあって、なるほどこれは某作みたいに退屈だとは感じなかったです(苦笑)。 このトリック、現代では通用しないよなあって思ってしまいましたが。だからこそ古き良き時代とい...
言わずと知れた有名作、今更読みました。 事件のインパクトがとにかく派手でぐいぐい読めました。終盤の追跡劇も読みごたえがあって、なるほどこれは某作みたいに退屈だとは感じなかったです(苦笑)。 このトリック、現代では通用しないよなあって思ってしまいましたが。だからこそ古き良き時代という気もします。ハイテク捜査もいいけれど、ちょっと味気ないと感じることもあるので。むしろこれ、今読めば斬新に感じるかも? 真っ先に除外する可能性だよねえ。 だけど最後の事件のあれで犯人を特定するのが、シンプルながらまさしくエレガント! すっと読み流してしまったら気づきませんでした。とてもはっきり書いてあったのに!
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首を切り取られ磔にされた男はτ(タウ)十字架の見立て。 現場に残された執拗なTのメッセージ。 繰り返される執拗な猟奇的行為。 血の復讐劇。 〈クロサック〉と名乗る国名シリーズ最多の殺害数を誇るシリアルキラーに、さしずめエラリーも泥臭く戦う。 誉れ高きエラリー・クイーンの国名シリ...
首を切り取られ磔にされた男はτ(タウ)十字架の見立て。 現場に残された執拗なTのメッセージ。 繰り返される執拗な猟奇的行為。 血の復讐劇。 〈クロサック〉と名乗る国名シリーズ最多の殺害数を誇るシリアルキラーに、さしずめエラリーも泥臭く戦う。 誉れ高きエラリー・クイーンの国名シリーズ5作目。
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二度目。一回目は気が散っていたのでしょうか、気付きが足りなかったのか、今回再読してみておぉ~って思えるところ満載。 ひねりも二重三重の仕掛けがすごい。 クイーンの性格の悪さ(!?)も相変わらず。イケメンだと侮るなかれ、ですね。 古い作品~いえいえ、名作は普遍的なものだと改めて感じ...
二度目。一回目は気が散っていたのでしょうか、気付きが足りなかったのか、今回再読してみておぉ~って思えるところ満載。 ひねりも二重三重の仕掛けがすごい。 クイーンの性格の悪さ(!?)も相変わらず。イケメンだと侮るなかれ、ですね。 古い作品~いえいえ、名作は普遍的なものだと改めて感じます。
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国名シリーズ過去四作は、小さな論理を積み重ねていく複雑なプロットが特徴的ですが、本作はヨードチンキの手掛かりによる閃きから犯人を特定し連続殺人事件の全体像を浮かび上がらせるプロセスが圧巻です。 また、T字形の道標に磔にされた首なし死体が発見されるという凄惨な事件、愛車デューセンバ...
国名シリーズ過去四作は、小さな論理を積み重ねていく複雑なプロットが特徴的ですが、本作はヨードチンキの手掛かりによる閃きから犯人を特定し連続殺人事件の全体像を浮かび上がらせるプロセスが圧巻です。 また、T字形の道標に磔にされた首なし死体が発見されるという凄惨な事件、愛車デューセンバーグで四州を横断するダイナミックな追跡劇などエンタメ感も抜群。エラリー・クイーンの入門書として万人にお薦め出来る一冊だと思います。
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訳のせいなのかなんなのか、文章が読みにくかった。あとこれは日本人的センスだと思うが、登場人物の名前の判別が利きにくかった。物語は面白かった。だがなんとなく登場人物の感情の動きが納得できないのは時代のせいだろうか。
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国名シリーズの中でも有名な本書は推理小説を普段読まない人にも薦められる絶好の一冊となっている。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou17402.html
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法月綸太郎『ノックス・マシン』に誘発されて再読。 フェアな記述、読者への挑戦状etc.どこを切っても説明不要の歴史的傑作はヴィンテージ・ワインの味わい…ってヴィンテージ・ワインなんて飲んだことないけどさ~^^;
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もう何回目くらいになるのかな、読むのは。 読むたびに、新たな発見がある。 今回改めて驚いたのはヨードチンキの謎。そうかー、なんか今までスルーしてたけど、実は超絶的な推理だったんだなあ。 「名作」と言われる所以が本当によくわかる。
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T字路でT字形の道標に張り付けられた首切り死体。その容貌もTであった。そこから始まる連続殺人に名探偵エラリー・クイーンが挑む本格ミステリー。 良くも悪くも古典ミステリという感じ。翻訳の持って回った言い方もそうですし、仕掛けについても想像ができました。なのであんまり本格ミステリに...
T字路でT字形の道標に張り付けられた首切り死体。その容貌もTであった。そこから始まる連続殺人に名探偵エラリー・クイーンが挑む本格ミステリー。 良くも悪くも古典ミステリという感じ。翻訳の持って回った言い方もそうですし、仕掛けについても想像ができました。なのであんまり本格ミステリに親しんでいない人の方が、素直に楽しめそうな感じがしました。 序盤は翻訳に少し苦戦しましたが、クイーンが事件の被害者のつながりに気づいたあたりからは、そう来るか! とどんどん読み進めていけます。 Tだらけの事件現場ということでかなり派手な話なのですが、犯人の指摘は地味な証拠に基づいた丁寧な推理で、さすが本格ミステリの金字塔、と言われるだけあるなあ、と感じました。
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