エジプト十字架の謎 新版 の商品レビュー

エラリー・クイーン(著者),井上勇(著者)

2012/09/19

あーやっぱりそっちか、というお話だった。

オカルトチックな導入から、スピード感溢れるラストまで、テンポが良くて面白かった。
とはいえ、背景にこだわりすぎて、がちがちの理詰めの謎解き感が薄れてしまったのはちと残念。

2012/08/22

挑戦もの☆むぅ(*_*;キーアイテムに一瞬おやっと思ったのに犯人にたどり着けず(泣)しかしあれだね(^_^;)現代の科学捜査の前には木っ端みじんになる作品だね。でもここまで面白くて論理的な本格推理小説にはなかなか最近お目にかかれないなぁ(´・ω・)

2011/11/08

アメリカ発 本格推理小説

推理を解けるヒントを必ず小説内にちりばめるイイ意味で挑発的な作りのこのシリーズ。込み入っていて読みにくいけど推理の部分は鮮やか。

そんなヒントじゃ解けないでしょ！ って思った私は修行不足でしょうか？

2011/02/16

段々と進行してゆく事件、おそろしい犯行、そして明らかになる真相。すっかり騙されてしまいました。読者への挑戦にはあえなく敗れましたが、事件の際には一緒になって恐怖に襲われ、終盤では読む手にも汗をにぎり……とてもよかったです。最初は名前に混乱し、長いためにちょっと疲れましたが。

ところで、エラリーの論理的思考や着眼点もすごいものですが、自分の論理に穴があったときの様子などがすごくかわいい。反応が好きです。恩師のヤードリー教授とのやりとりが楽しい。ところで私はリンカーン大統領を醜男だとは思わないんですが、どうなんでしょう。

2017/08/16

　首のない死体。血で書かれた「Ｔ」の文字。
　スポーツカーや飛行機を駆使し、犯人を追跡するエラリー。
　ハリウッドで映画化されてもおかしくないような筋立てだが、
　きっちりと謎解きの痛快さも、含まれています。

　クイーン警視との掛け合いが少ないのが、唯一の減点かな。

2010/01/04

小学校校長の首なし死体の磔事件。Ｔ字に磔られる被害者。続くＴ字磔事件。被害者は富豪とヨットに乗る紳士、死者の磔。被害者３人の共通点。モンテネグロで起きた過去の事件と復讐者。ピート爺さんの小屋でエラリーが見つけた証拠。「ヨードチンキの論理」

　２００９年１２月２２日購入

　２０１０年１月４日読了